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メンヘラなシングルマザーの恋愛模様、次のステージへ

数ヶ月ぶりに、メンヘラが暴走しかけた。

最後にメンヘラが大爆発したのがいつだったのかをさかのぼって見てみると、4ヶ月ほど前のことだった。

不安症で、メンヘラ気質なわたしが4ヶ月間もメンヘラになることがなかったというのは大進歩なので、そのことをまずは誉めてあげたいなと思う。

ゆっくりではあっても、少しずつ成長しているんだなって。こうして不定期でもnoteに自分の気持ちをありのままに綴っていると、こうやって過去を見返して成長を実感できるから、やっぱりnoteっていいなって思った。


今回は、メンヘラになって「もういや!こんな気持ちになったり悩むくらいなら、こんなやついらない!」ってところまで落ち込んだのは1日だけだった。

結構すぐに「そもそも相手に自分の気持ちや考えを話していないし、話した上での相手の反応を見たわけでもない」ということに思い至った。

そう、メンヘラって結局、相手を置き去りにして、自分の頭の中で勝手に物事をネガティブに解釈して話を進めてしまうのだ。

そのことを早い段階で自覚できたので、メンヘラは一旦収束。相手に不安や不満を爆発させるという事態は回避できたのではないかと思う。

とはいえ、もやもやはしている。こういうとき、頻繁に会うことができない距離感ってつらいなってひしひしと思う。


わたしがメンヘラに陥るときって、自分の中で動かせない大切な価値観であったり、二人で考えないと答えが出ない課題がテーマとなっていることが多い。そういう大切な話は、できるだけLINEや電話ではなく、対面で顔を見ながらゆっくり話したい。

そうは言っても、社会人で仕事が忙しすぎる彼。子供がいて生活が忙しすぎるわたし。生活スタイルのズレや、二人の間に横たわる物理的な距離などが壁となって立ちはだかる。


次回、会えるのはいつになるか分からない。その会えるタイミングが、ゆっくり話し合うのにベストなタイミングなのかも分からない。それまで、ずっとこのモヤモヤを抱えて、これが増幅したりメンヘラに落ちることのないように調整しながら、待たないといけないのか…

しんどいなあ…


ありがたいことに、自分の気持ちや考えの備忘録として書いているこのnoteですが、多くの方にフォローしていただけるようになりました。
いろんな意見を持っている方がいると思います。センシティブな話でもあるので、不特定多数の方が読む前提だと、どうしてもわたし自身、ありのままの自分の言葉を自由に綴るのではなく、世間一般的に当たり障りのない言葉や表現をチョイスしてしまうので。

このnoteがあくまでも「つむ自身の備忘録」であるということ、「つむ自身の心のコップから溢れ出してきた思いや考えを、自由に、ありのままに綴っている場所」であるということを理解し、あたたかく見守ってくださる方のみ、読み進めていただければと思っています。

この場をお借りして、こんな自己満足なわたしのnoteを読んでくださっている皆さん、そしてフォローしてくださっている皆さん、ありがとうございます。

今のわたしが抱えているテーマは「シングルマザーの恋愛とそれに伴う責任と覚悟」ということ。

当たり前なんだけれど、子どもがいる人が恋愛をするとき、独り身での恋愛のスタンスではやっていけない。シングルマザーの恋愛って、こんなにハードルが高いのか… って何度思ったか分からない。

普通だったら何年も付き合って信頼や関係性を構築し、結婚したり、子どもが生まれてから考え始めるような人生レベルでのことを「お付き合い」の段階で考えていかないといけない。その時点で、ハードルはましましだ。

文句を言うなら、なんでシングルマザーなのに彼氏を作ったんだよって話になるのかもしれないけれど。わたしの場合、アプリを使ったり恋人を探していたわけではない。偶然ばったりと出会って、そこから自然発生的に関係性がスタートした。探していたわけではなく、それでも運命的に出会ってしまって、好きになってしまったのなら、仕方ないだろう。なんて思ったりしている。

(こんなことを言ったら、他のシングルマザー先輩たちにお叱りを受けるのだろうか。その時点で、シングルマザーの恋愛ってめんどくさいし、ハードルが高いんですよ…)


ここ1年くらい、わたしはうつ状態に陥っていて、パニックの発作なども頻発していた。そんな状況だったから、仕事、生活、子育てといったすべてを一旦ストップして、まずは「生き延びること」「回復すること」にすべてをかけていた。

そんなわけで、彼との関係性も、子どもありきでというものではなく、とりあえずそこにあることを認知している。というスタンスに近かったのかもしれない。

未来のことを考えたり、そういう話をすることはもちろんあったけれど。具体的な話というよりは、ふんわりとした「いつかそうなったら良いよね」みたいなニュアンスのものでしかなかった。


でも、わたしのメンタルがかなり回復してきて、メンヘラやパニック、不安も落ち着いてきたことで、子どもの将来や「子どもにとってのより良い選択」についても思いを馳せられるようになってきた。(今までは「子どもにとっての "最悪" を回避する」ことに集中するだけで精一杯だったのだ)

そうなってくると、突然にこの空白の1年間で流れていた時間が一気にわたしの目の前に押し寄せてきたのだ。

大人にとっての1年は、長い人生の中でのほんの一時かもしれないが、子どもの1年は全世界がひっくり返るくらいの重みを持っている。

1年前までは、まだ赤ちゃんぽさ、幼児っぽさを持っていた我が子は、1年経って幼児っぽさがほとんど抜けて、「子ども」になってきた。自我は強まり、少しずつ「男の子・女の子」といった性別の違いを感じるようになってきたり、数年後の未来についても思いを馳せられるようになってきている。性格や気質も1年前よりも顕著かつ固定化されてきて、自分の意思や好み、プレフェレンスを明確に主張するようになった。


もう、今までのように「なあなあ」ではやっていけないな、と目の当たりにする。わたしが一時停止ボタンを押していた間も、世界の時間は流れ続けていたのだ(当たり前だけれど)

ここからは、止まっていた間に進んでしまっている世界の時間に、わたしが追いついていかないといけない。


そのことにふと気がついたとき、わたしの中の「母親スイッチ」がぱちっと入った。

突然「タイムリミット」や「責任」「覚悟」といったものを強く感じるようになり、そこに対しての焦りのようなものが出てきた。(何事においても、焦るのはよくないよなーとは思っているのだけれど、こればっかりは、、、)

彼に対しても、「特になにも求めない」というスタンスで今まで来ていたけれど、一時停止モードから「母親スイッチ」ONモードに入ったことで、「あなたに子どもの保護者になる本気の覚悟はあるのかい?」という疑問が浮上してきた。

もちろん、相手もわたしに子どもがいることは重々承知だ。それでも、やっぱり、あくまでも今の彼はまだ「独り身」の人間の価値観、スタンス、考え方だなあと感じている。

あなたの人生における選択が、今後はわたしの人生、そして子どもの人生にも影響を与えることになるという自覚をもてるかい?

「独り身」の意識から、「自分の人生≒3人の人生」としての意識にシフトはできるかい?

そこにコミットする覚悟は本当にあるかい?

こういうことを、考えるようになった。求めるようになった。

自分にとっても、あまりに唐突な変化だったので、びっくりしているところがある。本当に、スイッチがOFFからONに切り替わるように。ぱちっと、突然に切り替わったのだ。

でも、「母親スイッチ」を搭載しているわたしはそんな風にぱちっと切り替えることはできるけれど、相手はどうだろうか?


そもそも、「自分個人の人生」ではなく、「自分+子ども」のセットで人生を組み立てたり、仕事や日常のすべてを合わせていくという、新しいスタイルの意識レベルに進化するのに、わたし自身が子どもが生まれてから数年を有した。

独立心や自由でいることに対するこだわりが強ければ強いほど、この新しい意識にシフトするのは大変なことなのかもしれない。

そういうことを思うと(自分自身の体験も考慮に入れつつ)、わたしがぱちっと切り替わったからという理由だけで、相手側もわたしと同期して、ぱちっと切り替わることを求めるのは無茶振りだろうか?なんて考えたりする。

でもなあ。子どもがいるのを知ってて付き合ってるんだから、そもそも最初からそのスイッチ搭載しておけよ。わたしが一時停止モードになっていたとしても関係なしに、ちゃんと覚悟してますモードを維持しててくれよ。なんて、自分のことを棚にあげて理不尽に相手への不満が湧きあがってきそうになったりもする(こういうところ、メンヘラ傾向だなーって思って、自重している)


どうしたものか…


恋愛において、話し合ってお互いの意識や価値観をすり合わせていくことを避けることはできない。それはわかっている。それでも、話すことにはいつも不安や恐れがセットになってついてくる。


相手に覚悟の是非を聞いて、「そこまで突っ込んで聞かれたら、ちょっと自信がなくなりました」「現時点で、そこまでのコミットメントはできません」なんて言われたらどうしよう?

わたしは、悲しむだろうか、怒るだろうか、幻滅するだろうか。そして、どんな決断を選択するのだろうか?

話し合うということは、自分が望まない返答が返ってくるかもしれないリスクを背負うということだ。どちらに転ぶか分からない。そのときに、自分はなにを選ぶ?なにを選択する?それでも「この人がいい」と思うのなら、時間をかけてでも相手に理解してもらったり、変わってもらう努力をしなければいけない。

それだけの努力をしたいと思えるほど、「この人がいい」と思えるだろうか?そしてなによりも。それは子どもにとって、どんな影響を与えるだろうか?(これが一番重要な判断基準になるかもしれない)


恋愛においての手引書はたくさんあるけれど。
シングルマザーの恋愛に特化した手引書ってどこにもなくて。
あったとしても、結局それが「わたしにとって」や「わたしの子どもにとって」の正解とは限らない。

答えなんてどこにもなくて、正解なんてものもきっとどこにもない。
ただただ、その時々で自分が納得できる選択を重ねていくしかない。
怖くとも。未来が見えなくとも。
勇気を振り絞り、自分の心を信じて。


それでも。
こうして次のステージの入り口に立っているのは、わたしがいろんな面で回復し、そして成長した証だから。そのことは、誇っていいと思うし、ありがたいなって思う。

ポジティブに、軽やかに。
流れのままに。

そうやって、言い聞かせて。
結局は、なるようにしか、ならないからね。


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