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ギリシャにて俳優/歌手として出演した映画の挿入歌がCDになりました💿

2018年にギリシャで撮影したオペレッタ映画"PERCEPHONE"の挿入歌が一枚のアルバムになりました。

私はアルトコーラスとして4曲歌ってます🎙

現在はbandcamp上で販売しています。

通信制高校に通いながら、歌手になりたくて週5味噌カツ屋でアルバイトをする傍らボイストレーニングに通っていた16歳時。

東京に受けに行ったとあるメジャーオーディションに通過した。その道が拓かれる手前で、両親の意向で道を断たれた。

その後これまた両親の希望で進学した(=抗ったものの最終的に折り合いをつける他なかった)後、卒業した時には21歳。

当時は「ハタチ過ぎて自分の能力で歌手一本は無理だろう」と踏み、まだ可能性があるかもしれないと判断した役者の道を志した。

充実してたけど、役者として活動しながらも奨学金を返しながらの一人暮らし、貧乏休み無しでアルバイトに埋め尽くされた日々。

その間ナイトクラブや舞台上で歌うこと、インディーズのオムニバスCDに参加したこともある。でもそれらは個人的な感覚としてまだ序章という感じで。

歌にスキル的な自信は一切持てずにいながらも、心の奥底にひっそりと震える想いがずっとあった。下手くそだってわかってるけど、理屈じゃなくて歌い続けたかった。

そして来るは26歳。このタイミングで欧州に住んでいたことが幸いし、日本人俳優を募集していたこの映画のオーディションに応募し通過。

歌手という意味では10年越しに、俳優としても海外で映画に出るという夢が叶った。

ギリシャで名の知れたギリシャ人俳優・歌手達。日本人に至っても、ヨーロッパで活躍するソプラノ歌手の方、宝塚歌劇団出身の方、後にハリウッド映画に役有りで出演される方など、その道の超プロフェッショナル達に囲まれて。

恐れ多くともこれは審査員である監督を通して神様が与えてくれた機会だと受け止め、自分なりのベストを尽くした。

共演者の方々のご協力ありきでなんとか、かんとか、でありました。

"魂の向くこと"は「良心に従って」行動にするべきなのだ❤️‍🔥

今すぐに花開くか、寧ろ花開くかすらわからなくても。

私は昔から所謂社会的に良しとされるレールを外れて生きてきた人間で、だから四方八方から山ほど好きなように言われ嘲られてもきた。

でもそれらの声に惑わされず、自分の情熱を大切にしてきて本当に良かった!と、年々この思いは膨らむばかり。

【理屈や論理では言い尽くせない湧き上がるような情熱は神様が植えてくれたもの】だと、私は思ってる。

今年なんとしてでもしたいこと・少し余裕ができたら挑戦したいことも既に幾つか浮かんでる。

歌に関しては、今後は可能な限り神様を賛美する・自分の魂の言葉を音に乗せるという主旨で歌いたい。映画で共演した方に、ウィーンにお住まいでありプロ歌手として教会でも歌ってらっしゃる先生をご紹介頂いたのはつい先日。

信仰第一・家庭を大事にしながら、日々自分の魂の向く方向に従って命を燃やし続けたい。

「種を蒔きつづけよ。なぜならあなたはどれが育つかわからないからだ。しかし実際には、すべて育つだろう」

- アルバート・アインシュタイン

P.S. 映画のタイトルにもなっている「ペルセポネ」とはギリシャ神話の女神ですが、この映画はこの神を支持・崇拝するような作品ではなく、飽くまでも物語モチーフとして使用しています。私と同様、監督・脚本家共にクリスチャンで、聖書の思想、特にヨブ記から得た着想も物語のエッセンスにしたとのこと。作品の捉え方は人それぞれだと思いますが、「あなたはクリスチャンなのにこのような映画に出るのか」と考える方がいらっしゃるかもしれないので此処に記しておきます。

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