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■7月2日 『どうする家康』見ています

今日の名古屋は真夏を思わせるほど、太陽がぎらついていました。それは、窓の外の眩さを感じるだけで、外に出るのを断念するほどの輝かしさで。結局、一日ずっとお家に籠っていました。

まだ締め切りまでは間があるのですが、そろそろ原稿を再開しないと…とアタマの片隅では理解しているものの、体感で「まだ大丈夫」というのがあると積極的には取り組めないのが、私の悪いくせ(笑)今日もちゃっかりそれを発動し、【ONE PIECE】のワノ国編を一気に読み切ることで一日を費やしてしまいました。

巻数で言うと、95巻から104巻までを一息に読み終わりました。ざっと筋を追うことしかできていませんが、それだけでも一冊の小説を読み終えたような充実感! そして、疲労感(笑)もあり、105巻の途中で今日は終了。今見たら、ちょうど7月4日に新刊(106巻)の発売のようですし、105巻はそのときに読みなおすことにしましょう(『ONE PIECE』は前日発売ですから、3日発売ですね)。

そして、今日はそのまま大河ドラマ『どうする家康』第26話も見ました。築山事件完結。泣きました。有村架純さん演じる瀬名がつよくてかわいらしくて…、細田佳央太さん演じる信康がけなげでいとしくて…、ぼろぼろ泣きました。

後世いろいろな説が飛び交い、真相は闇の中に埋もれている「築山事件」。今回の大河ドラマでは、つながる伏線が未来を創るやさしくせつない、何より戦国時代だからこそ起きてしまった悲劇として描かれました。

「稀代の悪女だったと言い伝えるぞ」

そう言われたときの、瀬名の表情がとてもやわらかで、泣きました(3回目)。そして、家臣のいる前でも、「国より家族を守りたい」と言い切る家康公だからこそ、家臣団の面々は「この殿は俺たちが支えなきゃ!」と必死になってしまうんだろうなぁ、と。

また、私がこのところ大河ドラマでひそかに沸いているのが、岡田-白うさぎ-信長公の出る場面です。瀬名の事件の沙汰を家康公に伝えるときの、苦悩した横顔が…やばかったです(語彙力)

それよりなにより、ワタクシったら、黒く聳える、安土城天主閣の姿に釘付け! でもまだ天主に住んでいらっしゃらないのね、と思うのも毎回ではありますが。6月初めに行った、安土城址の様子を念頭に、「あのあたりだから…」などと妄想を閃かせては、にやにやしています(ダダ漏れれる不審者み)。
*安土城址天主閣跡の様子を書いた記事は下のリンクに張ってあります。

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幼い頃、ほとんどテレビを見ることを許されずに育ちました。だから、次の日の朝、「おはよう」のあとに交わされる「昨日、アレ見た?」という会話に参加することはほとんどありませんでした。クラスメイトたちの、前日の夕べから続いているかのような笑顔がとてもとても羨ましかったことを覚えています。

その影響もあってか、私は長い時間「テレビを見る」ということが未だに苦手です。日常的に見るのは、晩御飯でのNHKのニュースくらい。晩御飯を食べながらですから、チラ見程度ですね。これならまったく問題なくできます。ですが、ドラマなどを1時間通して見るとなると、ほぼ苦行と化します。

そして、同じ理由で「配信」も見ることができません。推しさまのインライであっても、それが発動するというのは二重の意味でも苦行だったりはします。が、無理なものは無理なわけで…(号泣)

ですから、今大河ドラマを、毎週欠かさずというわけではありませんが、それでも見るときはちゃんと通して45分間見ることができている自分に、少々吃驚しています。

もちろん、『どうする家康』自体がおもしろいということも大きく影響していましょう。でも、そこには自分の気持ちの在り様や、そこにある余裕の幅が変わりつつあることをも示しているのではないか。そんなことさえ思うことができ、ほんのり嬉しくなるのです。

私にとって、大河ドラマ『どうする家康』を見続けるということは、そんな自分の変化を実感する行為でもあるのでした。

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今日もここまで読んでいただき
ありがとうございます。
今日がいい日でありますように。
んじゃ、また。

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