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■あの時教えて欲しかった国語の疑問②―結局、国語ってセンスで解くものなの?

えりたです。

私は、受験国語を教える講師を生業として、人生の半分以上の時間を過ごしてきました。生徒たちが、志望校―私立中学、高校、医学部を含む大学―に合格するためのお手伝いを、「国語」という科目を通じてしてきたのです。

そんな私の経歴はコチラに詳しく書いてあります。

さて、人とお話していると、ときおり自分が「国語講師」をしていたことを伝える場面に出会います。そうして、それを告げたとき、返ってくるさまざまな反応には幾つかパターンがあるのです。

その一つに、「あ~国語って苦手だったんですよねぇ。あれってセンスで解くものでしょ?」という言葉があります。

key word : 国語はセンスで解く

でね、この言葉を聞くといつも思うんです。

「自分はそのセンスがなかったから、国語が苦手だった」という気持ちがあるんだなぁ、とか。国語を得意な友だちが「答え、書いてあるじゃん」と言っていたけど、その理由が分からないから困ってるんじゃんという経験があったりするのかなぁとか。

でもね、ここで立ち止まっていただきたいのです。

・そもそも「国語のセンス」って何でしょう?
国語ってセンスで解くものなのでしょうか?

今日のnoteでは、きっと多くの方が持っているであろうその疑問に、受験国語を教える講師の立場からお答えしたいと思います。

*こちらのnoteもご参考に、よろしければご覧くださいね。

・ ・ ・

■国語が得意な私にセンスがあるのか?

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