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■グラデーションを許容するために―『夕暮れに夜明けの歌を』

こんにちは。えりたです。

前回更新してから
原稿の方がのっぴきならないことになり
noteまでたどり着かない、どころか
読書もままならない状況に陥っていました。
うん。
もう少しでいいから
体力とか体力とか体力が欲しい。

さて、そんな久々noteな今日はおやすみ。
昨日のジャンプコミック右往左往祭りを
つつがなく?終え
今日はひさびさに
のんびり読書しておりました。

今日読み終えたのはコチラ。

『夕暮れに夜明けの歌を
文学を探しにロシアに行く』
■奈倉有里
■イースト・プレス
■ISBN 9784781620121
■1800円+tax

この本の内容はこんな感じ。

ロシアは今、
どうなっているのか。
高校卒業後、
単身ロシアに渡り、
日本人として初めて
ロシア国立
ゴーリキー文学大学を
卒業した筆者が、
テロ・貧富・宗教により
分断が進み、
状況が激変していく
ロシアのリアルを
活写する。

『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』帯文より

この帯文を読んだとき
少しだけ身構えました。
お堅い感じのゴリゴリの文章だったら
今読むのはちょっとしんどいなぁと、、、
「ロシアのリアル」という語から
連想されるのが
主語の大きなモノだったため
読む前に少しだけ緊張してしまったんです。

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