菅原 恵利

YouTube「えりキャン△」登録者11万人。アメブロ公式ブロガー。子役でミュージカル…

菅原 恵利

YouTube「えりキャン△」登録者11万人。アメブロ公式ブロガー。子役でミュージカル「アニー」など出演。東京音大卒。夫と日本一周したあと、東京から富士山の近くに移住。中古バンをキャンピングカーにDIY中。

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子供がいない夫婦は可哀想なのか?【改訂版】

女性が結婚すると、必ずと言っていいほど聞かれる質問がある。 「子供はどうするの?」 この質問は一部の女性にとって、胸がエグられるような、辱しめを受けるような、セクハラをされているような、焦らされているような、市民権を得られないような、世間の常識を押し付けられているような・・・とにかく、文字数の少なさの割には殺傷能力が高く、複雑な想いを体中グルグル駆け巡らせ、壮大なプレッシャーを感じさせている言葉なんだと知ってほしい。 家庭には、それぞれのデリケートな事情がある。 子作

    • 結婚できるようになった女

      31歳、ついに私は結婚した。 というより、「結婚できるようになった」と表現したほうがシックリする。 「今のままだと婚期逃すよ」と腹式呼吸でおどしてきた友達もびっくり。なんせ私は、恋愛で事故りまくる20代を過ごしたから。 ご紹介します。 恋愛事故多発してた、私の脳内はこちら。 『おい、だれか国のえらい人!一途で誠実でマメに連絡をよこして安心させてくれるイケメンを保護しといてください!見当たりませーん!』 わりと早めに両親がいなくなって、孤独多めで生きてきた。 仕事を

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      • ド田舎に嫁いだ港区女子の末路

        31歳、独身女、恋愛体質。 好きな男にヒョイヒョイついていき、気づいたら山奥にいた。 映画「翔んで埼玉」ですら、チラリとも出てこなかった埼玉県日高市。ここがホレた男の出身地だという。田んぼがいっぱいだぁ。 「あの『日高屋』の『日高』だよ。」 「へー!そうなんだ!」 それ以上は会話が広がらない『日高』の市役所で、私たちは籍を入れた。ピカチュウもびっくり、出会いから2ヶ月目の電撃結婚だった。 (※ちなみに日高屋の発祥は大宮。日高は創業者の出身地。) 私は3歳から30

        • ジジイは私の風呂を覗きたい

          中2のとき、生理がきた。 洗濯板みたいにスターンと平らだった私の胸が、みるみると成長。だんだんと女性らしく、コカコーラの瓶のように丸みを帯びた体つきになったころ。 じいちゃんは、私の風呂を覗くようになった。 3歳のとき、両親は離婚。母についていった。 まもなく、ばあちゃんが亡くなった。母・弟・じいちゃんとの奇妙な4人暮らし。 ご先祖さまから受け継いだ築60年以上の古民家は、風呂覗きが容易いシステムになっている。 脱衣所が、リビングからトイレに行くための廊下に面してい

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        子供がいない夫婦は可哀想なのか?【改訂版】

          2000人に1人。共感覚がある私に見えてる世界。

          今から変なことを言います。 私は生まれつき、人から色つきの湯気が出ているように見えます。 はい。 ドン引きした方も、泡を吹いた方も、いるかもしれませんね。 でも見えるんだから、仕方ねえでやんす。 人と向き合って話してると、ポコってね。相手の頭から色つきの湯気がポコって生まれます。油断すると、そのポコっちゅうのに目がいってしまう。 幼少期なんかは、話し相手に「どこ見てんの?」とよく聞かれたものです。「えっとね、頭から出てる湯気。」と答えても、誰も「ああ、頭から出てる

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          3歳で生き別れた父を探してみた

          父がいない家庭は、めんどくさい。 「今日は父の日です。お父さんの絵を描きましょう!」 こんなお題が、小1の授業でブン投げられた。 ちち、しらん・・・! 周りの生徒たちは、すぐさまお父さんの絵を描きはじめた。クレヨンがコツコツと机をたたく音が、全方向から聴こえてくる。 私は、もみじのように小さい手で、まっ白な画用紙を持ったままフリーズしていた。そろそろ、みんなのお父さんは輪郭ができあがっている。 父の顔は覚えていない。声も、名前も。知っているのは「私が3歳のとき離婚し

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          子供のいない生活 vs ハゲ

          子供を産まない条件で結婚して、もうすぐ6年。私もいよいよ、「産める身体」のリミットが近づいている。 夫がAGAの薬を服用しているため、どっちみち子供を産める状態ではないと発覚した。 ・・・のが前回の記事。 その後・・・薬のことと子供について、夫と良い話し合いができた。 薬の効果があるから子作りをするなら、今すぐは不可能だけど、1ヶ月ほど飲むのをやめれば大丈夫なんだそう。 「俺、この薬飲みたいから無理。」そう突き返すのではなく、夫の子作りに関しての答えはやっぱり一貫し

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          子供は産まないって決めたはずなのに

          「子供がいない夫婦は可哀想なのか?」 というタイトルで書いた初noteが、ちょっとバズった。 この記事がきっかけで、TVやネットなど多数のメディアにお邪魔した。 「共感しすぎて泣いた」 「1人で抱えてたから救われた」 子供がいる・いないに関わらず、たくさんの方々からのメッセージが届いた。 反対に、こんなご意見も。 「ご両親が可哀想」 「老後に絶対後悔するよ」 「子育ての苦労を知るべきだ」 「女性の幸せとして子供は産むべきだ」 「こういう奴がいるから日本は少子化なん

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          年収5倍になった夫に"あげまんのコツ"を聞かれた

          「結婚してからさ、年収5倍になったよね。」 昨晩、夫とベッドに入ったとき、そんな話になった。 夫「自営だから波はあるけどね。まだまだこれから上がるよ。」 私「まぁ、たくちゃんは、やる男だからね。こんなもんじゃないっていうのも分かってるよ。天才だし。」 夫「えりちゃんって、あげまんだよね。」 私「や〜/// そうなのかなぁ〜うん、まあね。」 夫「なんかコツとかあるの?あげまんの。」 私「うーん、気をつけてることはあるよ。」 夫「それさ、noteに書いてよ。めっち

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          動画投稿すると「ありがとうございます!」って言ってもらえて、「なんでだろう、お礼を言いたいのはこちらの方なのに」って疑問だった。でも自分が大好きなチャンネルの動画がアップされた瞬間に「ありがとうございます!」って思った。こんな風に私の動画も楽しみにしてくれる人がいたのかなぁ。

          動画投稿すると「ありがとうございます!」って言ってもらえて、「なんでだろう、お礼を言いたいのはこちらの方なのに」って疑問だった。でも自分が大好きなチャンネルの動画がアップされた瞬間に「ありがとうございます!」って思った。こんな風に私の動画も楽しみにしてくれる人がいたのかなぁ。

          引越し先は夢が叶う場所だよね、きっと。

          田舎の古民家に引越しました、昨日。 神奈川県の山間部。自然が溢れるとこだけど、森の小さなカフェがあったり、ロードバイクを楽しむ人がたくさん通過してたり、みっちりとキャンプ場が点在してたり。 いろんな人にとっての、ワクワクするエリアって感じがとても良い。 私は昭和生まれなんですが、これを読んでくれているあなたも、昭和生まれでしょうか。平成初期あたりの方もいるのかな? 私が子供の頃なんかは、まさにこういう家に住んでたので、 うわぁ〜懐かしいな〜 と浸っとります。 土壁が

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          どうして私は車中泊をするのか?

          私はよく、車で寝てます。 北は北海道、南は九州まで。いろんな場所へ車で行って、寝てきました。いわゆる「車中泊」というヤツです。 趣味から始まり、ついでに車中泊する様子を動画に撮り、YouTubeで定期的に投稿しました。 今では道の駅に寄ったりすると「えりちゃんですか?」と声をかけて頂くようになりました。 「なんで車中泊が好きになったの?」 「車中泊を始めて、人生変わった?」 「海外好きだったと思うけど、なぜ日本で車中泊?」 と、よく聞かれます。 今回は、なんで私は

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          私なりのハーブ図鑑

          あっ・・・! い、いらっしゃいませ!! 「私なりのハーブ図鑑」という、なんともマニアックな空間に来てくれたってことは・・・ あなたは、ハーブが好き もしくは ハーブを知りたいのですね?! そうだよねっ?? もう、存分に語らせてもらっちゃうよ。おもしろくお話できるように、がんばるから!!!!! と、うざめに絡んできたハーブオタクこと私は、3年前までハーブについて無知だった。 「ハーブに詳しくなりたいな〜」 ほんのかわいい好奇心で「ハーブ」について調べたら、“

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          妻が幸せになると、夫が優しくなる。

          女性が生き抜くために身につけていくスキルは、オリンピックのアスリート並みにすごいと思う。 テクニカルすぎる。 恋愛期は、好きな人に可愛く見られるために着飾る。ほどよいボディタッチも施す。 恋愛=趣味にならないよう心身を磨きつづけ、他人に依存しない自立心を確立。ほどよく家庭的な一面をPRし、癒しを提供する。 力みすぎず、バランスを保って、自分らしく。 「気づいたら幸せな家庭を築いてました〜」と天然でやってのける天才も存在する。だけど、残念ながら私はそういうタイプではな

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          サプライズできない夫。結婚4年目ホワイトデーに魅せた成長。

          ご近所のどこからともなくカレーの匂いが香ってきたので、無性にカレーが食べたくなった。 その旨を夫に申告。 晩ごはんは、カレーに決定した。 本日はホワイトデー。 夫が作ってくれることになっている。 車を走らせ、近所で一番優秀なスーパー「MEGAドンキ」に向かう。 今の住まいに引っ越して、このドンキを発見した瞬間、夫婦ふたりでかなり沸いた。 私たちにとってMEGAドンキには、結構良い思い出がある。 静岡県にある「伊東マリンタウン」という有名な道の駅で車中泊したとき。向

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          前例がないマイノリティな生き方・働き方って最高。

          今年は、ただの寅年ではない。 36年に1度の「五黄の寅」。 今年産まれる人と、今年36歳・72歳・108歳になる人は「五寅の寅」の寅年だ。 私も当てはまる。 「五寅の寅」生まれの人は運気が高く、気が強いんだとか。 私の人生を振り返ってみると「うん、たしかに。」 小さい頃はいじめられっ子で、学校では全然馴染めなかった。勉強も運動もできない。友達もいない。 だから放課後は、大好きなダンスを練習しまくっていた。努力が実り、小学校6年生でミュージカル「アニー」の出演が決

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