見出し画像

お金という大きく見えた問題

お金って、なんとかなる。
「今日のお昼、何を食べよう?」って思うのと、問題として大差なくて、私が勝手に大きな問題だと思っていただけ、でした。

心身ともに悩んでいた頃、
私は月給30万円の実家暮らしでした。
実家に毎月6万円の生活費を入れていたとはいえ、光熱費も食費もかからないのに、貯金ゼロでした。
とにかくお金があればあるだけ使ってしまうので(これも私の思い込みがなせる業)、いつも「お金がない」と思っていたし、一人暮らしもできないし、結婚もしないだろうし、親がいなくなった時にどうするんだろうって思っていました。

それなのに、ローンを組んでロンドンに行くことにするんですよね。
クレジットカードも一括払いしかありえない、借金とかありえないって思っていたのに。

しかもその後、ローンの支払いもあるのに、転職します。
自分の根深い思い込みを取っ払うために、マッサージの仕事をしようと無給の約1ヶ月強の研修を受けることにしたのです。

父には、めちゃくちゃ怒られました。
「復職を待ってくれてた会社にやっと復職したのに、恩を裏切るのか。ローンがあるのに、どうするんだ。マッサージが金になる保証もないだろう。完全歩合制なんだから。そもそもなんでお前は貯金してないんだ!」
ぐうの音も出ないくらい、ごもっともですって思ったけれど、もう私の意思は決まっていました。

最初は実家のある静岡で研修の予定が、東京でしか受けられなくなり、東京に住む弟の家に居候したり(ちょうど奥さんが出産で里帰り中)、研修生用の寮に泊まることになります。

マッサージは研修が終わって、お店に配属になっても新人は既存スタッフのGOサインがないとお客様相手ができないので、しばらくは出勤しても無給で、ひたすら練習と手技チェックの日々でした。
だから、月給10万円どころか5万円にも届きませんでした。
Momoyoさんには「あからさまな潜在意識の表れだね〜、好きじゃない仕事で稼ぎたくないっていう、さ」って言われたなぁ。

そんな状況で、毎日お金がない心配というより恐怖で震えてたし、夜眠るのも怖かったです。
それなのに、横浜で一人暮らしを始めた上に、ロンドンに行き続けたんですね。

自分にも何千回、何万回と問いました。
「なんでこんな怖いことすんの。そもそもなんであの時会社を辞めちゃったのさ」

仕方ない、やりたいし行きたいんだから。

ただそれだけしか答えはなく、恐怖とずっと向き合ってきました。

結局マッサージも辞めて、得意分野(要はデスクワーク)で食いつないだりしました。

マジでこんな状況、身から出た錆で側から見たら軽蔑されると思っていたし、褒められることじゃない。
表面だけ見れば、何度もロンドンに行くし、好き勝手に行動して、自分の才能を伸ばしてきた人。
羨ましく見えていたみたいだけど、本人はもう恐怖にがんじがらめで、まさか嫉妬されているとは思いもしない。
むしろ「代わってくれ〜、誰か!」って思っていました。

毎日生きるか死ぬかみたいな気分で過ごしていたけれど、いろいろ手を尽くして毎月の支払いもギリギリ何とかなってきました。
ほんと、よく何とかなってきたなぁって思います。

そんな日々を過ごして、やっと学んだこと。
お金は何とかなるし、何とかならなくても死にはしない。
自分を信じて進めば、ちゃんとお金は用意される。

一番大きかったのは、「お金を何とかしなければ!何とかしないと終わる!」っていう思いを手放して、「どうとでもなれ。もう路頭に迷おうが、自己責任だから仕方なし!」と開き直りという名の覚悟ができたことです。

なんで勝手にお金を大きな問題と思っていたんだろう。
なんでなのかは、私の思い込みがなせる業だったわけですが、今はあんなに恐怖を抱えていたことの方が不思議。

何が言いたいかと言うと、
「お金がなくて出来ない」は私が私自身にしていた言い訳に過ぎなかったことです。
何かをやりたいと思う時に、お金がないから無理!って諦めていれば、公然と自分の殻に閉じこもっていられる、自分を変えなくて済むって無意識に思っていたんですね。
だって、自分を変えるのは怖いし、初めてやることも怖いもん。

逆に言えば、お金がなくて無理って諦められることは、別に自分が本当にやりたいことじゃないかもしれない。

以前、ちょっと面白そうなセミナーの参加募集を見ていた時のこと。
セミナー参加費は1日で2万円でした。
「高いなぁ、無理だな」って思わず呟いた私に、友だちが「あなた、もっと高いセミナーに行ってたじゃない」とあっさり一言。
“うわぁほんとだわ。Momoyoさんのセミナーとかに高いって思ったことないわ〜、いつもどうやってお金を作ろうって思っていたわ〜”ってハッと気づいて衝撃だったことを覚えています。
それから、高いなぁって思うものは、私には必要がないというか、そんなに興味がないものなんだと分かりました笑

お金があろうと無かろうとやりたいことをやっていく。
私にとっては、それが自分の枠を外していくことでした。

(また長文になってしまった)

Spiritual Anatomy®のプラクティショナーとして活動中です。東京、神奈川で対面セッションを行っています。セッションのお問い合わせは、下記までお願いいたします。
pcsession@cocorocollege.com

#spiritual_anatomy #Spiritual #スピリチュアルアナトミー #カウンセラー #プラクティショナー #心理 #セラピスト #自己肯定 #メンタル #セラピー #潜在意識 #コアビリーフ #思い込み #マインドセット #セッション #ロンドン #イギリス発本当のスピリチュアルへの階段 #お金

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?