タイトル

「働きながら旅したい」と主張してよかった。転職後の旅行を振り返る。

年末ということで、転職して2年間で行った海外旅行先を振り返ろうと思います!

「#2019年を振り返る」というハッシュタグを見て、なんとなく書いてみようと思った記事でしたが、書いていくうちにたくさんの旅行の思い出がよみがえってきて、「ああ、転職してなかったら、2年間でこんなに多くの経験はできなかっただろうな」と感慨深い気持ちになりました。

私の旅行は、決して私一人の力ではなく、一緒に働く部署のメンバーとお客様の理解のもとに成り立っています。だからこそ、感謝を忘れないように、きちんと振り返って2020年につなげていきたいと思います!

では、スタート!

1. インド(10日間)

インド

訪問先:ティルチラパッリ → チェンナイ → マドゥライ → カニャクマリ → トリバンドラム → アウランガバード → バンガロール → ハンピ → ムンバイ

「汚い、危険」と悪いイメージの強いインドですが、「なぜそんなイメージが定着したの?!」と疑いたくなるほど素敵な国でした。だまされたり、ぼったくられたなと感じたことは一度もなく、どこに行っても「どこから来たの?」と笑顔で話しかけてくれる人ばかり。ご飯も美味しく、遺跡や寺院はどこも素晴らしく、最高でした!

他の国にあったら大切に保護されているだろうなと思うほど立派な遺跡が至る所にありながら、ほとんど保護されていないところも、なんともインドっぽくて好きでした(笑)

特におすすめはハンピ♪ 以前作った旅行記があるので、貼っておきます⇩
まるでRPGの遺跡探検!観光地化されていない「今」こそ行ってほしい「Hampi」ってどんなとこ?

2. ウズベキスタン(13日間)

ウズベキスタン

訪問先:タシュケント → サマルカンド → ブハラ → カラカルパクスタン → ヒヴァ → タシュケント

もうね!小学生の時「FINAL FANTASY 10」をプレイしたときから、ずっと行ってみたかったところ!シルクロードの中心地として栄えた都で、西洋と東洋の文化が融合して生まれた美しい青の都サマルカンドの遺跡に足を踏み入れた時、「旅を続けてよかった!」と心から思いました。

ウズベキスタンは、私が今まで旅したことのある30ヵ国の中で、最も人懐っこい国民性を持つ国でした。

タシュケントからブハラまでの電車の中では、前に座った人がいきなり「チェスできる?」と話しかけてきて、プレイしていたらたくさんの人が集まり、代わる代わる話しかけてくれました。4時間の移動があっという間に感じるほど、尽きることなく話し続けました。

その後、電車で出会ったブハラ出身の学生にブハラを案内してもらったり、サマルカンドのホテルで出会った旅行中のウズベキスタン人と一緒に車で旅をしたりと、終始ウズベキスタン人の優しさに触れる旅でした。

美しいサマルカンドの旅の動画もあるので貼っておきます⇩
青の都!美しすぎるサマルカンドを探索

3. ロシア(10日間)

ロシア

訪問先:イルクーツク → モスクワ → スーズダリ → ウラジーミル → サンクトペテルブルク

初の元社会主義国に突入!ということでビビっていたのですが、優しい人としか出会わなかったロシア。

個人的に印象的だったのは、ロシア語圏のため、英語で話しかけても伝わらないことが多かったものの(英語しか話せなくてごめん)、嫌な顔や困った顔をした人がいなかったこと。ジェスチャーをしながら、根気強く、こちらが何を求めているのかを理解しようとしてくれる人が多く、驚きました。(これ、結構すごいことだと思っていて、誰でもいきなり道やお店で話しかけられて分からなかったら、困惑した表情になると思うのだけど、本当にそういったことはなく、終始穏やかな表情で接してくれました。そのおかげで、こちらも臆することなくコミュニケーションが取れて、とても楽しかったです!)

飛行機で横の席だったサンクトペテルブルク出身のマリアちゃんとは4時間話が尽きることなく、ホテルで一緒だったモスクワ出身の老夫婦は「記念に!」とモスクワ土産をくれたりと、本当に優しい人ばかりでした。

さらに、電車では必ず席を譲ってくれるし、階段では荷物持ってくれるしで、とっても紳士な国でした。

日本では、世界大戦や冷戦、プーチン大統領の現政治のイメージが強いけど、素敵な国なので、もし怖いという理由で旅行を断念している人がいたら、ぜひ行ってみてほしい!

4. スリランカ(10日間)

スリランカ

訪問先:アヌラーダプラ → ダンブッラ → ポロンナルワ → キャンディ → アダムスピーク → コロンボ

冒険好きにはぜひ訪れてほしいスリランカ!歴史あり、自然あり、アクティビティありで、バックパッカーが好みそうな要素がこんなにも詰まった国も珍しいなと思う国でした!

あまりに素敵だったので、各地の旅行記や動画を作ってます。こちら⇩
ブログ:【スリランカ】マップで説明!世界遺産ポロンナルワの効率的な回り方と遺跡の歴史に迫る!
ブログ:【スリランカ】4大宗教の聖地「アダムスピーク」に登ってみた!
動画:【スリランカ】4大宗教の聖地アダムスピークに登ってみた!
動画:【スリランカ】仏教の古都アヌラーダプラを探索

(動画はありものの動画をつなげただけのものなのでクオリティは低いです。ご容赦を)

5. ドイツ&オーストリア(12日間)

ドイツ

訪問先:フランクフルト → ケルン → ハイデルベルク → ローテンブルク → フュッセン → ミュンヘン → ザルツブルク → ハルシュタット → ウィーン

マイナーな国へ行くことが多いので、ふとメジャーな国に行きたくなって、日本から直行便のあるドイツ&オーストリアへ!

王道の観光地ということもあり、どの町も歴史が凝縮されていて、教会やお城は豪華絢爛で素敵でした!

個人的にノイシュバンシュタイン城は「有名すぎてがっかり観光地なのでは?」と疑っていたのですが、想像を絶する美しさで、惚れ惚れしました!

モーツアルトの故郷であるザルツブルクで歴史を学んだあとに聴く、ウィーン交響楽団の演奏は鳥肌もの。耳だけでなく、手足など音に触れている部分全てが温かく感じ、言葉で表せない感覚に襲われました…!

ビールもソーセージも美味しく、大満足の旅でした!

6. バルト三国~リトアニア・ラトビア・エストニア~(11日間)

バルト三国

訪問先:サンクトペテルブルク → タリン → リガ → シャウレイ → カウナス → トラカイ → ヴィリニュス

幼少期から尊敬してやまない杉浦千畝さんにお会いしたく、命のビザを発給したリトアニアの日本領事館へ訪れるためにバルト三国へ!

バルト海に面する小さな国々ということで、最初はヨーロッパらしい可愛い田舎町や教会が見れるのかなーと思っていたけど、どの街にも「ソ連の秘密警察KGBの博物館」や「ナチスドイツのユダヤ人収容所」があり、観光名所となっている教会は「戦時中は物置として利用された」「戦時中はユダヤ人が収容された」との暗い歴史を持っており、目を覆いたくなるような現実に溢れていました。

ロシアとヨーロッパに囲まれて、地理的に戦争に巻き込まれざるえない運命にある三国。これは過去の話ではなく、また世界大戦が勃発したら、この国は望もうと望まないと、否応なく戦争に巻き込まれてしまうのだなと悲しい気持ちになってしまいました。現在は、戦争の面影がないほどきれいに修復されている美しい街並みも、いとも簡単に崩されてしまう。

以前、「法律やルールは、過去に苦しんだ人が『二度と同じことが起きてほしくない』との願いから作られたものなので、常に正しいとは限らないけれど、そのルールを守って『同じ苦しみにあう人を一人でも減らそう』と努力することには価値がある」という話を聞いたことがあります。昔は「戦争の歴史博物館」なんてものはなく、戦争を学ぶ機会がなかったので、戦争を繰り返してしまったのは仕方ないかもしれませんが、今はこれだけ多くの情報を持っている私たちが戦争を繰り返すのは、平和を願うすべての人への冒涜だなと、そんな大事なことを学ばせてくれた旅となりました!


前職時代は、年に一回、ゴールデンウイークにどうにか予定を調整して海外旅行に行くのがやっとだったことを考えると、不安ながらも転職をして、今の同僚に出会い、たくさんの経験をさせてくださることに感謝してもしきれません!

やりたいことを通すためにはやるべきことをしっかり行わなければならないので、楽なことばかりではないですが、それでも「やりたいことに向かって進んでいける」だけで全然世界が違って見えるような気がします。

2020年は、今までとは比べ物にならないくらいたくさん旅行に行く予定なので、引き続きよろしくお願いします!!


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