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だらしない過去の朝のルーティーンと今のルーティーンとメンタル。

【参加 #朝のルーティーン 】エッセイ

メンタル病み子で、体もオンボロになった経験を糧に、朝の時間がいかに大切であるか、しみじみと沁みます。


仕事に勤しんでいた20年とちょっとの間、一度も、と過言して良いほど、ドタバタで羞恥レベルのだらしのないルーティーンだった。

そんな約20年の数ヵ月間、左右に揺れるほどけたたましく鳴る、アナログ式の目覚まし時計を使っていたことがあった。


頭に鐘がふたつくっついているアの時計です。
携帯とか、ふわんふわんと優しく喋るような目覚まし時計も使ったこともあったが、どうも弱い。


シャキッと起きれるように鐘のものを購入したのだが、アレは心臓に良くない。鳴ると同時に悪い夢から生還したかのようにハカハカと動悸し、イラッともする。


とはいえ一度で起きれない私は、騒音に耐え切れず、布団の中からぬ~っと腕を伸ばし、妖怪さながらの人差し指で鐘と鐘の間のチビハンマーを押さえつつ、また寝る始末であった。


指の力が夢の中に持っていかれ、チビハンマーからずり落ち、その瞬間を突いたようにジリリリリ!と、再発狂する時計。


何度かそんなことを繰り返し、どうにかこうにか起きる毎日。ギョッとしたが、シャキッと起きれた試しはなかった。

チビハンマーは、ある日、ひん曲がってしまった。



それは良いとして、当時の朝のルーティーンは、目覚まし時計と無駄な格闘の末に削られてしまった貴重な時間内で仕上げなくてはならなかった。


忙しなくだらしないが、ある意味自負している。

  1. カラスの行水シャワー。15分。遅刻しそうな時は10分以内。

  2. 汗だくになりながら、むさぼるように髪の毛乾かす。

  3. 髪の毛は、念入りセット。(これが時間を喰っていた)

以上。


メイクは渋滞する車内で半分、会社で半分。ここも大忙し。
朝ごはんはバナナとコーヒーを会社に着いてから。ここもただ詰め込む。
(朝からミネラル不足。余裕が無い。感謝が無い。笑が無い)



メンタル崩壊したのは退職する半年ほど前です。
この地獄の期間は、ルーティーンってなんですか?と思っていました。
髪の毛もザツで、白髪隠しにエネルギーが取られ、這うようにして会社へ行くことでいっぱいいっぱいだった。

職場でも精神と肉体が辛すぎてじっとしていられない。

あそこからの回復、自分でもよく頑張ったと思う。


会社倒産で仕事を辞めた今、朝に余裕ができた。
それから朝のルーティーンには心がけている。

はじめ良ければ全て良し理論はとても効果があるものです。

  1. 窓を開けて部屋の空気を巡らせ、深呼吸を3回。

  2. 空を見て、太陽の光を見、今日一日に感謝と誓い。

  3. 歯を磨き、顔を洗い、鏡を見て笑む。

  4. 天然生はちみつ水を飲む。

  5. サプリメントなどを飲む。

  6. バナナを1本食べる。

  7. 瞑想2分~3分。

  8. ラジオ体操第一、第二を続けて本気で行う。(階下の方ごめんなさい)


あ、忘れていた、肝心な事。
1の前。0番にすること。

寝室のカーテンを開けてから再びベッドに横になり、YouTubeで朝の祝詞を聴くことです。
いつもお世話になっています。



一連の流れはこんな感じでです。
トイレは0番の内に済ませています。


無理はせず、徐々にやれることから取り入れ、今のルーティーンになりました。

心身が辛いときは、瞑想もラジオ体操も出来ない日もあったので、そんな時は、やらない日と割り切って、ゴロゴロ。



今、余裕はあるが、根っからのチンタラ癖は治らず、時間はあっという間に過ぎ行く。

ふと気づくと、スマホ開いて文章書きまくってハッと気づくときもあり、
何をしているのだ!と急いで朝のルーティーンを行ったりするグダグダな日も多々ある。


それでも0番~8番は私にとって優雅な時間となってくれる貴重な朝のルーティーンであるのでした。
(時々番号抜けますが)




~おまけ~

メンタルに良いと知って、朝のウォーキングをルーティーンに入れて頑張っていたときもあったが、私にはどうも合いませんでした。

なぜなら、人目が気になる気になる。
誰も見ていないのに、勝手に恥ずかしくなって帽子を深くかぶっていた。
余計にストレスになっていたらしい。
たった30分のウォーキングは難行苦行のようでした。





#朝のルーティーン

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