- 運営しているクリエイター
記事一覧
酒蔵での仕事をざっくり振り返ってみた
2018年2月に入社。約4年半という期間でしたが、毎日本当に慌ただしく濃密な時間を過ごすことができました。
日々のプレスリリースの作成やご取材対応・記事チェックなど意外に、ファンを作る企画に多数携わらせて頂きました。少しだけ振り返ってみたいと思います。
※半分自分の備忘録としても書きなぐっているので時系列バラバラ、とにかくまとまりのない文章です。
2018年 入社からの怒涛のできごと2018年
【獺祭社員日誌】vol.4「室(むろ)での麴造り」
台湾出身のゾーイが酒造り研修についてつづる日誌。vol.3はこちら
倉庫見学を終えて事務所に戻ると、昼休み前に先輩から「午後からの製麹は、米を洗う時の負担と違って体力が必要だから、ちゃんと食べてね。」と念を押されました。昨日の洗米の経験から、頑張ってお弁当を食べました。味は良かったが、わざわざ味わうこともなく、午後を乗り切るためにできるだけのエネルギーと栄養を摂取することに集中しました。
麹造
世界で戦う蔵元も「原点回帰」に辿り着く。
2020年12月初頭。個人的にはかなり興味深い、というよりも驚きの商品情報が流れてきました。
「獺祭 純米大吟醸生酛45」が発売される。
山田錦と純米大吟醸に重きを置いて高級路線を切り拓いてきた旭酒造。世界進出も意欲的に進める中、今やスーパーでも見かけられるようにもなった獺祭がこのタイミングで古典的な製法である「生酛」を冠した商品を発売する。こんなに興味深いことはそうは無いでしょう。
発売後
今、改めて「獺祭」がおもしろい!ソーシャルグッドな酒蔵の仕掛け力
「おいしい日本酒教えてください」といわれると困ります。
一方「面白い日本酒蔵は?」と聞かれると、ここぞとばかりに紹介します。2021年の今、僕がおもしろいと感じるのは「獺祭」の旭酒造さんです。
日本酒界の革命児・獺祭とは?獺祭とは、山口県にある「旭酒造」の地酒。もともとは小さな酒蔵でしたが(今も「山奥の小さな酒蔵」を自称)、「二割三分」という高精米、最高級山田錦使用という「日本酒の王道にフォーカ