見出し画像

【温泉・銭湯・サウナ編】アルビレックス新潟サポーターがオススメしたい新潟遠征

 こんにちは! “J1って、うれしい!たのしい!大好き!” アルビレックス新潟サポーターのえりきゃ @from_erica です。
 Jリーグ開幕から2試合を終えましたが、いや〜やっぱりJ1っていうトップカテゴリ最高ですな!どのチームも身体強くてスピード早くて精度高くて、見ていてハラハラとワクワクがせめぎ合うこの感じが楽しくてたまりません。全国メディアにもいっぱい出るんだよねぇ!そんな中で昇格してきたばかりのマイチームはまぁ…シュートは多分打たないと思う…打たないんじゃないかな…まぁちょっとは覚悟しておけ(歌:佐渡まさし)

 さぁさぁ「新潟サポーターがオススメする新潟遠征」シリーズも4回目となりました。ここまではごはん編】【お酒編】【ラーメン・そば・イタリアン?編と食べ物・飲み物を中心にご紹介してまいりました。まだまだスイーツやお土産などをご紹介したいのですが、ここで一旦落ち着いて、観光や休憩で立ち寄れるジャンルへ参りましょう。【温泉・銭湯・サウナ編】でございます。

 野外のサッカー観戦後は汗べたべたor体ヒエヒエで、すぐにお風呂に入りたい!と思うこともしばしば。また、遠征先で温泉やサウナに立ち寄るのを楽しみにしている方も多いですよね。私もその一人で、最近は遠征先のホテルは大浴場やサウナのあるところを選びがち。勝った試合も負けた試合も、温かいお湯はすべて包み込んでくれるからね…。
 ということで、ビッグスワンからなるべく近場〜車で1時間以内の温泉・銭湯・サウナのスポット、そして湯上がりのお楽しみをご紹介します!

*各店舗や商品の詳細はリンク先をご覧ください。お店へ行く前には、定休日や営業時間、場所をよく確認してね。大人数のときは予約がオススメだよ。飲食業を営む私からのおねがい☆
*参考情報としてTwitterよりツイートを拝借しております。


■とりあえず、ここ行こ〜 スーパー銭湯

《深夜まで営業 風呂もサウナも食堂も》 極楽湯

女池(めいけ)店/新潟市中央区女池6-1-11・ビッグスワンから車で約15分
…他、松崎(まつざき)店、槙尾(まきお)店あり

 新潟市内には店舗数日本一を自称するスーパー銭湯「極楽湯」が3店舗あります。広い洗い場、ジェットバスや露天風呂、人工温泉、サウナ、そしてお休み処に食事処もありと充実した施設です。私は、今日は体力使ったな〜汗かいたな〜と思ったら「とりあえず極楽湯!」と回数券を握りしめ、人工温泉や塩サウナ、ぬる湯で体をほぐしています。
 近頃はサウナに力を入れていて、サウナ温度アップ&水風呂温度ダウンやアロマサウナ、サウナ飯など定期的にサウナイベントを開催しています。イベントデーや週末は家族連れや若い世代のグループで混み合うこともあるので、かなりにぎやかな感じです。
 営業時間は深夜までで、ビッグスワンから一番近い女池店は24時まで営業。ナイトゲームの後でもゆっくりできるのは助かります!広い駐車場があるので、大きな車も駐車OK。

【入浴料金】平日720円・土日祝日770円(2023年3月現在、大人一人の料金)
【タオル】持ち込み、または有料レンタル
【石けん類】ボディソープ・シャンプー・リンス無料。ドライヤー有料

◎湯上がりのお楽しみ◎ 極楽湯はアニメやキャラクター、アイドルなどとのコラボ企画をほぼ毎日開催しています。パネルの設置やグッズ販売、食事処でのコラボメニューなど、自分の好きなジャンルだとすごく楽しいです!たまに「ちょっと無理あるんじゃね?」と強引なコラボもなくはないけど。

アーニャおふろがすき
(作品の世界観はスルーしましょう)

■レトロな魅力たくさんあります! 銭湯

 レトロブームとサウナブームのおかげで、今や昔ながらの銭湯も人気が再燃しています。新潟市内は老舗の銭湯が昔の雰囲気を残したまま、まだまだ頑張って営業しているんですよ。その中から、私も実際に足を運んで利用しやすかった2ヶ所をピックアップしますね。

《モザイク画とまあるい湯船にキュン》みどり湯

新潟市中央区米山2-8-1・新潟駅から徒歩約10分、ビッグスワンから車で約15分

 ビッグスワンから新潟駅へ行くシャトルバスを降りた新潟駅南口広場から徒歩約10分とアクセスの良い「みどり湯」。ピンクとグリーンの建物ののれんをくぐると、木の棚に昔懐かしい籐のカゴが並んでいます。
 浴室に入ると、壁にはモザイクタイルで富士山や日本海、熱帯魚が描かれていて思わず見とれちゃう!色使いもポップ!中央のまあるい浴槽も何だか噴水のようで可愛らしいのです。壁際には洗い場とぬるめのジェットバス、あつめのお風呂、そして湿式(スチーム)サウナもあります。古さは感じるけれどお掃除が行き届いていて、明るい雰囲気です。
 午後11時まで営業しているので、新潟駅から夜行バスへ乗る前に利用したことがあります。さっぱりしてから帰れるのいいですよね!

【入浴料金】480円(2023年3月現在、大人一人の料金)
【タオル】持ち込み、またはバスタオル貸出
【石けん類】ボディソープ・シャンプー・リンスあり。ドライヤーは2〜3分以内なら無料。

◎湯上がりのお楽しみ◎ みどり湯のそばにある「けやき通り」は人気飲食店が多く、あっさりラーメンの老舗「三吉屋(さんきちや) 駅南けやき通り店」、ステーキやハンバーグがおいしい「ウエスタンハウス ブロンコ」、アルビレックスの選手も行きつけのちゃんこ料理店「ちゃんこ大翔龍(だいしょうりゅう)」などが並ぶ新潟随一のグルメエリアです!

間違いなしのおいしさ!ブロンコのハンバーグ

《街歩きも楽しい沼垂のアチアチ湯》 さか井湯

新潟市中央区沼垂東2丁目11-4・新潟駅から車で約5分または歩いて約15分、ビッグスワンから車で約15分

 徒歩でも車でも行きやすいレトロ銭湯なら、沼垂(ぬったり)地区に戦前からある「さか井湯」。看板の♨マークを目印に向かい、のれんをくぐると広めの脱衣場で鍵付きロッカーもたくさん。
 浴室の壁のタイル絵は新潟らしく佐渡ヶ島の海岸をイメージだそうです。こういうのを見られるのが、旅先で銭湯に入る醍醐味よね!薬湯・超音波・気泡風呂の3つの浴槽は、湯温がかなりアチアチ!湿式(スチーム)サウナは3人ほどのこじんまりスペースでアッチアチ!ハードコア銭湯!あっという間にゆでダコになりました。そうだ、水風呂もあるから温冷交代浴してみると良いんだろうな。

【入浴料金】480円(2023年3月現在、大人一人の料金)
【タオル】持ち込み、または販売
【石けん類】持ち込み、またはシャンプー・ボディソープ・ドライヤー有料

◎湯上がりのお楽しみ◎ 脱衣場に冷蔵ケースが置かれ、牛乳やサイダー、ポカリなど定番の品揃えに加えてアイスなども販売されています。特に、ピンク色の新潟ローカルアイス「もも太郎」はキーンと冷たくて甘いシャリシャリ氷なので、アチアチの湯上がりには最適!
 また、「さか井湯」のすぐ近所には【お酒編】でも紹介した酒蔵「今代司酒造」、町中華で飲(や)ろうぜ!「食堂 衆楽」、新旧の個性豊かなお店が並ぶ「沼垂テラス商店街」もあり、沼垂地区は街歩きにさも楽しいエリアです。商店街については【観光編】で詳しくご紹介します。

もはや県民食のアイス もも太郎

■じんわり汗を流す サウナ・陶板浴

《駅チカで24時間ぽかぽか》 抗酸化陶板浴 ゆらく駅南(えきなん)

新潟市中央区笹口1丁目14-3・新潟駅から徒歩約5分、ビッグスワンから車で約15分

 「ゆらく駅南」は新潟駅のすぐ近くで24時間いつでも利用できる、ぽかぽかの《陶板浴(とうばんよく)》です。そう、銭湯でもサウナでも岩盤浴でもなく陶板浴なんです。湯船はありませんのでね。
 「ホテルターミナルイン」の1階にあって、フロントでロッカーキーを受け取ったら男女別の更衣室へ。入浴着に着替えて、男女同室の陶板浴ベッドへ入室します。室内の温度はサウナに比べるとぐっと低く、体温よりは少し高いくらいです。寝転がってゆったりと温まったり水分補給したり時々休んだりしながら約1時間ほど過ごすと、じんわりと汗がにじみ出てきます!最後はシャワーでさっぱりと流しましょう。
 24時間営業なので夜行バスの到着後や出発前にも寄れますが、あくまでもこちらは陶板浴のための施設ですので、長居せず周りのご迷惑にならないよう利用しましょう。
 ホームページに割引クーポンがあるほか、ホットペッパービューティーから事前予約できるのも便利です!

【入浴料金】1500円・敷きタオル付き(2023年3月現在、大人一人の料金)
【タオル】入浴着・タオルセットは持ち込み、または有料レンタル500円
【石けん類】ボディソープ・シャンプー・リンス・ドライヤー無料

《森に囲まれたサウナで熱波やアウフグース》日帰り温泉 じょんのび館

新潟市西蒲区福井4067・ビッグスワンから車で約1時間

 サウナーの皆様、お待たせしましたッ!新潟市西蒲区(にしかんく)にあり、特にここ数年はサウナに力を入れている日帰り温泉施設「じょんのび館」のご紹介です。
 角田山(かくだやま)のふもと、夏にはホタルが舞う自然環境に囲まれた施設に到着すると、大きな館内に売店、食堂、休憩室、そして温泉と、ここ1か所で一日じょんのび(新潟弁でのんびりゆったり)できます。館内をリニューアルしてから清潔感もおしゃれ度も増して、居心地が良くなりました!
 2種類の浴室は日によって男女が入れ替わります。大きな違いは《サウナ》です!いずれもドライサウナの他にもう一つ、個性的なサウナがあります。
 「平家蛍の湯」は野草を使った蒸し蒸し約100℃の「薬草スチームサウナ」で、グッと体が温まります。「源氏蛍の湯」は森林を眺めながらじっくり約90℃の「森のサウナ」。オートロウリュ・セルフロウリュもあり、週末を中心に熱波やアウフグースが実施されていて人気です。(イベントカレンダー参照)元々お客さんだった方々が熱波師やアウフギーサーとして活躍してるんですって!すごい熱意だな、サウナだけに。水風呂が角田山の天然水かけ流しというのも気持ちいいですね。いずれの浴室も、ととのいスペースは中や外にあり、外ではフラットベッドでゆっくりと休めます。

 そして温泉もお忘れなく。内湯も露天風呂も無色透明のナトリウム・カルシウム-塩化物泉です。特に推したいのは露天風呂です!備え付けのサンダルを履いて素っ裸のまま階段を下りていくと、静かな木々に囲まれた湯舟がご登場。大きい湯船の中で鳥のさえずりや木々の葉の音を聞きながら手足を思いっきり伸ばすと気持ちいいですよ〜

【入浴料金】880円(2023年3月現在、大人一人の料金)
【タオル】持ち込みまたは有料レンタル250円、館内着100円
【石けん類】ボディソープ・シャンプー・リンス・ドライヤー無料

◎湯上がりのお楽しみ◎ じょんのび館のお食事処は、地元の食材やご当地グルメもあるのが嬉しいところ。地元の食材で作り郷土料理も織り交ぜた定食「にしかん飯」はお母さんが作ってくれたようなホッとする味です。4種のおつまみを盛り合わせた「おじさんのささやかな贅沢セット」もいい!おじさんのための栄養素詰まってる!(byヒャダインさん)これに地酒などのアルコール、もしくはご飯セットをつければ、名の通りささやかで幸せなひと時でございますよ。

とある日の「にしかん飯」 もちろん新潟産コシヒカリ!

■あったか~い湯に浸かりた~い 温泉

 全国の温泉地(宿泊施設のある温泉)の数を都道府県別にランキング形式でまとめると、新潟県は北海道、長野県に続いて全国3番目と実は温泉どころなのです。湯治をする人が多かったんでしょうか。
 とは言うものの、残念ながらビッグスワンの近くに湧いている温泉はありません。温泉なら新潟市の郊外や隣接市町村へ行くことになりますので、ビッグスワンから約1時間は見ておいてください。ちょっと距離はあるけど、いいお湯いっぱいありますよ〜!

《3本の源泉を一度に楽しめる》多宝(たほう)温泉だいろの湯

新潟市西蒲区石瀬3250・ビッグスワンから車で約1時間

 先ほど挙げた岩室温泉のすぐ近くにある日帰り入浴施設「多宝温泉だいろの湯」は源泉かけ流しで地元の人に人気です。内湯・大庭園露天風呂・露天岩風呂がそれぞれ異なる源泉のため、1つの浴室で3種の湯が楽しめるんです!1号・2号源泉は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉、3号源泉は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉となっています。
 
私はいつも、始めは2号源泉の内湯で肌を柔らかくし→次に1号源泉である大庭園露天風呂の熱めの湯で体を温めて→3号源泉の露天岩風呂のぬる湯でリラックス、という順番で入っています。中でもお気に入りは、50畳もので〜っかい大庭園露天風呂。硫黄をたっぷりと含んだお湯が張られて、温泉気分を満喫できます!

【入浴料金】880円、平日17時以降 660円(2023年3月現在、大人一人の料金)
【タオル】入浴料金にタオルセット含む
【石けん類】ボディソープ・シャンプー・リンス・ドライヤー無料

◎湯上がりのお楽しみ◎ なんと館内に本格的なお寿司屋さんがあります!ちらし寿司や地魚のにぎり寿司などをいただけます。お寿司目当てで来られる方もいるんですって。
 また、施設の入口には洗面台形式の「飲泉所」があり、温泉を飲むことができます。そのまま飲むと香りも味もブワッと強めにくる…ッ!そこで、フロントでカルピス入りの紙コップを無料でいただきます。そう、カルピスの温泉割りを作るのです!おかげでマイルドで飲みやすくなるっちゃなるんですけど、なんとも不思議な香りと味だなあ。

《ワイナリーで温泉と読書を楽しむ》カーブドッチ ヴィネスパ

新潟市西蒲区角田浜1661・新潟駅から無料送迎バス(要予約)で約50分、ビッグスワンから車で約40分

 こちらは【お酒編】でも紹介した、新潟市のワイナリー「カーブドッチ」にある温泉「ヴィネスパ」です。源泉は、ナトリウム–硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉とアルカリ性単純温泉の2本。どちらと透明無臭ですがお肌がトロスベになり、心地よくゆったりと入ることができます。露天風呂へ出れば静かな環境から角田山が見えるのも落ち着くなぁ。男湯はサウナと水風呂があります。残念ながら女湯にはありませんが、アメニティが豊富で化粧品メーカーのクレンジングも化粧水も乳液も揃ってるのは嬉しいですよね!
 木曜日以外は朝7時からオープンしています。車で来たら予定より早く新潟に着いてしまって時間を持て余しそう…なんて時にも助かりますね。ただし小学校入学前のお子様は入館できません、ごめんなさい。

【入浴料金】平日1000円、平日17時以降800円、土日祝・繁忙日1500円(2023年3月現在、大人一人の料金)
【タオル】持ち込み、または有料レンタル350円
【石けん類】ボディソープ・シャンプー・リンス・ドライヤー・化粧水・乳液なども無料

◎湯上がりのお楽しみ◎ ここはワイナリーですから、自家製のワインやぶどうジュースを飲みながら読書にふけりましょう!館内全体がブックカフェになっていて、追加料金無しで本棚から好きな本を手に取って自由に読むことができます。書籍の数は約4000冊あり、気に入ればそのままお買い上げ可能。ベンチやソファ、ダメになるクッションも置いてあり、一日じゅう気ままに長居できちゃうんです。そう考えると、あの入浴料金はお得じゃありませんこと?

《足湯が豊富、越後一宮のお膝元》弥彦(やひこ)温泉

西蒲原郡弥彦村弥彦・新潟駅から電車で約1~1.5時間 弥彦駅下車、ビッグスワンから車で約1時間

 新潟市西蒲区のお隣、弥彦村の弥彦山(やひこやま)は神様を祀った山として古くから信仰を集め、ふもとには越後一宮 弥彦神社があります。その神社の参拝客を迎える宿場町として栄えたのが「弥彦温泉」です。アルカリ性単純温泉の優しいお湯に浸かることができるので、旅館の日帰り入浴などを利用してみてください。
 今も神社参拝などの観光で訪れる人が多い弥彦の街には無料の足湯がいくつかあり、足湯めぐりを楽しめます!弥彦駅前広場にある「湯のわ」、そこから5分ちょっと歩いたところにある観光施設「おもてなし広場」の手湯と足湯、さらに歩くこと7分ほどで弥彦神社鳥居前の「四季の宿みのや」の足湯へ。そうなんです、駅から足湯めぐりをしているうちに弥彦神社に到着しちゃうんです!

【足湯の入浴料金】無料
【タオル】持参、または近隣店舗などで販売

◎湯上がりのお楽しみ◎ 弥彦神社にもぜひお立ち寄りを!鳥居をくぐると水のせせらぎが聞こえ、木々に囲まれた参道は長く、清々しい空気のせいか体感は少しひんやりとして、まさにパワースポットを感じます。ちなみに私は生まれてからずっと、毎年必ず弥彦神社へ行きアルビレックスの活躍を祈っております(神様はもはや聞き飽きているかもしれない)
 鳥居前の商店街もにぎやかで、お土産屋さんの軒先でこんにゃく、おでん、甘酒など軽食が食べられます。和菓子店、酒店、雑貨店もあるのでお土産選びも楽しいです。

《色浴衣や岩盤浴が女性に人気》弥彦・桜井郷温泉(やひこ・さくらいごうおんせん) さくらの湯

西蒲原郡弥彦村大字麓1970・ビッグスワンから車で約1時間

 新潟のローカルテレビ番組で “視聴者が選ぶ新潟の日帰り温泉トップ10” で1位に選ばれた「弥彦・桜井郷温泉 さくらの湯」は、先ほどの弥彦温泉や弥彦神社から車で約10分ほどのところにあります。入浴料金にタオルセットだけでなく、館内着として浴衣がついています。女性は4色の浴衣から選べるのが好評ですね!
 お湯はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、無色透明に近いけどうっすらと黄色っぽくも見えます。露天風呂へ出ると山々が近くに見え、浴槽がたくさんあります。寝湯やつぼ湯もあり、どのお風呂に入ろうか迷うほどです。広い湯船なので、隣の人とぶつかりそうな心配はいりません。
 体を洗ってお風呂で温まったら、ここの一番人気《岩盤浴》へ行きましょう!専用着に着替えて、一旦廊下へ出たら岩盤浴コーナーへ。こちらは男女同室です。ジワジワと汗が出てきたら、再び廊下や屋外デッキなどへ出てクールダウン。これを2〜3回繰り返します。汗を流すのって気持ちいい!
 
【入浴料金】1150円、平日17時以降 700円、岩盤浴500円(2023年3月現在、大人一人の料金)
【タオル】入浴料金にタオル・バスタオル・ 館内着(浴衣)含む ※平日17時以降は館内着なし、岩盤浴は専用着と専用タオルマット付き
【石けん類】ボディソープ・シャンプー・リンス・ドライヤー無料

◎温泉まめ情報◎ 車遠征の皆さん、運転疲れますよね…。こちらで車中泊してみませんか?有料ですが、「さくらの湯」の駐車場で普通車も大型車も車中泊が可能です。専用トイレ、水道、ごみ処理、電源、Wi-Fiの利用ができ、お風呂は「さくらの湯」の割引券付き。マイカーであちこち巡りながらのアウェイ遠征も憧れるなぁ!

《オシャレな館内に、ほのかに漂うアブラの香り》秋葉温泉 花水(あきはおんせん かすい)

新潟市秋葉区草水町1丁目4-5・新潟駅から電車で約35分、ビッグスワンから車で約30分

 本数は少ないものの、新潟駅から電車(汽車)で行ける温泉がこちら。JR磐越西線の東新津(ひがしにいつ)駅を降りてすぐ、石油の里に湧いた「秋葉温泉 花水」です。
 石油産出と深い関わりのある地域で(詳しくは後述)、「秋葉温泉 花水」のお湯はほんのりとアブラの香りがします。かと言ってイヤ〜な感じの匂いではありませんから安心してください。わずかに緑がかった透明なお湯で、泉質は含ヨウ素ーナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉。お肌に吸い付くような触り心地で、スベスベ成分がたっぷりです。
 建物は女性デザイナーが手がけたという洋風のオシャレな雰囲気で、浴室はヨーロッパの神殿のかテルメのよう!露天風呂が静かなのも好印象です。湯上がりの休憩スペースも十分にあります。

【入浴料金】910円(2023年3月現在、大人一人の料金)
【タオル】持ち込みまたはレンタル
【石けん類】ボディソープ・シャンプー・リンス・ドライヤー無料

◎温泉まめ情報◎ 温泉と石油には深いカンケイがあります。新潟県では古くから石油を産出していて、明治時代には全国有数の産油県でした。特に、日本一の産油量を誇ったのが現在の新潟市秋葉区にあった新津(にいつ)油田です。ええ、日本でも石油って湧くんですよ。石油王もいたんです。なので「石油掘ってたら温泉出た」といったケースは新潟のあちこちにあったようです。
 ちなみに、石油の古い呼び名は「臭い水」から転じて「草水(くそうず)」と言います。で、花水の住所を見ると、秋葉区草水町(くそうずちょう)なんですよ。わぁ…繋がっちゃった!
 花水よりぐっと歴史が古く石油臭が超強烈な新津温泉は全国から温泉マニアが集います。建物はかなりシャビィ。

《アルビサポの若女将さんがお出迎え》五頭今板温泉 湯本館(ごず・いまいたおんせん ゆもとかん)

阿賀野市今板795-2・ビッグスワンから車で約45.分、新潟駅から無料送迎バスあり(平日のみ・要予約)

 阿賀野市(あがのし)にそびえる五頭山(ごずさん)のふもと、五頭温泉郷の一つが「五頭今板温泉 湯本館」です。杉木立や竹林に囲まれた一軒宿で、女将さんが温かく出迎えてくれます。そう、こちらの女将さんは【ごはん編】と先述の「さか井湯」でもツイートを拝借しました、永松しょう子さん。もちろんアルビレックスがお好きで、笑顔が素敵!
 今板温泉の泉質は単純弱放射能冷鉱泉、珍しいラジウム温泉です。無色・無臭のぬるめの湯ですが、体はしっかりぽかぽか温まります。こちらは特に露天風呂が美しいんです!丸い湯船の向こうに木々が立ち並び、五頭山の四季を感じることができます。澄んだ空気の中、ぬるめの湯にゆっくりと浸かりながら自然を満喫できるなんて最高すぎます。私は法事でお邪魔してお料理とお風呂をいただいたことがありますが、いつかのんびりとお泊まりしてみたいなぁ。

 若女将さんから 「お風呂だけでもどうぞ」とのことで、立ち寄り入浴の場合はこちら
【入浴料金】700円(2023年3月現在、大人一人の料金)
【入浴時間】10時半~15時、18時~21時(月2日の休館日と2日の大浴場掃除日を除く)
【タオル】持ち込み、手ぬぐいタオルの販売あり

◎湯上がりのお楽しみ◎ 湯本館の自慢料理といえば、鯉料理です!シャキシャキのあらい(お刺身をしめたもの)、脂ののったうま煮など、臭みもなくいただけます。黒ごま豆腐もおいしかった〜。
 湯本館から車で約10分のところにあるブルワリー「スワンレイクビール」に立ち寄るのもいいですね!試飲コースもあります。

《翡翠色の湯と歩きたくなる温泉街》 月岡(つきおか)温泉

新発田市月岡温泉・ビッグスワンから車で約45分、電車+バスで約1時間

 最後は硫黄の香りプンプンな翡翠色のお湯で、街歩きスポットもたくさんある「月岡温泉」です。こちらは新潟市のお隣、新発田市(しばたし)にあります。100年以上前に開湯し、かつては湯治場として知られ、今はアットホームなお宿から華やかなホテルまで大小さまざま。立ち寄り入浴の回数を数えれば、恐らく私が生涯で一番多く入っている温泉です。結婚式も月岡温泉のホテルで挙げたくらい!
 月岡温泉街に降り立つと…いや車で走っただけでも、玉子のようなイオウの香りが漂ってきます。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で、イオウの成分は国内随一の濃さ。そのおかげで洗い場の蛇口が真っ黒になっちゃうほどです。なのにどのお風呂も清潔にされていてすごいなぁ。
 お湯の色はエメラルドや翡翠の色に例えられるほど鮮やかな緑色。お湯の肌触りも良く、化粧水の中に体がまるごと浸かっているかのように、しっとりスベスベで肌が蘇ります。値段ばかり高い化粧水を使うくらいなら、月岡温泉に通うのが良いと思うの!(力説)
 旅館・ホテルは立ち寄り入浴が可能な日もありますので各施設に問い合わせてください。共同浴場でいいよって方は温泉街の端にある「美人の泉」へどうぞ。こちらでも十分すぎるほど月岡の湯を楽しめます。

= 共同浴場 美人の泉 =
【入浴料金】600円(2023年3月現在、大人一人の料金)
【タオル】持ち込み、または販売
【石けん類】ボディソープ・リンスインシャンプー・ドライヤー無料

◎湯上がりのお楽しみ◎ 月岡温泉には足湯「湯足美」、手湯と飲泉の「源泉の杜」があります。さらに“歩きたくなる温泉街”をモットーに、ここ10年以内にたくさんの体験型スポットを街なかにオープンさせました。光のオブジェ「月あかりの庭」、日本酒の試飲ができる「新潟地酒 蔵」、おせんべい焼き体験「新潟米菓 田」、チョコレート専門店「新潟ショコラ 甘」、クラフトビール「月岡ブルワリー」など10か所以上もあって、まるでテーマパークでアトラクションを巡るかのように街歩きが楽しめます!毎年続々と新しいお店がオープンするから、訪れる度に新しい発見がありそうです。


 【温泉・銭湯・サウナ編】もご覧いただき、ありがとうございます!いや今回も長くなっちゃって、おかげで執筆に2週間もかかりました(遅っ)お風呂好きとして今回紹介した温泉はもちろんすべて入浴経験済みで、まだまだ紹介したいところはあるんですがさすがに長すぎるので絞りましたよ〜。
 「○○温泉はどんなところ?」「あそこって試合の前後に寄れそう?」「△△の見どころを知りたい」など質問やリクエストがありましたら、お気軽にコメント欄へご記入ください!

【次回予告…お土産・スイーツ編】
またグルメに戻ります!新潟遠征のお土産って何を選びます?定番みやげ、おいしい銘店の味、飯とも、安くていっぱい入ってて日持ちするバラマキ系お菓子などをご紹介する予定です。

この記事が参加している募集

至福の温泉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?