#エッセイ
民主主義はややこしい
うちのような田舎の本屋さんでもベストセラーになってて、読んでいる人も多いので、今更の感想だと思うのです。まあ、今、単行本を買って読む人がものすごく減っているので話題の本ってなんだろうね。だから、今だからとも思うのです。
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」読んで、民主主義って、ほんとややこしいなって感じました。今、イギリスは多民族国家になっていて、社会的な格差が広がってもいて、不満
わたしはなんかの修行をしているらしい
ちょっとしたきっかけがあって、ゴダールの映画をみることにした。今まで見向きもしなかったが、発表された年代が60年代で軽くショックを受ける。古典といわれる映画が同世代なんだと思うと複雑だ。
最初から最後まで、ずっとおしゃれで、文化のるつぼから出てきた斬新な映画だった。今からみると、多くの映画作家が彼の手法を自由自在につかっているが、ゴダールはゴダールなのだ。初めて見たひとの興奮はすごかっただろ
喫茶店 かつての日々
私のすきなものはみんな喫茶店のメニューだと夫に言われた。昔風のホットケーキに、アイスコーヒーにナポリタン。こどものころ、日曜日の朝、父に近所の喫茶店に連れて行ってもらうのが好きだった。古い街道のなごりのあるくねった細い道のどんつきの喫茶店、わかいけど、司祭のような店長がいた。たぶん、イギリスのパブってあんな感じかな。商店街のひとびとが、ほっと一息ついて、新聞の記事やうわさ話をしていた。父もなごん
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