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右手首骨折! そろそろ右手で何が出来るようになるかチャレンジ(1)

4月20日にランニング中に転倒して右手首を骨折した記録その7。

4月20日(土)受傷→4月22日(月)手首骨折に強い整形外科に転院→4月26日(金)手首にプレート入れる日帰り手術→5月10日(金)ギプス撤去、今ここ、という状態。

はい、前回の更新が通院の前日で、まだギプスがついている状態だったのが、病院に行ってギプスはずした。
病院行ってまずレントゲン(ギプスしたまま)。レントゲンは、親指を上に、手を縦に立てた状態で1枚、その後手のひらを下にして、平たくして1枚撮るのだが、手が、手が、立てられない。小指側を下にして、手のひらを90度に立てようとしているがまっすぐにならない。骨折したころに何回か撮影したときはそんなことなかったのに、どうやら、ギプスで3週間近く固めている間に手首から手のひらにかけての神経が強張ってしまって、動きにくくなっている模様。ぷるぷるしながら(1回撮り直し)ようやく撮影。手のひらをべたっと下に付ける方は特に問題なし。

そして診察。包帯とギプスはずし、大きな防水シールをはがし、ハニカム状のコットンのクッション材をのぞき、前回(4月30日)は傷口を覆っている絆創膏ははがさなかったのを、今回はピンセットで少しずつ剥いでいく。手術痕との初お目見え。傷全長6センチ弱、傷口自体には縫い目等ついていないのだが、両側5ミリ位離れたところにつまみあげたような小さい穴があり、この内側同士を縫い合わせているのか、傷の部分が浮き彫りみたいになっている(写真自粛)。特に術後更に出血した気配はなく、傷はつながりつつある、という診断。
レントゲンによると、骨折部分も少しずつつながりつつあると。但し、小指の下あたりにも小さな骨折があるので、引き続き力をかけないよう気を付けて過ごすよう言われる。
しかし、もう傷口にはテープもカバーもかけない。ギプスも包帯も終了。ギプス持って帰りますかと聞かれたが、もう自分で判断してギプス付けるなんてことは絶対ないな、と思ったので、病院で処分していただくことに。
特にカバーせず風呂に入って、シャワーとかかけてもOK、但し浴槽にどっぷり浸けるのはあと2週間くらいやめておくよう言われる。
いきなり無防備になって、なんだかすごく怖い。
今日が一日目だと思って、少しずつ指や手首の可動域を広げていくように言われる。可動域ったって、針金でできた人形じゃないんだからそんなにくにゃくにゃ動く訳ないじゃん、と思うが、左手をそらしたり内側に折ったりしてみると、なるほど、どちら向きも90度くらい曲がるものなのか(意識したことなかった)。右手は今のところ45度くらいしか曲がらない。指も動かしたり、握ったり開いたり、一日中じゃんけんでもしているべきか。
テニスボールを握ったり、テーブルに置いて手のひらで転がしたりするのも勧められる。

次の診察日を決めて(約2週間先)、診察室出ちゃった後で、もう
走ってもいいのか(もう走ろうとしてるんかい)、とか、抜糸は次の診察時ですかとか質問しなかったことに気づく。遅いよ。メモしておけよ。
いや、ギプス外した瞬間は無防備な不安に震えていたのだが、外に出てみたら、あれ、腕は動かせるんじゃね? 振っても痛くないんじゃね? じゃあ走れるんじゃね?、と思ってしまったわけよ。いや、小指側の骨折が、患部を押すと微妙に痛いのでまだやめておくよ(プレート入れた側の大きな骨折は、もう痛みなく、また、レントゲンで見るとすごい存在感のプレートも、皮膚の上から触っても具体的にどこにある、ってわからない)。
抜糸も、そもそも傷口だけ見ると縫ってる感ないけど、これって溶ける糸だったのかな?、とか聞いてみればよかったな、と。
この両面から縫い寄せている感じが、抜糸するとおさまるのか? うーっむ。

そして、ギプスと包帯とっちゃうと、手首のおそろしげな傷跡以外、わたしの右手が不自由であることを世間様に知らしめる手段がない…。ということで、生身の腕を三角巾に入れて帰る。デパート寄ってちょっと買い物して、右手の肘あたりにエコバッグ提げても問題なく帰れた。肘は現役復帰。

帰宅して、仕事中とかのストレス解消用のにぎにぎみたいのを発掘して、早速右手で握ったり転がしたりして手に刺激を与える(トップ写真)。
左手と指を組んだり、左手で色んなところをさすってみたり。

右手でボールペン持ってみる。構えて書く角度は、左手よりずっと堂に入っている、でも筆圧がない。ボールペンなのに薄い字が書ける。字は左手よりきれいだが、書くだけですごく力が入るので、数文字書いて青息吐息。

箸も持ってみる。あ、持てるよ、そして食べ物もつまめるよ。しかしその先に障害があった。箸で持ち上げた食べ物を口に運べないのだ。箸で持ち上げたあと、手首を回して、角度を変えて、口に持ってきている、というのは、今回初めて意識した。人間のすべての動作は無意識の上にあって、どこかの動きに停止がかかると、一連の動作が成立しなくなるものなのね。

お医者様に、右手ゴム手袋したら、食器洗いとかもしていいですよ、と言われた。スポンジで汚れをごしごし落とすのは結構難儀。むしろ右手で食器を持って左手でスポンジだな。そして、その動作なら、手首に洗剤や水は飛ばないからゴム手袋いらんかも、と思った。

鍵穴に鍵を挿すのは、ちょっと痛いけど出来た。でもその鍵を回すことは出来なかった。もうしばらく左手に頑張っていただきましょう。

そして、パソコンのキーボードはかなり自由に打てるようになった。今日はもうほぼ両手で打っている。マウスも、右手で操作できるようになってきたが、あんまり使っていると手が攣る感じがある。でも左手だと無意識の操作が出来ないので、複数選択とかそういう作業のときに頭でうんと考えないと進められない。
右手にもう少し頑張っていただきたい。

金曜日の夜、お風呂入って、右手の指から手のひらから、おそろしい量の垢が出て、何回もこすって石鹸で洗ったので、もうこれで終わりだろう、と思ったのに、土曜の夜風呂に入ってもまだまだまだまだ出る。
毎日こんなに手がすり減って行ったら手がなくなっちゃうよ!(ウソ)

そして、にぎにぎしたり、指を引っ張ったり手首を曲げ伸ばししたり、じゃんけんしたりしていたら、手首の小指側がちょっと熱を持つ感じになってきたので、冷凍庫のこやしとなっている保冷剤を使ってアイシング。2017年の野辺山ウルトラマラソンの時に貰ったネックバンドを二重に巻くとちょうどいい感じ。

傷も隠れるので、人に怖い思いをさせず、更に無防備感もなくなって、げに良い。

あまりに熱を持ちすぎたり、どこかの腱が痛くなるようなら病院に電話しなくては...。
自分でうまくリハビリ出来ていないと思ったら、もう少し家の近くでリハビリ施設のある整形外科に紹介状書きますよ、と言われたが、自分で手を動かして可動域を広げていけるなら、リハビリ通院って不要なものなのか? その辺の確認は次回通院時でいいのか? 遅すぎとかそういうことはないのか?
よくわからないまま、一人グーパーしている夜更けである...。頑張れ手首。
早くお箸が口に持っていけるようになりますように。

右手首骨折! 左手左腕だけで何が出来るかチャレンジ(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)

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