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右手首骨折! そろそろ右手で何が出来るようになるかチャレンジ(4)

4月20日にランニング中に転倒して右手首を骨折した記録その10。
怪我して1ヶ月がたちました。
トップ画像は記事とは関係ないけど、昨日見てきた青山悟展(別記事書いた→こちら)で見た、刺繍で描かれた四葉のクローバー。

手術をした病院で、術後2週間目の検診でギプスも傷カバーしていたテープもはがし、そろそろと右手を使う訓練を始めてまた2週間目に検診。レントゲン撮って、骨は少しずつ形成されつつあるのを確認。
しかし、おっかなびっくり右手を使っていたので、右手首の可動域が増えていない。指を上にして、両手のひらを合わせ、少しずつ下げていくが、あまり下がらない。逆に指を下にして、手のひらを合わせ、持ち上げていくのはもっと上がらない。手のひらで水をすくうポーズを取ろうとしても、手のひらを上にして、水平にすることが全然出来ない。本格的にリハビリをしないとやばい。
傷は特に問題なくくっついてきている。抜糸はしないんですか?、と聞いたら、溶ける糸を使って縫っているので抜糸はないんだって! それにしては、傷の両側にぬいぐるみを縫っているようにぷっくりと縫い目が盛り上がる、小さな縫い目があるんだけど、と思ったら、それは、内側で縫い合わせてあって、3ヶ月位たつと糸が溶けてくるので、少しずつ盛り上がりも下がっては行くが、完全に傷がわからないようになる訳ではない、と説明される。
手術の後渡された紙で、抜糸まではアルコールはやめておくよう書いてあったんですが、と聞いたら、もう飲んでも大丈夫ですよ、と言われる。お風呂に傷口つけてもOK、家の風呂だけでなく銭湯や温泉もOKとのこと。運動はどうでしょう、と聞いたらそれも大丈夫と。
強く手のひら衝いたり、重い荷物を持ったりさえしなければあとは何をしても大丈夫、どんどん手先は使って下さいと言われる。
次の検診は1か月後。リハビリは自分でやるのが難しいなら家に近い施設に紹介状を書きますと言われたので、元々、受傷の翌々日に行って、今通っている病院に紹介状を書いてくださった家の近くの整形外科のクリニックに、逆向きの紹介状を書いていただいた。

ということで、帰宅して、5週間ぶりのビールを飲み、風呂に両腕どっぷりつける。右の手のひら、濡らして左手の指の腹でこするとまだまだ垢が出るんですけどなんなんでしょう。わたしの手のひらは消しゴムにでもなったか。

手首を前と後ろに倒して角度を鋭角にしていくこと、手首を回すことは、右腕単独では出来ないので、左手で押さえたりして動くようにしてくださいとのこと。で、その動きも、痛くなるまで、ではなく、ちょっと痛くなったその少し先までやっていいです、とのこと。手首が熱を持ってきて不安で、と伝えたが、ジンジンしたり、明らかにやばい、って感じにならなければ問題ないとのこと。今まで控えめ過ぎたのか。

で、次の日の朝、近所の整形外科に行って、病院からの紹介状(CD-ROM画像つき)を渡し、現在の状況を伝える。分度器持ってきて、手首の曲がり具合を計測し、かなりダメ認定される。しばらく待てば、リハビリの空きコマがあるということで、そのままリハビリ室に移動。

リハビリ。
最初に両手の握力を測る。左手が23キロちょっと、右手が6.7。
それからベッドに横になって、肘を立てて、手首の状況をみていただく。その後指先から腕まで、マッサージしながら筋肉の状態を確認してくださったが、とても気持ちよかった。使っていなかった期間のこわばりがかなりきついと。言外に、もっと早くリハビリ始めるべきだったね、と言われていたようである。
手のグーパーをするのが基本だが、軽く握ったり開いたり、と言うよりは、指の全関節をぎゅーっと曲げて、爪が見えないように手のひらに当てて(なるほど左手でやると、爪を隠して握りこめる)、人差し指~小指を出来るだけデコボコしないように握りこんで、その上から親指で押さえる、というのを5回1セットで、午前中3セット午後3セット、風呂で3セットを目安にやるようにと。きつく握れると、手首の先の筋もぎゅーっと伸びている感じ。パーは、出来るだけ指と指の間隔をあけるように全開、特に小指と親指はもう片方の手で押して広げるように、と。あとは、横になって、手のひらを上に向け、手首から先をベッドより低く下げる練習。
また。傷口部分は、放っておくと皮膚が、傷口が開く方向に伸びようとするので、傷口をつまむように寄せる動きをするといいと言われる。
どれも、家でも外でも繰り返しできる動作なので、何もしていないときには出来るだけ手をぎゅーっと握る練習をすることに。
帰りがけに再度握力測ったら、7.5kgまで上がっていた。

字はもうかなり右手で書いているが(まだちょっと筆圧弱めだし、続けて書いていると疲れる)、せっかく左手を使う練習をしたので、たまに手帳など、人に見せない書き物は左手で書いてみる。全然うまくはないが、スピードは上がった。
包丁も、続けていっぱい切る場合は少し左手に担当していただいたりしている。
食事も、右手で箸を使って食べることに。まだ手首が回り切っていなくて、箸が届くところまで顔を出して、まだちょっと距離感があるところを唇で引き寄せるようにして口に入れている。大きめの食材だと口に入りやすい。
もう少し箸が口に近づけるようになったら、ラーメンを食べに行くぞ!(ささやかな目標)
配膳、下げ膳は、少しずつ右手も担当できるようになってきた(食器の重みはかなり大丈夫になってきた)。何キロ持てるのかわかっていないが、空のやかんは持てるが、水を大量に入れたやかんは無理、という感じ。牛乳の1リットルパックは短時間なら持てる。でも注ぐのは無理っぽい。
文庫本は持てるが、分厚い単行本はいや。
電車の中で吊革持つのは無理、というか持てるけど、持った目的を果たすことは出来なさそう。電車で立って読書したりスマホ見たりするときは、かなり必死に踏ん張っている。

今日は5週間ぶりに走ってみた。毎日1万歩歩いてはいても、筋力はかなり衰えているので10キロ位走ったらよれよれである。秋のマラソンシーズンまでに体力を戻さなくては...転ばないで。

一番下に傷口近影写真。見たくない方もいらっしゃると思うので、うんと改行しておきます。












糸で留められた跡がぷつぷつと見えるよね。消えるまで3ヶ月かかるのか...。

右手首骨折! 左手左腕だけで何が出来るかチャレンジ(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)

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