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望みを統べたもう金の瞳の君

アラブっぽいお金持ちっぽい家族とバイバイして、新幹線みたいなのに乗ったところから。

新幹線みたいなのにはコンセントがありました。
あ、ドイツのコンセントはツノが長くて先端が丸いタイプのです。

ネクタリンをかじってハリボーを食べて、乗り過ごさないように3分に1度は時計を確認して、1時間くらいしたらつきました。

そう!ガルミシュ!
涼しくて、テラスで食事してる人が多くて、広い公園があって、お買い物するところもたくさんあります。
日本でいうと軽井沢みたいなところですね。

民族衣装のような、フリフリ〜でワクワク〜な子供服がたくさん売られていて、大きいサイズならわたしも入るんじゃない?!とか思ったけど流石に着る機会がないしやめておきました。
可愛いお洋服が着たいよ。。

さて、なぜここに来たか。
それはエンデのお庭があるから。もうそれだけです。

教会やコテージみたいな綺麗な建物を横目に、公園へ。
とても広いお庭があって、消防博物館とかそういうのもあって、ステージで伝統芸能みたいな歌と踊りを披露しているドイツ人がいて、それを見てる地元民と観光客がいて、子どももたくさん遊んでて、大人が川で水浴びしてて、お花が咲いてて、みんなビール飲んでて、、、
とにかく最高なところでした。

なにより最高なのは、エンデの物語に出てくるあれやこれらがいるところ。
カシオペイアらしき亀とか、フッフールとか。

資料館とかがあるわけではないけど、だからこそ、その世界観が活きていて、わたしもファンタージエンにいけるんじゃないか、なんて……。

わたしはこの年になってもモンデンキントに会いたくてたまらないし、フッフールに乗って空を飛びたいし、アウリンがほしいし、ジジと友達になりたいし、ベッポになりたい。

いつまでたっても児童書が好きなの、ちょっと恥ずかしいけど好きなものは好きなので仕方がありません。

ああ、どうしたらファンタージエンに行けるんだろう。

お読みくださりありがとうございます。とても嬉しいです。 いただいたサポートがじゅうぶん貯まったら日本に帰りたいです。