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挑戦者が想いを持つに至った源をたどる『根っことのつながり』

挑戦者と想いを語り合い、共有できるようになった。

▼その状況において

本人のやりたいことや実現したい未来像に確信が持てないと、挑戦する意欲は生まれてこない。「これからはSDGsですよね」といった聞こえの良い内容だったり、「人がつながるカフェがやりたいんです」といきなり手段だったり、または「やりたいことがないんですよね」といった、語られる想いが、本人の人生の目的や経験とつながっていないことがあるが、想いの土台がしっかりしていないと、この先に立ちはだかる数々の困難を乗り越えられなくなってしまう。

▼そこで

本人が自分の根っこにある価値観や原体験に気づいて、それに繋がる想いをつくったり、描き始めた想いとの繋がりを確認したりできるように対話をしていく。

  • 「何をやっている時に一番燃えるのか?」「何にワクワクするのか?」と挑戦者本人の好奇心のあるものについて聴く。

  • 学生時代の関心事や入社動機を聴く。

  • 大事にしている価値観や背景にある理由(原体験)を深掘りして確認する。

  • 社会課題と感じていることについて聴く。話が深まらない時は、「悲しい」「淋しい」といった気持ちから動いた経験や、使命感や背徳感を語ったり、どうすると社会がよくなると思っているかなどを話す。

▼その結果

対話によって挑戦者自身が語るなかで、想いが自分の原体験とつながっていることががわかり、根っこができ、確信に変わる。「〇〇をしたい!」という想いがムクムクと湧き出て、ビジョンが見えるようになる。価値創造の過程では、業務課題の解決や組織目標の達成のために、当初の自分の想いを見失いがちだが、原体験とつながる自分の想いとして明確になることでブレない軸になる。

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