みんなの違いが発想を広げる『自己表現も仕事のうち』
価値創造が起こりやすい文化のために、社内の雰囲気を変えていきたい。
▼その状況において
想いを引き出したり、話したりすることを個人の意識や力量に委ねていると、組織全体の動きにはなっていきにくい。仕事と個人の想いは切り分けるべきという思い込みは多く、想いを持っていても話すことをためらっている、話しても受け入れられないと諦めている。また、個人の想いに蓋をして過ごしているうちに、想いをなくしてしまっているという状況もある。
▼そこで
自分の興味・関心について、安心してお互いにいきいきと話せるような、心理的安全性の高い対話の機会、環境を創る。
誰もが自分らしく活動するためには、個々人の個性や意識を表に出すことは大切なことだとメッセージを出し、認識を高める。
上位職から積極的に自己開示をして心理的安全性を醸成する。
主体的に対話からアクションを生むことができる場をつくる。(ホールシステム・アプローチなどの活用)。
会議をチェックインで始め、チェックアウトを終わる。参加する人が感じていることを素直に表明できる習慣をつくる。
▼その結果
個人的な考えや感情を表明しても良いという安心、安全な関係や環境ができることで、これまで「職場では業務以外の話をすべきでない」、「仕事とプライベートは切り分けるべき」などという考えから無自覚に自分の想いや思考に制限をかけ、抑圧していたことに気づく。一人ひとりが想いを表出させることで、新しい情報が入ってきたり、人とのつながりが生まれて、組織にイキイキとした活力が生まれてくる。
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