まずは受け止め、一緒に考える『受け止めてベターに』
活動を続ける中で、価値創造のテーマを実現するアイデアを挑戦者とともに検討している。
▼その状況において
アイデアをより良くしたいという気持ちから、自分の意見を強く主張してしまうと、挑戦者は、考えを評価されているように感じたり、逆にイネーブラーの意見を自分のものと思い込んでしまったりして、結果、意欲が低下することがある。
イネーブラーのアドバイスやアイデアを押しつけられていると感じてしまうと、挑戦者にとって自分事でなくなってしまう。また自分でアイデアを考えなくなり、イネーブラーの意見に依存しはじめ、答え合わせをしようとしてしまう。
▼そこで
挑戦者のアイデアに、気になること・理解できないことがあったとしても、まずはなぜそう考えたのかという理由や目的をよく聴き、それをより魅力的に発展させていくようなアイデア出しをする。
自分の意見や、内容に関して良い・悪いのアドバイスをする前に、挑戦者がなぜそれをやりたいと思ったのかを聴いて、挑戦者の想いやビジョンを受け止める。
「あなたのやりたいことはこういうことかな?」と、挑戦者がそのアイデアで何をしようとしているのか、ねらいや目的のレベルに言い換えてあげて、アイデアをより柔軟に考えられるようする。
どうしたら実現できるか、どうしたらより面白くなるかを一緒に考える。
否定せずに前向きに返す。
▼その結果
挑戦者は、自分の考えが認められたという安心感を得ることができる。さらに、より良いものに変わっていくことで自分のアイデアの価値が高まることを感じられて意欲が増す。また、自信を得ることができ、思考が加速、進展する。
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