想いやビジョンをみんなが共感・共鳴できるものにする『ビジョンの解像度』
挑戦者自身の言葉で想いを語ることができるようになってきた。
▼その状況において
想いによって実現したい未来のビジョンが曖昧だと、他者にはわかりにくく、その想いに対する共感が生まれにくい。思考が、個人的な興味関心のみに閉じてしまうと、視野が狭まり、社会とのつながりを見いだしにくくなってしまう。また、組織のミッションや現業の目的を自分の想いのすべてだと思い込みをしていると、想いが深まらず、明確なビジョンが描けない。そうなると、その活動に他者を巻き込み、広げていくことができなくなってしまう。
▼そこで
何のためにどういう世界を実現したいのかを質問し、社会的なテーマとつなげることで、本人の目指したい世界観の解像度を上げ、他者からも共感が生まれるようにしながら言語化する。
なぜそれをやりたいのかを徹底的に聞く。
「そのビジョンが実現すると誰が幸せになるのか」、「あなたのつくる新しい価値によって、世界はどうなるんですか?」というような”本質的な質問”をなげかける。
実現したい世界に実際にするためには、何をしたいと思うかを確認する。
▼その結果
自分の人生の目的となりうる想いと、心から実現したいと思うビジョンができ、かつ、その想いとビジョンは、胸を張って人に語れ、主語を「私」から「私たち」に置き換えても成り立つような、他者と共有できるものになる。そうすることで、共感から応援・支援してくれる人を集めることが可能になり、挑戦者の想いの実現可能性が高まる。この後、アイデアが行き詰まったり、変更が必要になった時に、立ち戻る軸となる。
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