気持ちでつながる実行チームをつくる『情熱のスタメン』
実行段階に向けて、様々な立場や役割の人で協働するチームをつくる必要がある。
▼その状況において
形式的な業務アサインや表面的な協力依頼による関係性のチームは、困難がやってきたときに強い協力・協働が生まれず、取り組みが頓挫してしまう。実行チームには、専門知識や特定の能力をもつメンバーも必要となるため、必ずしも最初から共感している人だけを集めるわけにはいかず、そのままではチームが一枚岩にならない。また、当初は協力的だった人でも、いざ動き始めると立場や役割の違いによって利害が生じ協力が難しくなる場合がある。
▼そこで
関わる人それぞれに想いがあり、できることも違うからこそ、目的や実現したい価値などの本質的なレベルで共感、共有できるよう話をし、各自が主体的に動ける実行力のあるチームをつくる。
時間をかけて、実現したい世界について丁寧に対話を重ね、ビジョンへの共感をつくる。
全員と対話し、本気で実現する想いをもって行動ができるかどうか確認し合い、各自が意志決定する機会をつくる。
「会社目線のストーリー(No.19)」で組み立てたストーリーを事業の価値や意義を伝える話をする時に活用する。
▼その結果
社会的な意義や価値、ビジョンに共感を得ることで、「個人の目標」が「みんなの目標」になり、メンバーが自ら、自分にできることを考え始めて、深い理解をもったパートナーになっていく。
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