そのアイデアで幸せにできる人を見つける『現場・現物の感触』
アイデアが具体化して形になり、検証する段階にきた。
▼その状況において
アンケートや市場調査の数値などから試算したり、身近な人や社内評価などからアイデアの価値や実現性を確認したりするだけでは、現実とズレてしまう可能性がある。その事業で幸せになる最初の1人を見つけられないと、誰のどのような課題をどのように解決できるのか検証できない。たとえ想定していた課題解決のためのアイデアの具体化ができたとしても、解決できない的外れなものとなる可能性が高くなる。
▼そこで
アイデアの顧客となる人や現場、先進的な取り組みをする人や場に赴き、課題やアイデアが適切かのフィードバックを得られるように支援する。
フィールド(現場)へリサーチに行くための関係する人や場の洗い出し、行き先リストアップを手伝う。
ペーパープロトタイプのチラシを作って顧客になりそうな人にインタビューするように勧める。
現場に足を運び、起こっていることを先入観をもたずに観察するよう勧める。
挑戦者が検証したい仮説と検証方法を準備して臨めるように支援する。
▼その結果
これまでぼんやりしていた顧客像と解決策がリアルなものになり、改善すべき点や、強化すべき点が明確になる。アイデアを適切にブラッシュアップすることで実現可能性を高めることができる。また、ユーザーからのフィードバックを得ることは、「やっていれば変わるもの(No.12)」につながることが多く、本質的な進展を生むこともある。