Emma

こんにちは。 会社員。作家を目指して小説を書いています。 小説の執筆の合間に日記を書くことも好きです。 飼い猫(アビシニアン)と愉快な日々を過ごしています。 動物全般好きです。 よろしくお願いします。

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こんにちは。 会社員。作家を目指して小説を書いています。 小説の執筆の合間に日記を書くことも好きです。 飼い猫(アビシニアン)と愉快な日々を過ごしています。 動物全般好きです。 よろしくお願いします。

最近の記事

申し訳ナイト

今日も、ヘビに会えるかしらと下を向いて 歩いていたらゴミ置き場の吊るしカラスと ぶつかりました。 先週から突如咳が出始めまして 貴重な体力を全部持ってかれてます 車で日用品と食料品の買い出しに 連れて行ってもらい ドラッグストアで、咳止め薬を買ってもらい 何から何まで、人様にやっていただいたこの週末。 デカい赤ちゃんとして、ずっと食べるか寝るかして 過ごしました。 そして今朝、声がガラガーラ! 憧れのハスキーボイス。 猫が、呼んでも来ません。 今年もあと2ヶ月ちょっとです

    • ヘビにありがとうを伝える100の方法

      今日の帰り道、久しぶりにヘビを見ました。 辺り一帯は、会社や飲食店、ライブハウス、美容院、アスファルトの道路とコインパーキングに囲まれたところで、こんな所にヘビが、それもまるまるとした大きなヘビがいることに私のささやかな脳みそが対処しきれず、立ち止まってしばらく見つめてしまいました。 ヘビのほうもヘビのほうで、 しばらく人間(私めですね)の存在に気づかないで、 ある会社の前の玄関マットの前で気持ちよさそうに(?)うねうねしていました。 数十秒後、お互いにはっ!と我にかえり、ど

      • ハンバーグと指輪

        先週あたりから、気になっていることがありまして。 誰にも聞けなくて、でも気になる。 恥ずかしい気持ちでいっぱいなんですけれど 思いきってここで言ってみようと思います。 Q :夏は終わったのか? 夏ってもう終わったんですかね? 9月になった途端に秋モードっていうわけにはなかなかいかなくてですね。 A : まだハートは熱いんですよね・・・・。(照れる/////) 文学新人賞に応募する小説を推敲している最中なのですが 眠たくて眠たくて、現在ストップしています。なんてこった。

        • カピバラスタイルのススメ

          最近の話。 鼻の下ぎりぎりまでお湯につかるのにとてもハマっています。 これがものすごく落ち着く。 まず、浴室の電気を消します。 危ないので、洗面所はつけておきましょう。 そしてなんやかんや洗ったり、頭にトリートメントつけたりしてやることをやったらイン。 だんだん気持ちよくなってきたところで、 「バコッ、バコッ」と浴室の扉が開いて飼い猫が様子を見に来ます。 ここまでワンセットです。 皆さん、夏の名残りの時間、どんなふうに 過ごしていますか? 通ったことのない道を歩いてみたら

          書くことは勇気

          もう8月も半ば近くになって、暑さにも慣れてきたような気もします。 「地獄の業火に焼かれてるのかな?」と錯覚するような去年に比べれば 多少気温の低めな日もあり、助かります。 誰にお礼を言っているのかわからないですが、とりあえず。 創作大賞の作品を投稿してから、次の小説を書くまで 頭が完全にショートしていましたが、それも良かったのかもと 思っています。 もしできることならば、自分の中で「暴走と覚醒」を起こしたいと 思っていました。 暴走と覚醒はある意味でセットなんだと「エヴァ」

          書くことは勇気

          完璧主義やめました

          今年の夏から完璧主義、やめました。 長年、自分で自分自身を と、ここまで書いて放置してあって 数日経ってから続きを書こうと思っていたんですが、 ま、いっか となりました。くすくすくす。 長年の振り返りを書いておこうと思ったんですけど それもまあ別にいいか、となりまして。 しめしめ、やめられてるやんけ、と うれしくなった勢いで、健康診断直前だというのに サッポロ一番みそラーメンを大盛りで 食べました。非常においしかったです。 ある日のこと。 まるで目の前でストロボ・

          完璧主義やめました

          (朗報)飼い猫の匂いがわかる・・わかるぞ・・!!

          5月の風邪から2ヶ月あまり、本日ようやく飼い猫のお腹と肉球の匂いを確認することができました。 ありがとうございます。 幸せってこんなに身近にある。ピース。 この間、入浴中にボディソープで身体を洗ったあと、お湯をかけて流しましょう、と立ち上がったところで、泡で滑って転んで尻餅をついてしまいました。 お尻でくるくる回ってブレイクダンス。 (自分にこんなことができるなんて・・・!?) びっくりを通り越して感動しました。 「人は恥ずかしい失敗にさえ感動することができる エマ」

          (朗報)飼い猫の匂いがわかる・・わかるぞ・・!!

          おかえり、自分軸 オーケー、誰かの軸

          今朝見た占いの一言に感銘を受けて 思わずおでこを思いっきり手のひらで打っちゃいそうになりました。 自分のおでこですよ。あたりまえですが。 そういう時の占いはたいていの場合 「夢☆夢☆ミラクル100%☆キャッキャッ♪」みたいな明るい内容ではなく、ちょっとチクッと刺さる、耳が痛い内容ですね。 思わず「たしかに!」と声が出るところでしたが、周りに人がいたので 口を開けたのをごまかすのに、飲み物を飲みました。 最近になってふと、お日様に当たりたいな、と思うようになり、 朝のうちに

          おかえり、自分軸 オーケー、誰かの軸

          暑さの影

          猛暑日の土曜日の午後。 エアーあやとりをしていたら時間が経っていました。 考え事をしたいときは、いつもなにかしら手を動かすのが癖で何かを考えているんだけど、そのなにかが何になるのかはまだ自分にも分からない。 そういう思考にひたっていると体内に「排気ガス」がたまっていきます。 重たい身体を持ち上げて台所に立つ。 洗い桶にためてある水(猫の飲み水です)に両手を浸す。 熱くなった手のひらにひやひやと気持ち良い。 般若心経を流しながらキャベツのコールスローを作っていたら飼い猫が ツ

          暑さの影

          終わるまで終わりじゃない

          創作大賞に小説を投稿してから、1ヶ月近くのあいだ ほとんど文章を書きませんでした。 音楽もほとんど聴かなかった。テレビも。 ずっとひたすらYouTubeで顔やせのストレッチをしていました。 今は、Lenny Kravizの「It Ain't Over 'Til It's Over」を ループ再生で流しながらこれを書いています。 日記を書くのにちょうど良い曲なので。 気を抜いて、つれづれなるままに思いつくままこれを書いています。 リハビリみたいだ。 知らず知らずのうちに先の

          終わるまで終わりじゃない

          豆乳に足を向けて寝れません

          朝、日焼け止めを塗っていると 左手の小指の付け根のあたりが内出血しているのに、気づきました。 まあ、そういうこともあるでしょう、と 今度は右腕を塗ろうとしましたところ、右手もおんなじことになってました。 これは、いったいどういうことだろう?と考えながら 冷蔵庫から豆乳を出してプロテイン・ドリンクを作って飲みました。 5月に高熱を出してダウンして以来、毎朝飲んでいます。 実際やってみてわかったのですが、新しい習慣が出来るというのは、すがすがしくて、他には代えがたいような気持ち

          豆乳に足を向けて寝れません

          【第5話】フーガ

          「ところで漫画はどう?売れてるの?」とカシマが言った。 「まあ、なんとか食べてはいけてる」と僕は言った。 店内はさっきよりも混み始めていた。 僕はコーヒーの残りを飲んでしまうと、またなんとなくメニューを開いてドリンクやホットケーキの写真を眺めた。 「描くのって、やっぱり愉しいもの?」とカシマが言った。 「うーん」僕はフルーツサンドの写真を見ながらちょっと考えた。「まあ、結局は愉しいんだろうね。なんだかんだいってやめられないわけだし」 「すごいわね。尊敬するわ。心から。ほんとう

          【第5話】フーガ

          【第4話】フーガ

          僕が芹香の高熱と彼女の漫画の話をしたら、カシマは手を叩いて笑った。僕にとっては日常のよくある出来事に過ぎないことでも、カシマにとっては、おかしくてたまらないらしかった。 彼女は待ち合わせに20分ほど遅れてやってきた。僕を見つけると、笑って手を振ってから、すぐ「ごめん」というように手を合わせた。 カシマと最後に会ったのは2年前。相変わらず高校生の時の見た目と全然変わっていなかった。肩まである黒くてまっすぐな髪を耳にかけて、コムデギャルソンの黒のワンピースを着ていた。片方の耳に

          【第4話】フーガ

          【第3話】フーガ

          寡黙な毎日ではあるけれど、孤独ではない。僕は今までそう信じて生きてきた。 机の前に座ってパソコンを立ち上げると、「電気グルーブ」のアルバムを流す。飲みさしのコーヒーが入ったマグカップに、新しいペットボトルのブラックコーヒーをつぎ足した。コーヒーが机にこぼれた。「虹」が始まった。大好きな曲だ。 近所のパン屋で買ってきたツナ・サンドイッチを食べながら、下描きにとりかかる。そう、締め切りはとうに過ぎている。それはよく知っている。わざわざ確認するまでもなく。 とにかくなにがなんで

          【第3話】フーガ

          【第2話】フーガ

          蜂鳥家にとって1975年はとても幸運な年だった。 芹香が生まれたのだ。 蜂鳥家には長い間子どもが出来なかった。 1970年の段階で蜂鳥家は新規の顧客を受け付けていない。たとえ誰からの紹介であろうと。さっきやって来たレクサスの客は、古くからの信者ということになる。 顧客たちはこの家をひそかに「鳥かご」と呼んで大事にしてきた。 おばあさまは「見立て」を自分の代で終わりにすることをかなり以前から公言していたという。 顧客たちから何を言われようと、廃業すること自体、そんな事は些末な

          【第2話】フーガ

          【第1話】フーガ

          (あらすじ) 操は25歳の漫画家。隣の蜂鳥家でおばあさまと暮らしている幼なじみの芹香とのんびり緩慢な日々を過ごしている。 蜂鳥家は名だたる有名人やVIPを顧客として抱える神がかりの家だ。毎日ひそかに要人たちが家を訪れる。芹香はこの家の後継者として育てられてきた。 ある日、操と芹香の共通の親友で、高校時代のクラスメイト鹿島ナリコから操の家に電話がかかってくる。操は、寝込んでいる芹香をおいて一人で彼女に会いに行くが・・・。 ☆☆☆ 「ねえ、今度はゆっくりと下からなめてみてく

          【第1話】フーガ