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終わるまで終わりじゃない

創作大賞に小説を投稿してから、1ヶ月近くのあいだ
ほとんど文章を書きませんでした。
音楽もほとんど聴かなかった。テレビも。
ずっとひたすらYouTubeで顔やせのストレッチをしていました。

今は、Lenny Kravizの「It Ain't Over 'Til It's Over」を
ループ再生で流しながらこれを書いています。
日記を書くのにちょうど良い曲なので。
気を抜いて、つれづれなるままに思いつくままこれを書いています。
リハビリみたいだ。

知らず知らずのうちに先のことに期待をしすぎていることがある。
足が止まってしまっていることで、そのことに気づく。
足が止まると、頭も止まる。
私も長い間、止まっていました。顔の筋肉以外。

いつまでもこんなぼやっとした頭でいたってしかたない。
いつもと違う道を歩いて脳に刺激を与えましょう、といつも通っている通りの一本隣の通りを歩いてみました。
そしたら、ゴミ捨て場に吊された一羽のカラスを見つけて、
30年ぶりに垂直跳びで飛び上がりました。
なんで、こんな平和な土地でカラスの虐殺が?と思い、おそるおそる近寄ってみると、それはプラスチックで出来たフェイクのカラスのフィギュアでした。
猫ならいったん落ち着くために前肢で洗顔をするところです。
ああ、びっくりした。
それ以来、分かってはいてもそこを通るたびに、ぎょっとします。
見せしめにされた哀れな仲間がいるせいか、その近辺でカラスの姿は見ないですね。「おっカーねえ」とカラス達の間でも有名なのでしょう。

梅雨の長雨は、時の流れの速さをいつもよりも曖昧にしているよう。
日曜日の夜の雨はなおさら。
次の小説を書く準備が少しずつ出来ていることに、幸せをかみしめる。
終わって、また始まる。

ここまで読んでくださった方に心からの感謝を捧げます。
それではまた。
自分で思っていたよりずっと鳥類が好きみたいです。







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