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暑さの影

猛暑日の土曜日の午後。
エアーあやとりをしていたら時間が経っていました。
考え事をしたいときは、いつもなにかしら手を動かすのが癖で何かを考えているんだけど、そのなにかが何になるのかはまだ自分にも分からない。
そういう思考にひたっていると体内に「排気ガス」がたまっていきます。
重たい身体を持ち上げて台所に立つ。
洗い桶にためてある水(猫の飲み水です)に両手を浸す。
熱くなった手のひらにひやひやと気持ち良い。

般若心経を流しながらキャベツのコールスローを作っていたら飼い猫が
ツナの匂いにつられてやってきました。あげませんよ。
今年の夏はキャベツのコールスローにはまっていて、毎日食べています。
杏さんのYouTubeで観たレシピで、クミンパウダーを少し入れると、今まで食べたことのないコールスローになって感動して、それ以来大好きになりました。
作りたてを少し小皿に取って味を見る。うーむ。
どうして食べ飽きないのだろう。うますぎる。

そのとき、考え事を忘れていたことに気がつく。
そのことに安堵する。
この異常ともいえる暴力的な暑さが静まる頃、私は何をしているのだろう、と思う。
分かっていることがひとつだけあります。
間違いなくキャベツのコールスローを作っているでしょう。
飼い猫に足首を噛まれながら。
確実にダメージを与える、アキレス腱を狙ってくるのがすごいと思う。

ここまで読んでくださった方に心からの感謝を捧げます。
ありがとうございました。
それではまた。

ズーラシアのホームページの動物紹介が証明写真みたいでとてもかわいいですね。

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