最近の記事

我が家はアップダウン

「世界をアップデートする方法」篠原信ーを読んで、賢くなった気がした。いい本です。ふみサロの今月の課題本でした。  ここからはエッセイ ⇓ 仕事が楽しいのはソクラテスやっているからだ!と知る。 勉強会でのやり取りは、まさにソクラテスやっている。 一方、我が家のリビングで展開しているのは、頓珍漢極まりないやりとり。夫はテレビ相手に反応し、 「こんな人が政治をやっているのがおかしい!」 「若者の自己中心にはあきれる、日本の将来が心配だ」 「ゲームで育った子どもが大人になったら、

    • さまよっている

      今月は「猫鳴り」沼田まほかる を読んでエッセイを書く。 「ふみサロ」の課題本がテーマだ。    ⇓  最近、来し方を考えるようになった。 思春期、考えまいとしているかのように歩きまわり、走るしかないかのように、突き動かされ動いていた。夜、遅くまで田んぼのあぜ道を歩き回っていたり、嵐の前の荒れ狂う海で波の飛沫があがるのを眺めていたこともある。 反面、友人のはるちゃんと深夜まで、我が家の庭でしゃべることもあった。 話すことでワクワクしたあの時、次に踏み出せるような、広がる感覚、

      • 父親捜し

        「先祖探偵」文サロの課題本を読んで、私の先祖捜しは!父親捜しだった。  母が亡くなって後、父親捜しを始めた。 かつて、母が「今度の市長さんは「雄一{私の実父の名)}の親戚らしい」といっていた言葉を思い出し、母の死から一周忌を過ぎたころ、市長宛てに手紙を書いた。  市長は私より若いので実父のことは知らなくても、親戚に当たれば何か手がかりが得られるかもしれないと、望みを託して書いた。  私の父と母は戦後の、避難先から帰って来たとき同じ避難民住宅に住んで居た、その時に父と母は知り

        • 恋に言葉はいらない

          「7日間で英語がペラペラになる 「カタカナ英会話」甲斐 ナオミ 今回のふみサロでの課題本です。  カタカナ英会話と聞いたとき、幼馴染のケイちゃんを思い出した。 ケイちゃんは中学を卒業すると間もなく,米兵と結婚してアメリカに行ってしまった。   中学を卒業した後一度もあっていない。ケイちゃんは早くに両親を亡くし、きょうだいだけで暮らしていた。  沖縄中部の歓楽街には、米兵相手のバーが乱立し、その中でAサイン(米軍公認)お墨付きのバーも並んでいた。  友人の話によると、ケイち

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          神様のファン

          成功している人はなぜ神社に行くのか? 矢木龍平 サンマーク出版  ふみサロの今月のテーマ本です。  私にとって、神様への思いはファン意識に近いと思う。 霊感は何もない。見えることも、聞こえることも、感じることもない。  ごく自然に、受け入れて毎朝今日もよろしくお願いしますと、祈り、毎晩有難うございましたと正座して祈っている。日中西日の射す窓から空に向かって。    子どもの頃から空気のように、何の疑問もなく当り前に漠然と感じていた感覚だ。  でも、初詣に行くこともない、神社

          神様のファン

          壁の乗り越え方

          今月のふみサロ課題本です。  さとうりゅうとう著者 未来パブリッシング  困ったことはたくさんあったが「壁」にぶつかったという認識は なかった。  もとより志はなく、ただもがいていただけで、 あとは開き直りだったと思う。  経済的に厳しかったのでたくさん転職をした。 これといった特技もないし、体力もない、営業、テレアポイント、 日本語教師、など。少しでも給料の高いところ、少しでも楽しい仕事と転々と変えた。  心理学はただ好きで学んでいた。 カウンセラーという仕事は日本には

          壁の乗り越え方

          目的を見失って

          今月のふみサロは小説「だまし絵の牙」が取り上げられた、面白い小説 珍しく2度読みした。    そして、エッセイに繋がったのは「人間関係」そして 『主体性?』だった  沖縄から子ども二人をつれて東京へ出てきたとき、環境を変えたい、人間関係を変えたいと強く心に決めていた。  ママ友は作らないということを自分に言い聞かせ、その後もあたりさわりのない人との関係を作ってきた。世間話が不得意で、マンションの人との付き合いも避けてきた。  主体的に行動しているつもりだった。 主婦の話は

          目的を見失って

          懲りないわたし

          発想の転換❣! 「パン屋でおにぎりを売る」文サロの今月の課題本である。  思い込みから自動的に行動に移ってしまう。 固定観念との闘いの日々だ。 瞬時に過去に経験したデータから、判断してしまい失敗する。  最近、約束の場所になかなかたどりつけなくて困ったことが続いた。 先日も、ある会社との打ち合わせに行く時、元浅草にある住所を教えてもらい前日から、グーグル地図で確認して時間の余裕を持ってでかけた。スマホを片手に最寄りの駅に着いたが、地図と実際の街や道路の広さに圧倒されなが

          懲りないわたし

          唇でティッシュで噛むしぐさ

          絶滅危惧動作図鑑 藪本晶子 今月のふみサロの課題本です。  今でも化粧するたび、   唇でティッシュを噛む母のしぐさが懐かしい いつか書きたいエピソードでした。  引き出しにちびた口紅がごろごろしている。毎朝化粧するたび、ちびた口紅を見て母のしぐさや繰り返し言った言葉を思い出す。  母は晩年外で食事することを好んだ。 軽い障害をもつ弟のために三度の食事作りは欠かさず、自分は食べなかった。自分の作る料理(野菜いため)には飽きたという。(弟は母の食事しか食べないのだ) 出掛け

          唇でティッシュで噛むしぐさ

          爽やかに生きたい

          失敗の科学 マシュー・サイド(有枝春訳)を読んで  今月のふみサロの課題本です。 エッセイを書いてみました。        ↓  「○○さんも一緒なの?私、彼女苦手なの、この年になって嫌いな人と無理して付き合うことはしたくないの」というKさん。 私があるイベントに誘った時、Kさんはストレートに云った。 無理な人間関係は作りたくない、最近よく聞くようになった。 今までのように誰とでも楽しくつき合えるかというと、私も若かったころとは違い遠慮したい関係も増えてきた。無邪気にどんな時

          爽やかに生きたい

          無意識と繋がった

          記憶する体 を読んで            体で覚えるとは、無意識の記憶といってもいいかもしれない。 今まで夢は朝起きたら忘れてしまいほとんど覚えていなかった。予知夢とか亡き人が夢に出てきたとか聞いても、特別な人が感じる霊感のようなものとひとくくりにして、気にもしていなかった。 それが最近、変わった。夢を意識するようになったのだ。 うつら、うつら眠りが浅い状態の時、瞬間に昨日の大事なことが浮かんでくることがある。  前の日に大事なことなので準備しておこうと思ったものを忘

          無意識と繋がった

          無意識探訪

          無意識は賢い  当たり前だが、無意識って意識してないから知覚しない。 日々やり過ごすだけ。  ふと、自分の無意識に向き合うようにしてみたら・・・発見がたくさんある。  無意識探訪の方法はいろいろあるかもしれないが、夢は分かりやすい。 夢は脈絡ないが、そのままで覚えている範囲でなぜこんな夢をみたのかなと、軽く受け止める。あくまで軽く。  すると、意外と前の日に気になっていたことが、夢に現れることが多い。 事に気がついた。  ストーリーはデフォルメされているが、そこに流れる感

          無意識探訪

          その人

          「その本は」を読んで、「その人」を書かずにおれなくなった。 「ふみサロ」https://www.facebook.com/groups/632922533851766での今月の課題本です。    ↓  その人は、強い。 よく働き、親切で情がある。相手の良くない行動や態度をたしなめる怖い先輩でもあった。 その人は。  一人息子が生まれて、育児に専念したかったが同居している姑から家計のために働きなさい、息子は自分が見てあげるからと言われ、仕事に復帰した。子どもが可愛くて朝、子ど

          その人

          メモの魔力 

          文サロでの今月の課題本  「メモの魔力」を読んでエッセイを書くのが課題である。  メモの習慣がついたのは何時だったか?確かメモを取らない自分に気がついて、手帳を買うのが楽しみになったことを思い出した。   以下がエッセイとして書いたもの       ↓  記憶力に自信があると高をくくり、ズボラときてメモを取る習慣がなかった。今はメモしたことも忘れる始末。 流石に危機感を感じ、メモ、メモとマメに書くように努めるようになったが・・。  でも、私のメモは予定をカレンダーや手帳に書

          メモの魔力 

          親の言い分

           こじれた親子関係、毒親と言う子も、親も深く傷ついている。 子どもは、今までの時間を返して欲しいと叶わないと知っていても苦悩する。親は確かにいろいろあったけど、そこまで言われるとは思わなかった、食べさせて元気に学校に行かせることでどれだけ大変だったか。私も親に何か不満を言うと衣食住揃っているのだから、贅沢は言ってはいけないと云われて育ったから、子どもに不自由はさせないと頑張ってきた  親にも言い分があるという。  どちらも辛い。どこで捻じれてしまったのかと苦悩する。  子

          親の言い分

          エンドルフィンは凄い

           笑いのある風景、笑顔の表情の人に出会うと心が和む。 人は思わぬ予想外の出来事に出会ったとき笑いが生まれる。 大声で笑う人とこっそりと、静かに、表情をゆるめる笑いをする人、様々だ。私は後者である。  幼馴染のYさんは明るく、高らかに大声で笑い、周りに人が寄ってくるタイプの人である。 美容室を経営し、客は絶えない。明るい人と一緒にいると居心地がいい、 屈託がないのだ。Yさんはその反面臆病で気が小さいところもある。  もうひとり明るくカラカラと笑う愛すべき義妹のK子がいる。 義妹

          エンドルフィンは凄い