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聞くと聴くの違いを訊く

みなさんこんにちは!
今回はコーチングに関する話です。


コーチングで基本となるのは『傾聴

傾聴は字の如く『(耳を)傾けて聴く』です。
つまり相手の話を熱心に聴く事を意味しています!

ちなみにこの『聴く』という漢字、使い分けられていますか?

noteで文章を書く上でも知っておきたい漢字の意味をピックアップして記事にしてみました。

みなさんの参考になれば幸いです!

✎︎______________

■『きく』3種類

『聞く』
無意識、特に関心を寄せるわけではなく自然と耳に入ってくる時に使用する。
「足音を聞く」
「笑い声が聞こえる」

『聴く』
意識的、積極的に耳を傾けて聴く時に使用する。
「音楽を聴く」
「説明を聴く」

『訊く』
相手に尋ねる時、質問する時に使用する。
「道を訊く」
「予定を訊く」


■使い分け

『聞く』『聴く』→受け身
『訊く』→自発的

その為『訊く』は『訊こえる』という受動的な書き方はしません。
自分から相手に尋ねる時に訊くを使用しましょう。

『聞く』→意識低い、自分本位
『聴く』→意識高い、相手本位

自然と耳に入ってくる音、聞いているフリなんていう時は『聞く』を用います。

音楽を自分で選んだ時、相手の話を汲み取ろうとする時は『聴く』を用います。


■どちらでも間違いではない

例えば
『音楽を聞く』
『音楽を聴く』

どちらも合ってますね!

合っていますが意味合いが変わります。

『音楽を聞く』では、どこからか流れてきた音楽が聞こえてきた様子。

『音楽を聴く』では、自らamazon musicで好きな音楽をかけている様子。

文章においてはどちらの『きく』を使うかで伝えたい事が変わりそうです。


■コーチングでは『聴く』

コーチングにおいては相手の話を聴かない事には始まりません。

相手が何を話したいのか、何を伝えたいのか。
特に言葉として出てきたものは氷山の一角に過ぎません。

言葉の裏側には何があるのかを汲み取る事も大事ですし、本人でさえ気づいていないお困り事もあります。

その為には出てきた言葉は一言一句聞き逃さないくらいの気持ちで『聴く』必要があります。

なのでコーチングでは『傾聴』を重視しています。


■聴の由来

14の心で耳を傾けるという由来があるそうです。

ずっとそう思ってたんですが、関係ないという記述もあるそうです。

違うとしても意味合いとしては良いので後づけでも良いんじゃないないかなーなんて思ってます!


■おわりに

きく』に関してまとめてみましたがいかがでしたか?

私もコーチングを学んでからコミュニケーションでは『聴く』を重視するようになりました。

またまだまだ未熟なところもありますので、誤ったところがあればご意見頂ければと思います!

ご覧いただきありがとうございます♪



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