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髪を上手に乾かしましょう!

みなさんこんにちは!

今回はヘアケアの中でも「髪を乾かす」ことに注目していきます!

シャンプーをすれば乾かすという行為もセットでついてきますね。

しかし
「めんどくさい」
「子供がいて時間がない」
「寝るまでに乾くからいっか」
「とりあえず束ねちゃえ」
と意外とないがしろにしがちです。


健康な髪はもちろん健康な頭皮の為にも乾かす事は大切です。

そんな髪を乾かす理由、乾かし方、ドライヤーの選び方についてお話ししていきます!

参考になれば幸いです!


乾かす理由


①キューティクルを閉じる

キューティクルという名前はご存じの方も多いでしょう。髪の表面にはキューティクルといううろこ状のもので覆われています。

濡れている時はそのキューティクルが開きダメージが受けやすい状態になります。その時に擦ったりすると傷んだり、内部のタンパク質が出てしまいます。

なので早めに乾かして、キューティクルを閉じてあげましょう。キューティクルは剥がれてしまうと元に戻りません。枝毛の原因はこの辺りにあります。

特に寝る前はしっかり髪を乾かして、枕で多少擦れても傷まないようにしてあげる事が大切です。


②頭皮の雑菌を防ぐ

頭皮が濡れていると雑菌が繁殖しやすく、臭いや痒みの原因になります。湿気がある場所はカビが生えてしまうイメージですね。

頭皮は髪を生やす土壌です。頭皮が健康なほど健康な髪が育ちます。髪を早く伸ばしたい、細い・薄いと悩んでいる方は特に頭皮ケアが大切です。


ちなみに朝シャンの人は襟足の肌が赤い人が多い傾向だといわれています。
その理由は、シャンプーのすすぎ残し&乾かしきれないダブルパンチ。朝時間がない人の朝シャンは夜に変えた方が良さそうです。



③余計なクセをなくす

前回の記事でも書きましたが、濡れている状態は水素結合が分断されているので髪の毛が無防備な状態です。かつ、クセがつきやすくなっています。

そのまま放置すると余計なクセが残ってしまいます。一度乾くと再び濡らさないと直りません。余計なクセがつく前に乾かしてあげる事が大切です。


④髪型のセット

髪は「濡れている時や温度が高いと形を変えやすく」、「乾いたり冷えると固まる」性質があります。

乾かしながら形づけていく事で狙った髪型に出来ます。その時は少し水分がある状態から作り始めると良いですね。

またドライヤーの冷風はこの為にあります。例えば内巻きにしたい時はブラシを毛先に入れたまま冷風を当てると毛先が丸くなります。


*乾かす理由は4つが挙げられますが、①~③が寝る前に意識してもらいたい事、④はおでかけ前にやる事といった感じですね!


乾かし方

夜寝る前にシャンプーした時のイメージで進めます。でもセットの為にシャワーを浴びた時も基本的には一緒です。


①タオルドライ

最初からドライヤーは使いません!

タオルで拭き取れる水分は余計な水分です。タオルで拭けるだけ拭きましょう!

*拭く順番
「頭皮→根元→中間→毛先」
「襟足→耳周り→後頭部→頭頂部」

乾きにくいところから拭いていきます。

毛先はポンポンと叩くようにするか、タオルでギューっと挟み込むように押さえます。擦ると傷むので気をつけましょう。


タオルで拭くことで時短になりますし、ドライヤーで余計な負担をかけないで済みます。
電気代の節約にもなりますね。


②ドライヤー

*乾かす順番
「頭皮→根元→中間→毛先」
「襟足→耳周り→後頭部→頭頂部」

(タオルドライと同じです。
この順番は基本なので覚えておきましょう。)

内側にドライヤーか当たるようにお辞儀をするような姿勢で下を向きます。
ドライヤーは上から当てます。
空いている手で後ろから前へ手ぐしで梳かします。

内側が乾いたらその上…という順番で乾かします。内側の髪がまとまるとその上の髪もおさまりが良くなりますね。

ただし、体勢が辛い方もいると思いますので無理はしないで下さい。
内側から先に乾かしていくと覚えてもらえれば大丈夫です。

意識しないと乾かしやすい前の方ばかりドライヤー当てがちなので気をつけて下さいね。


③仕上げ

寝る前でもブラシで梳かしておきましょう。絡みづらくなったり、傷みづらくなります。
朝のセットも楽になりますね。

パーマがかかっている方はブラッシングすると取れてしまうので、手で揉み込むようにしておくと良いですね。

おでかけ前など、きちんとセットする場合は完全に乾く前からスタイリングし始めましょう。

先述の通り、多少水分がある方が形を変化させやすいのと乾かしすぎると傷みますからね。



ドライヤーの選び方


ドライヤーも色んなタイプがありますね。

選ぶ時は
*「ヘアケア」or「シンプル」
*「業務用」or「家庭用」

この2つの掛け合わせで考えると良いと思います。それぞれ説明していきます。


①ヘアケア向けorシンプル

価格はここで左右されやすいです。

▶︎ヘアケア向け

主にイオン搭載の物でしょう。
マイナスイオンが髪に付着するとキューティクルが閉じやすくなり、静電気やパサつきを抑える効果があります。

メーカーによってもイオンの性能の違いがあります。
Panasonic「ナノイー」
SHARP「プラズマクラスター」
など。

どれが良いかは一概にいえないので、相性や好みで選ぶ感じになりますね。

価格は5千円〜5万円とピンキリですね。
7万円以上のものもあります。
価格が高い物ほど性能も高いと思います。


▶︎シンプル

乾かせればそれで良いというものですね。
風量の切り替えが出来なかったり、冷風が出ないものもあります。

ベリーショートで月一ヘアカットしてる方なら問題ないと思います。

価格は1千円台〜と機能が少ない分価格は抑えられています。


②業務用or家庭用

▶︎業務用

最大のポイントは風量が強く早く乾くこと。
これにつきます。

ドライヤーは熱で乾かすというよりも風で乾かしています。その為風量の強さは重要です。

何人ものお客様を乾かすのに時間かかっていては仕事にならないですからね。また、早く乾くという事はキューティクルを早く閉じる事にもなるのでダメージを防ぐ効果もあります。

風量も多段階になっているので強めにしっかり乾かして、弱めの風でブローなど調整も出来ます。

電源のコードが長いのもありがたいですね。

*注意点

基本的に1500wとワット数が大きい事。
コンセントの挿し口によっては「1200wまで」の場合もありますので購入前に確認した方が良いですね。

家庭用に比べるとやや大きく、やや重いです。
極端な程ではありませんが家庭用の小型のものに慣れている方は最初違和感があるかもしれません。


ヘアサロンでは「nobby」というメーカーがメジャーです。
ほとんどのサロンが使っています。(齋藤はじめ調べ)
業務用をメインに作っているだけあって使いやすいですね。



▶︎家庭用

コンパクトな形や軽量されているのが特徴ですね。持ちやすいという事は疲れないので、最後までしっかり乾かせる事に繋がります。

持ち手が折り畳めるものが主流なので、収納のしやすさはありがたいですね。

ワット数は1200wや1300wまでのものが多いですが、風量は業務用のものと変わらないものも多いです。

ワット数で変わるのは温度のようです。もちろん温度が高い方が乾くのは早いですが、電気代なども考えると家庭用でも充分でしょう。(だから家庭用なんですけどねw)


家庭用で私が気に入ってるのは「Nobby by TESCOM 」のドライヤーです。
業務用の「nobby」の家庭用バージョンですね。
元々仕事で使っているので家でも同じように使えるのが良いですね。


周りの美容師やお客様で評判良いのはPanasonicの「ナノケア」ですね。
実際に使った事ありませんが、めちゃ早く乾くのとすごくまとまるらしいです。

かなり高機能ですね。



③ブラシ付きドライヤー

こちらは番外編みたいな感じです。

いわゆる「くるくるドライヤー」ですね。ドライヤーにブラシがついていて内巻きブローがしやすいです。

通常のドライヤーだと片手にドライヤー、片手にブラシなのでやりにくい方もいますね。そういう方は手軽にセットしやすいドライヤーです。

ただ乾かすのには不向きなので、仕上げにだけブラシ付きドライヤーという使い方が良いですね。


ちなみに夏場の暑い時に冷風をあてると一気に涼しくなりますねw
そんな使い方もアリ?w


おわりに

「髪を乾かす」のは誰しも経験があるはずです。しかし深掘りしていくと考え方ややり方は変わります。

毎日行う事なのでこの機会に見直してみてはいかがでしょうか?

今後のヘアケア・頭皮ケアに役立てば幸いです!

ご覧頂きありがとうございました!

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