eldoru

100年企業から10年企業へ。営業、事業開発、業務企画を経て、IS、MKT、Ops、C…

eldoru

100年企業から10年企業へ。営業、事業開発、業務企画を経て、IS、MKT、Ops、CS、事業開発と幅広く。まずは文章化することを習慣化することを目標に。ご笑覧ください

マガジン

  • デジタル化/自動化

  • 事業開発

最近の記事

【読書】『敦煌』井上靖

ひさびさの久々の小説。 やっぱり歴史小説は面白い。 私は史実自体もあまり知らなかったし、中国の西域は興隆が激しいし、当時のこともあまりわかってなかったが、結構楽しめた。日本人が書いているし、主人公の趙行徳が馴染みやすいのか?(大学受験で世界史を選択したため、中国の国の移り変わり歌を覚えたのを思い出した) とはいえ、基本的には史実は一部であり、「誰々がどこどこを滅ぼした。どこどこでなになにが見つかった」みたいなもので、それに対してフィクションで作り上げた主人公含む3人を中心

    • つまんない人間になっていってる気がする、から抜け出す!宣言

      数年前から感じていた感覚。 「つまんない人間になっていってる気がする」 この原因の一端が見つかったような気がします。 やっぱり、そうよな。 実学以外の本が読めてないことは直結するよな。 デジタルの会社に転職し、早3年になろうとしてます。ここに入ってわかったのは、年齢や経験、原理原則は関係ない。SaaSビジネスにおける成功、失敗の事例をどれだけ知っているか、が上にいける人間かどうかを分けると。 (実際には違うのだが、下っ端ほどなんだかこの即席の論理が、吉野家的なうま

      • 【読書】『暗号解読』サイモン・シン

        10年ぐらい前に聞いてたラジオでおすすめしていた本。ずっと積読になっていたのだが、やっと読めました! なかなか興味深い内容でした。 暗号解読となると、第二次大戦中の通信を紐解く話が想像できるかもしれませんが、それだけに、あらず。 古くはギリシャ時代、そして、暗号に限らず「ロゼッタストーン」のヒエログリフや線文字Bの解析などその導き方を素人にもわかりやすく教えてくれる。 まさに、この解読は論理と飛躍の総合格闘技ですね。 先日テレビカンブリア宮殿でみた天才・ネジロウ社長

        • 【読書】『ビジョナリーカンパニーZERO』ジム・コリンズ ビル・ラジアー

          久々にビジョナリーカンパニーシリーズを読みましたが、シリーズのすべてを読んだわけではないですが、これは集大成かもしれないです。 なぜ読んだ?昨年の輪読会で選出されたものの一つでした。また、この1冊は尊敬する諸先輩方が読まれていて、とても読み込まれていた本なので楽しみにしてました。 結論めちゃくちゃ良い本でした。また定期的に読み直したいと思う本です。いま理解しているところも、理解したと思っているところも、時や経験を経て学ぶ点が変わるだろうなと思ってます。ビジネスに携わるすべ

        【読書】『敦煌』井上靖

        • つまんない人間になっていってる気がする、から抜け出す!宣言

        • 【読書】『暗号解読』サイモン・シン

        • 【読書】『ビジョナリーカンパニーZERO』ジム・コリンズ ビル・ラジアー

        マガジン

        • デジタル化/自動化
          3本
        • 事業開発
          1本

        記事

          【読書】『経営学』小倉昌男

          めちゃくちゃ勉強になりました。いろんな人が紹介していて気になっておりましたが、いま読めてよかったです。新規サービスをつくってる自分にはめちゃくちゃ勉強になる思考の深さでした。 また、経営者は「大人な対応」をするイメージもあったのですが、本当に理不尽なことには決別をするという部分も、胆力のある憧れる昭和の経営者という感覚を持ちました。(ただ、自分はまだまだペーぺー、かつキレやすい、そして人に影響を受けやすいので、「絶対に怒らない」「絶対に戦わない」と改めてここに肝に銘じたいと

          【読書】『経営学』小倉昌男

          【読書】『CIO/IT責任者が語る、DX時代を打ち勝つための30の提言』特定非営利活動法人CIO Lounge

          業務に必要で、またビジネス書に戻ってきましたw(必要ならしゃーないということで) 所感一足飛びにDXは難しい。まずは見える化、業務改革へ 「DX」とあるが、まだまだその実現はむずかしいものの、第一ステップの業務プロセスの見える化、そして第二ステップの業務改革で不要な業務を削減しながら、RPAなど自動化できるところは効率化するという動きは実現し始めているとのこと。 一方で、この延長線上にあるかもしれない「DX(BX by D)」にはまだ到達できてない。(もしかしたら非線形

          【読書】『CIO/IT責任者が語る、DX時代を打ち勝つための30の提言』特定非営利活動法人CIO Lounge

          【読書】『告白』湊かなえ

          ビジネス書ばかり読んでいるとつまらない人間になる気がすると言ったら、同僚が紹介してくれた書籍。 ミステリーなら先が気になるし、読み進むだろうといって、初心者にオススメしてくれた。 所感結果、、、 ちょっと怖かったww 怖いというと語弊があるのですが、小さい子が◯されちゃうのとか、中学生が犯人だとかから始まるので、まだ小さい子がいる親としては被害者に感情移入しつつ、カタルシスが産まれにくい構造(生き返る訳ではないので)にもやもやを抱える状態がつづいてしまった。(そういう

          【読書】『告白』湊かなえ

          【読書】『失敗を語ろう。 「わからないことだらけ」を突き進んだ僕らが学んだこと』辻庸介

          印象に残った箇所をいくつか。 ビジネスで結果を出せる人に共通する資質。「お金を集める能力」これは起業家の資金調達というだけでなく、必要なリソース、予算を会社から獲得する能力とのこと。 確かに、この能力大事だし、磨いていきたい能力です。いろいろ条件はあるのでしょうが、以下みたいのが必要なのかな。実績、事業理解、ビジョン、戦略、人望など。 リーダーはツラいときこそ明るくリーダーが暗い顔をして下を向いていたら、会社全体が暗くなり、良いことは何もないとのこと。 これは胆力が問われ

          【読書】『失敗を語ろう。 「わからないことだらけ」を突き進んだ僕らが学んだこと』辻庸介

          1年間毎日3分プランクをやってどうなった?っていう話。

          昨年2023年1月2日にふと思い立って、毎日3分間プランクをするというチャレンジ #plankchallenge364 を行いました。 結果、チャレンジを達成し、その効果に好感を持ったため、今なお毎日プランクをしている状態です(いま400日超えです) そんな私が、毎日プランクをすることでどういう変化が起きたかを振り返ってみようと思います。 ウエストが3cm絞れた毎年の健康診断で測る腹囲。一昨年が93.2cmだったのに対して、90.5cmと約3cm絞ることができた。 健

          1年間毎日3分プランクをやってどうなった?っていう話。

          【読書】『13歳から鍛える具体と抽象』細谷巧

          新書でも出ていますが、新たに中学生以降の学生をターゲットにリリースされたようです。前々から新書の方を読みたかったのですが、ちょうど図書館で貸し出し中であったため、こちらを拝読しました。 (新書も流し読みしましたが、本質は同じですし、ポイントも絞られているのでかえってこちらの方がわかりやすくてよかったかもしれません) 「13歳」と具体的に記載しているのも刺さりやすい「当てはまる人が少ないほど共感度が上がる」を意識してのタイトルでしょう! 以下学んだことを列挙。 具体と抽

          【読書】『13歳から鍛える具体と抽象』細谷巧

          【読書】『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』アンドリュー・グローブ

          マネジメント、およびミドルマネジャーとして大切なことを書いてくれています。なかなか教えてくれる人はいないし、そもそも教えてくれた人がいても多くの人は学んだこともないでしょう。かなり勉強になります。(おそらく、1on1が流行りはじめた数年前もこの本の再販?に影響があるのではないでしょうか?) 気になったポイントマネジメントの価値=自組織のアウトプット+影響力の及ぶ周辺組織のアウトプット 部下が仕事をしていないのは、能力がないか、意欲がないか。そのため、マネジャーがやることは

          【読書】『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』アンドリュー・グローブ

          【目標】年間50冊の本を読む|2024年

          昨年で週イチで本を読むという目標を立てましたがほとんど続きませんでした。反省です。 本を読むペース自体もさることながら、サマリーをnoteにあげるのもできていないというのが現状です(いま見返すと投稿せずに下書き状態になっている投稿が4,5件ほど、、) とはいえ、懲りずに標題の目標を立てます! 今年はやります! 読書noteはハードル上げずに、数行、一文だけの投稿になるかもしれません。が、まずはやり切ることを目標にします。 なにとぞ。 having fun!

          【目標】年間50冊の本を読む|2024年

          【読書】『孫子の兵法 考え抜かれた「人生戦略の書」の読み方』守屋洋

          経営者の中でも参考にされてる方も多い戦略論の古典ですよね。 解説のおかげか、岩波のものよりも読みやすい気がします。勉強になるところは多数ありますが、その中でも印象に残ったところをいくつか挙げておきます。 「戦わないで敵を降伏させることが最善の策」孫子と聞いてすぐに思い浮かべるのは「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という箇所だと思います。 なので、この第一を戦いとしていなかったことは改めて新鮮でした。目的と手段の混合はよくあることだと思いますし、一段高く俯瞰して考えるこ

          【読書】『孫子の兵法 考え抜かれた「人生戦略の書」の読み方』守屋洋

          【読書】『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』鴻上尚史

          特攻から生きて帰って来られた方がいるというのを知ってますか? それも飛ばずに終戦を迎えられた、というのではなく、9度出撃されて9度生きて帰って来られた方です。 さて、私の生半可な想像力と読解力では理解し切れていないかもしれないが、とにかくすごい経験をされていて、また、その佐々木さんのエピソードと出合うことができ、とてもありがたく思います。 そんな佐々木さんを支えたものは以下のようなことだったそうです。 「無駄死にするな」という岩本大尉の言葉 空を飛ぶことが大好き・楽

          【読書】『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』鴻上尚史

          【読書】『チンギス紀 二』北方謙三

          気になっていたけどなかなかないチンギスハンに関する小説。 北方謙三さんの歴史小説はけっこう読んできたが、やっぱりこれも男っぽい人物描写がおもしろいし、また、ご飯も美味しそうなんだよな。 そして、11,2歳の男の子が一族を率いていくのをみると、現代でもそのぐらいの歳でも一人前になり得ると考えた方がいいんじゃないかと思わされる。 この点については小説内でボオルチュが言ってたフレーズがそのままなのかもしれない。 テムジンに限らず、元従者のボオルチュも、信頼されて役割を与えら

          【読書】『チンギス紀 二』北方謙三

          【目標】週に1冊本を読む

          年の中途半端なタイミングですが、週に1冊本を読む目標を掲げたいと思います。 読んだ本については備忘録的にnoteにアップしていきます。散文的な感じになると思いますが、あまり負担をかけず、継続できるように! やはり、本を読まなくなって、引き出しも減ったり、つまらない人間になっている気がするので、それを改善できればいいと思ってます!

          【目標】週に1冊本を読む