【読書】『チンギス紀 二』北方謙三
気になっていたけどなかなかないチンギスハンに関する小説。
北方謙三さんの歴史小説はけっこう読んできたが、やっぱりこれも男っぽい人物描写がおもしろいし、また、ご飯も美味しそうなんだよな。
そして、11,2歳の男の子が一族を率いていくのをみると、現代でもそのぐらいの歳でも一人前になり得ると考えた方がいいんじゃないかと思わされる。
この点については小説内でボオルチュが言ってたフレーズがそのままなのかもしれない。
テムジンに限らず、元従者のボオルチュも、信頼されて役割を与えられ、達成に向けて世間にもまれる中で、こうして成熟していく。
今後も楽しみだ。
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