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ゼロからはじめた手書く詩人 #2

ジョージア語バスク語での手書きの詩人をはじめた。これが2作目の詩。
両言語の知識がゼロから始めている。翻訳サイトに日本語を入力すれば言語の壁を超える。日本語を類語に変えたり、単語だけにしたりして、単語の対応や文の構成を知識として手に入れる。そして、書いて、書いて、書く。手が痛くなったら終了。数時間後にまた書く。また痛くなったらまた終了。翌日また書く。
文字の手書きは楽しい。

ジョージア語

私はジョージア語のアルファベットの学習はしていない。R(丸いところ)だらけの文字は、今の私にとっては字というより記号や絵。
今回の詩には以前(#1)に練習していない文字がいくつもある。その中で最も魅惑的なのが、丸の上に数字の8が付いたイチゴ大福みたいなリンゴみたいなこれ↓。

アルファベットの練習帳。丸の12時の位置に小さめの数字の8があるジョージア語のtの文字。それを何度も練習している。大きさや形が一定ではない。

ジョージア文字を練習していても、私にはお手本がないので、向かう先が明確ではない。しかし気にせず独自視点で評価し、未知の方向へ変えてみる。正に試行錯誤。ふと左や上を見ると、どの書き方にも愛着が湧いてくる。ジョージア文字は懐が深い。
写真の赤字はマッキーでスケッチブックに書いているのだが(作品と呼ぶからには、”大きな文字でスケッチブックレベルの厚紙に書く”という、私の固定観念)、万年筆でノートに書いているときの方が上手く書けている気がする。万年筆のペン先の滑りと、ジョージア語のRの相性が良い。スケッチブックは表面に抵抗があり、マッキーの先がやや滑らない。結果、Rがぎこちない。

ジョージア語の練習帳、白背景に紺の文字。katis tasiと50回ほど書いてある。

そして今回の作品が「WORK-2」、梅雨の高湿空気を吸い込んだときの詩です。

ジョージア語の詩。背景が白に赤の文字。
ジョージア語

バスク語

バスク語のアルファベットは理解できるものの、単語という単位では、私にとっては絵か記号。バスク語はローマ字読みでほぼOKなのだが、読み上げてみてもピンとこない。楽器の色と同じで、脳が言語と認識しない。でも書いて、書いて、書く。
バスク語版の詩はこれ↓

バスク語の詩。背景が白に赤の文字。
バスク語

元の日本語はこれ↓

猫の器
夏の雨
鉄の味

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私の詩のジョージア語またはバスク語の文字を指南してくれる人を探しています。ジョージア語やバスク語に明るくなくても、一緒に字面を悩んだりコメントしてくれるだけでも歓迎です。コメント欄にてお待ちしています。

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