原口瑛子|EIKO HARAGUCHI
バングラデシュの雇用創出を目的とした牛本革専門ブランドビジネスレザーファクトリー株式会社。2015年〜2022年の創業期から成長期、そして2017年〜代表取締役社長としての経験を「はなみちのビジレザ経営日記」として綴っています。なお、バックナンバーのため、現在のビジネスレザーファクトリーの事業・組織・ブランドとは異なる情報があります。常に、過去より現在が、現在より未来が、ベター。変化は是です。ここにある情報より、今のビジネスレザーファクトリーが、いい事業であり、いい組織であり、いいブランドです。ただ私が社長だった期間、事業は私だけでなく「私たち」で創ることを大切にしてきました。当時ともに事業を創ってくれた仲間に感謝を忘れぬため、ここに残すことにしています。
西アフリカのブルキナファソに渡り、一人ソーシャルビジネスに挑戦中。
はじめまして、原口瑛子です!まずはここに辿り着いてくださってありがとうございます! 私は現在、西アフリカにある内陸国ブルキナファソ(以下、ブルキナ)という国で、一人新しいソーシャルビジネスに挑戦しています。 ここブルキナは最貧国のひとつと言われ、さらに近年は過激派のテロが多発、避難民が急増しています。そんなテロの影響を受ける女性たちに仕事を創りたい、そう思いこの地にやってきました。 そんな私は学生時代から「起業しよう」と思っていたわけではありませんでした。タイトル通り、
自分のことで泣くことは、多くない。なぜならそれは、自分次第で変えられるから。 自分の感情をコントロールするために、感情を外に出す人と出さない人がいるけれど、私は後者だと思う。元来の性格もあるし、役割がそうしたのかもしれない。ある程度の感情の浮き沈みは、自分で完結しようと試みる。 だけど、私は今年三回泣いた。社会の不条理が悔しくて。感情をコントロールできなくて、ただ一人で泣いた。 (ここから先、暴力に関するセンシティブな内容があります。PTSDなどお持ちの方はご自身の状況
過去の講演やメディア掲載の一部をまとめました。 講演は、小中学生向けの総合的な学習の時間やキャリア教育、大学生向けの講義やゼミ、社会人向けのSDGs勉強会など、講演規模は30人〜1,000人規模の講演実績がございます。 学校や企業、メディア関係者の方で、講演や取材をご希望の際には、以下のお問合せよりお気軽にお問合せくださいませ。 取材依頼はこちらから 講演依頼はこちらから ※ ※ 講演料は各学校や各企業の規定等に沿ってお気軽にご相談くださいませ。 <講演実績>小学
「みんなに楽しんでほしいんすよね」と彼は言った。というか、彼はそれをいつも言っていた。自分のことよりみんなのことを考える人だった。 でもそれはいつも、みんなが見えないところで。だからみんなが知らなかったり、時には…みんなに届いていないこともあるかもしれない。 そんな大切な仲間の訃報に触れた。 昨年ビジレザの代表を退任して、仲間に継承した私が言葉を残すのは出過ぎてると自分でも思う。今のビジレザのみんなに託すべきだろう、と。 でも人には多くの側面があって、彼とともに働いて
<2020年4月23日に書いた記事です> ビジネスレザーファクトリーのはなみちです。突然ですが、明日4月24日よりビジネスレザーファクトリー"日本店"を臨時オープンいたします! 「…え?"日本店"?」ですよね。 4月8日に緊急事態宣言発令、4月17日には全国に拡大、段階的ではありますが、ビジネスレザーファクトリーの直営店舗は、全店舗臨時休業といたしました。 その晩からずっと考えていました。お客さまのこと、日本メンバーのこと、バングラメンバーのこと。 そして、行き着い
<2020年5月7日に書いた記事です> バングラ工場の現状の続報をお伝えします。私たちビジネスレザーファクトリーの商品を作るバングラ工場のメンバーの顔をみなさまに知っていただくために。 バングラ工場は業務を再開しましたバングラ工場では、3月26日より全業務を停止していましたが、4月27日より一部業務を再開しました。日本のメディアでは、一部工場が再開を強行と報道もありましたが、実際バングラでは、社員の適切な安全性の維持を条件に、業務の再開が許可されています。 バングラ工場
<2020年4月12日に書いた記事です> こんにちは。ビジネスレザーファクトリーのはなみちです。 新型コロナの感染拡大の影響で、各地域各国でさまざまな影響が出ています。みなさまも毎日が大きく変化し、不安や混乱の日々を過ごされていると思います。 一日でも早く収束に向かうことを願いながら、みなさまにおかれましては、どうかお身体には十分にお気をつけください。 簡単ではありますが、ビジネスレザーファクトリーの仲間たちの現状をここでお伝えします。 日本の仲間たちについて4月8
<2021年2月28日に書いた記事です> ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の「はなみち」こと、原口瑛子です。 先日のプレスリリースの通り、本日2022年2月28日をもってビジネスレザーファクトリーの代表取締役長を退任し、23月1日より齊藤と諏訪の二人が共同代表として代表取締役に就任いたします。 前回のブログで「はなみちのビジレザ経営日記」は "完結編" にしたのですが、ひとつだけ未来のために書き残しておきたく"番外編"を書くことにしました。経営者の孤独を感じ
<2021年2月22日に書いた記事です> ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の「はなみち」こと、原口瑛子です。 先日プレスリリースでご報告した通り、2022年2月28日をもってビジネスレザーファクトリーの代表取締役長を退任することとなりました。2022年3月1日より齊藤と諏訪の二人が、共同代表として代表取締役に就任いたします。 私がビジレザの社長になったのは2017年。現在、日本の仲間たちは150人を超え、バングラの仲間たちは700人を超えました。すべての仲間
<2021年2月24日に書いた記事です> ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の「はなみち」こと、原口瑛子です。 前回ブログは、2020年2月。ビレッジ構想についてお話しました。やっと未来の一歩を踏み出せた...とワクワクしてた時に、予想外のコロナがやってきました。 その日から今日のこの日まで、バングラと日本の仲間たちの雇用を守るために必死な毎日を過ごしました。この一年は必死過ぎて正直あまり記憶がありません。 ようやく一年経った今、新しい生活様式に慣れ、振り返
<2020年2月23日に書いた記事です> ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の「はなみち」こと、原口瑛子です。 今回は、ビレッジ構想について。創業当初から私たちが考えていた構想が、ついに動き出したのでみなさまにもその裏側をお伝えしたいと思います。 一歩一歩ではありますが、理想をひとつひとつ実現していく、そんな私たちの姿を見守り応援してくださると嬉しいです。 ビレッジ構想とは?私たちビジレザの事業目的はバングラの雇用創出です。ソーシャルインパクトは自社工場の直
<2020年1月21日に書いた記事です> ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の「はなみち」こと、原口瑛子です。 今回は、昨年4月入社の新卒たばこについて。ビジネスレザーファクトリー株式会社の第一号の新卒である彼に対して、今の私ができる唯一の約束。 新卒とはどういう存在か?一般的に創業期のベンチャーでは、即戦力で中途採用を好む企業も多いかもしれません。同時に、新卒を採用したくても集まりにくい、入社しても育成する余裕がない、そんな企業も多いのではないのでしょうか。
<2019年6月27日に書いた記事です> ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の「はなみち」こと、原口瑛子です。 前回のブログは、赤裸々すぎる内容を思わず吐露してしまいましたが、今回は全く真逆の思いっきりポジティブな経営日記をお送りしたいと思います。 ようやくたどり着いた新たな経営理念(案)について。 これまでの経営理念(案)2017年6月、今から約2年前のこと。経営者となった私は約半年間、経営について無我夢中で学び、経営理念は大切であるっていう答えに行き着き
<2019年4月1日に書いた記事です> ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の「はなみち」こと、原口瑛子です。 前回のブログは2018年2月、現在は2019年4月。つまり、この1年間経営に関するブログを、全く書けませんでした。これはかなりの大反省をしています。 ビジレザとしての攻めが続いたこともあり、事業に余裕がなかったのは事実ですが、それよりも自分の中で、経営者としての変化があったからだと思います。 ようやく経営者3年目を迎えた私の赤裸々日記を、できればさら
<2018年2月22日に書いた記事です> ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の「はなみち」こと、原口瑛子です。 いつもは、ビジレザやメンバーのことを紹介するブログですが、今回は「働く」をテーマに、少し自分自身のことを綴りたいと思います。 私個人は「できれば静かに生きたい」という性格。少し前まで、SNSでも自分の言葉を発信できなかった私には、チャレンジングなテーマですが、あえて挑戦してみたいと思います。 私が「働く」ことにこだわる理由ビジレザの経営理念は、世界
<2017年12月11日に書いた記事です> ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)の「はなみち」こと、原口瑛子です。 前回のブログを書いたのが8月下旬。光陰矢の如し。あっという間に3ヶ月が過ぎました。 この3ヶ月で多くの出来事がありましたが、最大のイベントだったのは、10月初旬にメンバーと行ったバングラデシュスタディーツアー、通称BST! 今回はそのBSTを振り返りながら、私たちは何のために「働く」のか?というテーマで書きたいと思います。突然ですがあなたは何のた