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助成金をもらうだけが目的である会社は経営がおかしくなる。

現在は雇用調整助成金の支給申請の準備をしています。
この雇用調整助成金については「雇用の維持」を目的としているため社員の雇用を維持したらもらうことができます。

✅就業規則の変更をした場合には規定はずっと残る

雇用調整助成金のように会社に入る助成金は様々なものがあります。この助成金の申請には就業規則の変更を伴うものもあります。

就業規則の変更をした場合にはその条文というのはずっと影響が出てくるようになります。そのことについてはTwitterでもつぶやきました。

例えば定年延長でもらえる助成金があります。定年を延長するか定年を廃止すれば助成金をもらうことができます。
定年を引き上げ選択して助成金をもらい終わったから就業規則を変更して定年を元に戻すということはできないのです。

助成金をもらうためだけの変更は会社にとってもマイナスになるということを知らずに変更してしまうことがあります。

✅助成金ビジネスとしてとらえる社会保険労務士

助成金というのはあくまで労働環境が整った場合にもらえる副次的なものです。したがって助成金が欲しいから就業規則を変更しようというものではなりません。

しかし助成金をビジネスとしてとらえている社労士が中にはいます。その社労士は就業規則を変えるだけで助成金がもらえますよと謳って会社に提案を持ちかけてきます。

助成金というのは返済不要のお金であるため会社にとっては魅力的なもの

そのためその甘い誘いに乗って何も知らずに就業規則の変更をして助成金をもらっちゃう会社が多いです。

✅助成金を取ることが目的ですか?

私が最近よく言う言葉です。

助成金を取ることが目的ですか?

助成金は確かに魅力的です。しかしそれは一時金です。それによって就業規則の変更をするとなると後々影響が出てきます。

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会社の目的って何でしょうか?

助成金を取ることが目的ではないはずですよね。会社にとってお客様のために役立てる商品やサービスを提供することによって会社の利益を追求することが目的だと思います。

助成金を取ることだけが目的である場合は助成金に踊らされています。
そのすきを狙ってあくどい社会保険労務士が狙ってきます。

会社の目的を見失わないような経営をしなければならないと思います。

助成金は労務環境を整えて会社をよくしていった後のおまけです。
助成金が取ることが目的だと会社経営は失敗します。

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