嫉妬に悩むあなたを、解放します。

「嫉妬、それは人間史上最もくだらない感情だ。」

嫉妬、それは人間特有の現代病である。

■現代人の半日

現代は、嫉妬から逃れるのが難しいくらい、あらゆることが僕らを嫉妬させる。

朝起きてTwitterを開くと、既に誰かが朝活のランニングを終えている。
そのままTLに目を移すと、年収1千万の人がいつも通り仕事のコツを呟き、

NEWSPICKSを見ようものならば、経営者や起業家が、
専門的なコメントをしているが、自分にはさっぱりわけがわからない。

本心ではないもののTweetにLikeを押したり、ニュースを分かった気になっている、自分。

重い足取りで会社に向かうと、自分より早く昇進した同期に、

「なんだよ、さえねー顔してんな。」

と、声を掛けられる。

サクサク昇進していく同期をうらやみながら、自分と同期の面倒を見てきた上司に、

「お前は、●●と比較して。。」

なんて言われたら、その日の気分は完全ブルーになるだろう。

お昼休みに気分を変えたいものの、つい開いてしまったインスタグラム、
そこでは海外で働く大学の友人が、NY暮らしの写真をポストしていた。。

そう僕らは、いつだって成功者の影を追わされる。そして思うのだ、、、、

「なんで、あいつらばっかり良い思いしてんだ！！俺も努力してるのに！」

それが嫉妬というやつだ。

■単純思考から抜け出そう。

もし、あなたが似たような感情を抱いたことをあるなら言わせてほしい。

それは、あなたが単純だからだ。

まぁ、焦らずに以下の二人の人物を考えてみて欲しい。

海外暮らし、プール＆ジム付き高層マンション、駐在員。

30歳代、未婚、彼女なし、週末は一人で過ごす。

以上2人の人物を比較したときに、多くの人が前者の方を羨みます。

しかし、実はこの2人の人物は同一人物なんです。

なぜなら、僕のことだからです。

人が嫉妬を抱くのは、一つの物差しでしか物事を見ないことが原因です。
それを、単純化思考と言います。

Twitterならフォロワー数、IGならライク数、仕事なら年収、勉強なら偏差値。
嫉妬を頂く原因は、一つの物差しで自分と他人を比較してしまうからです。

でも、上の例に書いたように人にはいろんな物差しがあります。
敢えて、
① 海外で優雅な暮らしをする独身貴族
② 孤独で寂しい一人暮らしの独身男性。

を描きました。
“海外暮らし”や“人間関係”という1つの軸で見ると、人は嫉妬を抱いたり、哀れんだりしますが、

同じ人物だと知ると、いかに自分の感情が一つの物差しに振り回されるのかよくわかります。

嫉妬という感情自体が、いい加減なモノだと知ることが大切です。

とはいえ、ついつい嫉妬の感情を抱くものです。
そこでいくつか嫉妬の感情から抜け出す方法を紹介します。

① 辞める。
嫉妬は基本的に抱いてプラスになることはありません。同じ立場やレベルにある人に対して抱く感情です。

どんなにお金持ちでも、こどもYoutuberに嫉妬する人はいないですよね。
そのため、嫉妬する相手がいるグループから抜け出すのが一番早いです。

② もう一つ軸を持つ。
どうしても辞めることができない場合は、自分の中にもう一つ軸を作りましょう。

例えば、年収で同期と比較してしまうのであれば、社内のコミュニケーションや別のスキルを磨くなど。
もしくは、家庭生活を充実させるでも良いかもしれません。

もう一つ自分の軸、つまり自信や充足感が持てるようになると別の視点が身につき、
年収だけではない、別の視点で様々なことが見えるようになります。

③ 嫉妬の感情にニックネームをつける。
これが意外と効果抜群です。
僕は、嫉妬の感情を、“ジェラ男”と呼んでいます。（超チープ笑）

嫉妬の感情にあだ名をつけることで、感情を客観視してよりポップに捉えられることができます。
嫉妬が芽生えた時は、「きたな、ジェラ男。」と、呟いてます。笑

そうすると心も自然と落ち着いてきます。

■まとめ

まとめると、人間が“嫉妬”の感情を抱く時は、ひとつの物差しで相手と自分を比較するからです。

それを単純思考と呼びます。

しかし、実際にはいろんな軸や物差しがあり、ひとつの物差しだけで嫉妬に囚われるのは、いかがなものかと思います。

感情自体、いい加減なものです。

感情に対していちいち苛まれたり、反応するのは、あまり賢い考え方とは言えません。

それに、このnoteを読んでいる途中で、

それは、あなたが単純だからだ。

まぁ、焦らずに以下の二人の人物を考えてみて欲しい。

と、言われた時に感じた

「コイツ、むかつく」

という感情は、今の時点でどう感じていますでしょうか。
Noteの文を「です、ます調」に変えただけですが、だいぶその苛立ちは抑えらたと願います。

みなさん一人一人が、僕にとっては大切な読者です。

【コイツ⇒人⇒僕】に対してですが、記事を書いている人物は同じです。

それくらい感情は、だまされやすいもの。

と、気づけば一喜一憂する必要もありません。

その上で、いくつか嫉妬から抜け出す方法は紹介したので、嫉妬に悩んでいる方は、
是非トライしてみてください。

ではでは、本日もありがとうございます。