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教員経験者です。教員希望者向けに役立つ?ことをたまーにブログにしています。私自身も子育…

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教員経験者です。教員希望者向けに役立つ?ことをたまーにブログにしています。私自身も子育て中です。子を持つ親の苦労がよくわかるようになってきました。

最近の記事

新規採用の先生方に贈る、職員室に自分の居場所をつくる5つのコツ

新採の先生方、いよいよ1日から出勤ですね。おめでとうございます。 社会人なので、受け身にならず積極的に仕事に取り組んでほしい・・・と思いますが、入社して間もない人にそれを求めるのは酷というもの。 そこで、今回は私が勝手に 簡単にできて 職場の先輩から一目置かれる これだけはやっておけ!的なこと をお伝えしたい! きっとあなたのために、学年主任を中心として多くの先生が仕事をふってくれたり話しかけてくれたりします。 一方で、与えられた仕事だけでは時間を弄ぶと思います。そんな

    • 中学校の合唱コンクールは3月にやるしかない。

      合唱の持つ力は侮れないもので、やっている本人たち(特に男子)に関してはその多くが「かったるい」と思っている傾向にあるようです。感覚ですけど。 あるじゃないですか、「ちょっと男子しっかりやって!」的なノリ。あれはあれで見てて面白い(失礼)のですが。 秋開催が多いっぽい近年の働き方改革云々もあり、行事は精選されていく方向にあります。 そもそも精選ってどういう定義で話してるんだか、、、という疑問はあるのですが (そもそも私は行事ガンガンやるべき派閥なので・・・) 「運動会」を

      • 教師のバトン

        「3年間先生のクラスでよかった、楽しかった!」手紙に書かれていたこの一文で、少し教師感が変わった気がする。 今年の3月、私は中学3年生を送り出した。 3年間持ち上がれたのは2回目、10年ぶりのことだ。いつも途中から学年に入り卒業させることが多かった。 なぜ教師感が変わったのか? それは、自分がやってきたことが間違ってはなかった(正しいかどうかは解らないけど)ということが可視化できたからだろう。 いままでの卒業式は、どちらかというと「卒業はただの区切り、これからも頑張

        • なんでも学校のせいにするなや

          この記事、アクセスランキング1位(ダイヤモンドオンラインにて・1時間・8/9日13時現在)だそうです。 いやー久しぶりに素敵なタイトルの記事見ました(笑) 反射的に反論するのはよくないので、しっかり内容を理解することにします。 私が読んだ限り、筆者のメイン主張はタイトルに照らし合わせると ・公教育に批判的教育が足りない ・日本人が「扇動」に弱い理由を考えるべき もちろん細かいところは色々あるのですが、この2つが大きいところかなと。 2つ目の主張には、私も概ね賛成で

        新規採用の先生方に贈る、職員室に自分の居場所をつくる5つのコツ

          面接は「落ちてもいい」と思える人が突破する

          どうも、さぼりまくってたラーレです。 最近仕事も落ち着いてきたので、すこしアウトプットしていきたいと思います。 さて12日は東京都の教員採用試験でした。みなさん筆記はどうだったでしょうか。準備の成果は出せましたか? 無事突破できたみなさんは、8月に集団面接と個人面接が控えています。 面接は練習しにくいですよね。 私は全く練習せずいきました。自慢でもなんでもなく、それには根拠があります。独学で勉強していたので、練習相手がいなかっただけです(笑)ぼっちつらい。 ただ、今思

          面接は「落ちてもいい」と思える人が突破する

          教員採用試験小論文対策その3〜自分の教育指針を明確化する

          こんにちは、ラーレです。 さて、今回は採用試験小論文対策第三弾です。 「これ、解決策あるの?」 「なにも思い浮かばない…」 「この答えでいいか、自信がない…」 小論文あるあるですね。そもそもどう評価されるかわかりにくいので、書いてて自信がなくなってくることもありますよね。 採点基準はなんなのか課題把握、教師としての実践的指導力、論理的表現力等を評価する 主な評価の観点として、東京都の採用では上記が挙げられています。 大切なのは、 「個人の考えは評価に入らない

          教員採用試験小論文対策その3〜自分の教育指針を明確化する

          先生のやる気を引き出そう!やる気の出る言葉3選

          生徒のやる気を引き出すのは教師・保護者の役目です。 でも教師も人間です。斜め上方向から保護者にあらぬことを言われたり、しょうもない話に長い時間付き合ったりしたらやる気も削がれます。 もちろん教師として、どんな状況でも生徒たちのために尽力するのは当然です。そこにほんの一言、保護者からの良いメッセージが加わるだけでその力が俄然アップすることがあるんですね。 今回は私が印象に残っている、「頑張ろう!」と思た保護者からの言葉をいくつか紹介します。 学校がすごく楽しいみたいです

          先生のやる気を引き出そう!やる気の出る言葉3選

          教員採用試験小論文対策その2〜現状の否定はしない

          教育に関しては、どの人にも一家言あるような気がします。教育を避けて生きていくことは不可能ですからね。学校とかでいろいろな人の家庭事情を聞いて、『へぇ、そんな家もあるのね…』みたいに感じたこと、ありますよね? 小論文のテーマにおいても、『そんな状況になっていること自体ありえない!』とか、『そんな甘っちょろい意識だから公立学校はだめなんだ!』みたいな厳しいご意見をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。 結論から言うと、課題や現状に対しての否定はしないほうが無難です。その理由

          教員採用試験小論文対策その2〜現状の否定はしない

          教員採用試験小論文対策その1〜課題に正対する

          さて、今回からしばらく教員採用試験における小論文対策について記載していきます。 簡単に私の経歴を紹介しておくと、新卒で私立学校専任〜社会人入試で東京都公立学校専任〜現在は私立学校非常勤講師です。公立時代には主任選考も通りました。ちなみに主任選考も論文なんです。 小論文での失敗も含め、一応合格をした身から自分が持っているノウハウを公開したいと思います。 教員採用試験以外の小論文でも参考になることがあるかもしれません。 尚、これらの記事は東京都公立学校採用試験における小学校

          教員採用試験小論文対策その1〜課題に正対する

          就活生よ、教員になりたいか?

          小学校教員の倍率が2倍だって!?誰でも簡単に公務員になれます!それは、小学校教員になることです!(笑) まぁそれは冗談ですが、一時期に比べて教員採用試験の倍率はだいぶ下がりました。特に小学校の下がり方が顕著なようですね。小学校教員になりたい方はチャンスですよ。中学校以上も倍率は下がってますね。とはいえ流石にまだ2倍には届かなそうですが。 基本的に、公務員は好景気のときは倍率が低く、不況の時は倍率が高くなりますね。いまは好景気にブラックも相まってより一層人気がない。 教員

          就活生よ、教員になりたいか?

          苦手な教科を克服する方法は?

          生徒からももちろんあるし、保護者の方からもたくさん頂く質問です。 苦手な教科、無くしたいですよね。 「今80点を取れている教科をもっと勉強しても、あとは20点しか上がらない。けど今40点の教科をもっと勉強すれば、あと60点も上がる可能性がある!」なんて説得したことがある人もいるのではないでしょうか。 ・・・いやまてよ、そもそも苦手で40点なんだから、あと60点取れると行ってもそれはもはや苦手教科ではないのでは・・・ と、勘のいい子供は思うでしょう(笑 苦手を得意にす

          苦手な教科を克服する方法は?

          グレタさんのスピーチから見る、子供の導き方

          グレタさんのスピーチが話題になりましたね。 ネットの意見を見ると賛否両論のようです。 スピーチ内容の是非はともかく、『教育』という視点からこの話題について所感を述べたいと思います。 スピーチ自体は大成功スピーチの目的を考えると、グレタさんは本気で環境について危惧しており、何か変えたいからスピーチを行ったわけです。そして、多くの目の人に触れた。だから日本でも話題になったわけです。 話題になったということはすなわち、スピーチがみなさん届いたということです。これは大成功と言

          グレタさんのスピーチから見る、子供の導き方

          自分の子供に何を期待するんですか?

          こんにちは、ラーレです。 先日の記事、早速4人の方からスキをつけていただいて、とても嬉しいです。まぁ便所の落書きみたいなものなので、「ふーん」くらいで思っていただければと。 先日ファミレスで、めちゃめちゃ怒りながら子供の受験勉強に付き合っている母親を2組見ました。1組は小学校受験、もう1組は中学受験です。ミスすると怒るし、なんかイライラしているし、近くでご飯食べてて胸が痛くなりました。 みなさんは、ご子息に何を、どこまで求めるのでしょうか。 結論から言えば、子供に期待

          自分の子供に何を期待するんですか?

          学校は、「実績」ではなく「環境」で選ぶ

          こんにちは、ラーレです。 勢いがあるうちに、もうひと記事。 私の娘は5歳です。もうすぐ小学生、小学校ではどんな成長をしてくれるのかは多少楽しみではあります。 さて早速本題に。皆さん、進学先はどのように選んでいますか? 私立vs公立、偏差値、距離、、、色々要素があると思います。 その中で、私の経験上一番大切にしてほしいなと思うのは「環境」です。 【高校選び】進学実績で決めてはいけないどの高校でも、進学実績が公表されているはずです。この大学に何名合格!現浪比はこれくら

          学校は、「実績」ではなく「環境」で選ぶ

          ご挨拶

          初めまして、ラーレと言います。よろしくお願いします。名前の由来は、今乗っている自転車です。自転車はかっこいいです(個人的に)。 今回、まったりペースでブログを書くことにしました。 内容は教育についてです。教育関連のテクニック的なものを、どちらかというと私個人の忘備録として記していきたいと思っています。 簡単に自己紹介をさせてください。私は現在37歳で、公立学校と私立学校どちらも教員として経験してきました。 15年余り、大学時代の塾講師の期間も含めれば、かれこれ20年弱