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ご挨拶

初めまして、ラーレと言います。よろしくお願いします。名前の由来は、今乗っている自転車です。自転車はかっこいいです(個人的に)。

今回、まったりペースでブログを書くことにしました。

内容は教育についてです。教育関連のテクニック的なものを、どちらかというと私個人の忘備録として記していきたいと思っています。

簡単に自己紹介をさせてください。私は現在37歳で、公立学校と私立学校どちらも教員として経験してきました。

15年余り、大学時代の塾講師の期間も含めれば、かれこれ20年弱教育に携わってきました。

そしてこの15年で、子供達の様子は大幅に変わりました。

私は都内の学校に勤めていますが、一昔前は「荒れている」学校というものがたくさんありました。授業が成立しない、学校同士でケンカする、校内をバイクが走る(これは伝聞ですが)・・・

今ではそんな不良?は鳴りを潜め、暴力的な様子はどの学校もそんなには多くないのではないでしょうか。私も全ての学校を知っているわけではありませんので、所詮感覚ではありますが。

一方で増えてきた(顕在化してきた)のは、ADHDなどの障害を抱える子供です。

コミュニケーションが取れない、ずっと座っていられない、衝動的に行動する・・・など。

今の子供たちは、昔より複雑で難しい時代をいきているのかもしれません。

そういった教育現場に置いて、一定の手法はネットを調べればたくさん出てきます。それはそれで別に構わないのです。

しかし、私から見ると「それはどうなの?」という記事や意見も散見されます。

なぜなら、

「一般論は所詮一般論であり、個々の状況に沿った内容ではない」

からです。

同じ手法で、9割の人が「素晴らしい!」と感じるものがあったとしても、あなたが残り1割に入っている可能性は否定できません。

教育に関しては、この可能性が非常に高いと思います。9割の人が賛成する手法が少ないということです。

例えば「子供に手を出してはいけない」というのは、かなり前から現場では徹底されている事項です。いまだに手を出す教員は確かに1割もいないと思います。

しかし、保護者も含め、「意見としてはどうか?」と考えた場合、少なくとも1割以上の人が「多少なら良い」と思っているのではないでしょうか。実際に手を出している保護者は1割以上いると思います。

私はそれを否定する気にはなりません。(肯定もしませんが)

それが、「個々の状況」ということです。子供の立場から見た場合、「殴られたくない」と思うのは当然です。では保護者の立場からではどうでしょうか。「今日の気分」「体調」「今までの経験」「今までの経緯」そういった多くの要素が絡み合って「手を出す」という判断をしたのなら、それは単純に「手を出してはいけない」という一般論だけで片付ける問題ではなく、もっと視野を広げて考えなければいけない問題です。

表面上のテクニックだけでは、何も良い方向には進まないのです。

ここのnoteで、私は一般論を振りかざす気はありません。あくまで私の限られた経験の中でのお話になりますから、読んでいただいて何か琴線に触れるものがあれば嬉しいです。気に入らなければ、無視してください。全ての意見が皆さんの参考になるとも思っていません。誰かの意見を変えようなんて、大それたことも考えていません。先ほども申し上げた通り、個々の事情は一切考慮していないわけですから。

ただ我ながら、15年あまりの蓄積はそこそこ役立つことがあるのではないか?とは(少しだけ)思っていますので、もしよろしければご覧ください。更新頻度は低いと思いますが・・・まったりやっていきます。よろしくお願いいたします。

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