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先生のやる気を引き出そう!やる気の出る言葉3選

生徒のやる気を引き出すのは教師・保護者の役目です。

でも教師も人間です。斜め上方向から保護者にあらぬことを言われたり、しょうもない話に長い時間付き合ったりしたらやる気も削がれます。

もちろん教師として、どんな状況でも生徒たちのために尽力するのは当然です。そこにほんの一言、保護者からの良いメッセージが加わるだけでその力が俄然アップすることがあるんですね。

今回は私が印象に残っている、「頑張ろう!」と思た保護者からの言葉をいくつか紹介します。

学校がすごく楽しいみたいです!

これは嬉しいですね。基本的に、学校にはいかなければならない所ではあります。だからこそ、楽しい場所であるべきだと自分は考えています。

勉強なんて基本的には嫌いな子が多いはずです。勉強をメインでやっている学校が「楽しい」ってことは、きっと授業が楽しいんです。そうじゃなくても、人間関係がうまく行ってるとか、何かしらプラスがあるから「楽しい」っていうわけじゃないですか。

教師が頑張って作り上げたクラスの結果が聞こえてくるようで、すごい励みになりますよね。

うちの子、家で先生のこと○○って言っていましたよ!

○○にはポジティブな言葉が入ります。(ネガティブな言葉を入れて伝えてくる親がいたら嫌ですね)

家で話すことは本音が多いでしょう。学校では思っていても周りの生徒の目もあるので、なかなか言えないことも多いはず。その中で、この手の言葉がもらえたら嬉しくなります。「英語は先生がいいって言ってました!」とかですね。

他の先生に申し訳ない気持ちもありますが、それは先生の努力の結果なので仕方ないです。

少々不安があるとすれば、「この先生ラクだから好き!」という意味が込められている場合があります(笑)なので、保護者の方はそこまで見極めてから先生に伝えましょう。

まぁでも、家で先生の話をしてくれるというのはありがたいことです。それだけ印象に残っているということだと思うので。

先生、うちの子と仲良いですね!

これは、保護者の方と学校で良い関係が生まれていなければ出てこないコメントだと思うんです。

信頼されている証拠だと思います。

昔、結構問題児がうちのクラスにいたんです。ことあるごとに丁寧に対応し、うまくコントロールしていたんですが、そういう細かい工夫(生徒との駆け引きとか、タイミングとか、言い方とか)ってなかなか周囲には伝わらないんですよね。

これはもう教師の経験がなせる技というか、色々失敗しないと身につかないことなんです。

そういうのが(無意識に)評価されているからこそ、「仲良いですね!」って言葉がもらえるんじゃないかなと思います。

「ありがとうございます」「先生のおかげです」は汎用性ありすぎ

何について感謝しているかがぼやけているし、みんな言ってくれるからいまいちピンとこないんです。別に、言われて当たり前と思っているわけではないですよ。でも定型文みたいなものじゃないですか。

「あ、自分の取り組んでいること・工夫していること・努力していることが保護者に伝わっているな!」って感じられるコメントが本当に嬉しいんです。

「学級便りのここがすごく共感できました!」とか、具体的に言われるとこちらも勉強になります。「ああ、そういうことを保護者は求めているんだな」って。

もちろん、嘘をつく必要はありません。楽しくなさそうなのに、「楽しそうです!」なんてことは言わなくていいです。

ただ、もしそういうポジティブな様子が子供からうかがえるならば、どこかのタイミングで具体的に担任に伝えてあげてください。絶対喜びます。愛想が悪いあの先生も、家で保護者のセリフを思い出しながらニヤけているはずです(笑)

お互いに気持ちよく、より良いレベルで子供たちと接するようになれるといいですね!


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