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効果的に『復習』をする

今回は学習に大切な『復習』についてお話をします。

学生も大人の方も復習についてあまり考えてこなかった方は是非読んでください。

まず、多くの人がやりがちな復習ですが、習った学習をその日に復習した後しばらく触れない。

その為、学生だったらテスト期間になって1から再学習。

大人の場合復習すらしない為、本を読んだり勉強したりしてもそのまま忘れていく。


こういった流れが多いと感じます。


時間の無駄ですね。


非常にもったいないわけです。

一度の学習、復習では学習内容が長期記憶になりにくいんです。



では、どうすれば良いのか。



効果的な復習方法として有名なものが『分散学習』と呼ばれるものです。

有名なので知っている方はそれこそ復習だと思って読んでください。


分散学習とは、「復習の間隔を少しずつ伸ばすテクニック」のことです。
ここで考えてみてください。


スマホやIpadで使用するIDやパスワード、一回で完璧に覚えられますか?

何度も入力する内に見ないでも入力できるようになっていくのではないでしょうか。

学校の先生の名前や社員の名前も同じです。

一度では覚えられない。

何度も名前を確認し、呼んで、覚えていくでしょう。


分散学習も大まかな考え方は一緒です。


「繰り返すことで覚えていこう!」ということです。

大きく違うことは「間隔を少しずつ伸ばす」という点です。

これは、脳の構造上『忘れたころに復習する』ということが非常に大切だからです。

はっきり内容を覚えている状態で復習をしても効果は薄くなります。

では具体的に、どのように復習するのが良いのか。


ピョートル・ウォズニアックという研究者は分散学習の研究を重ね、最適な復習の期間を次のように導き出しました。


学習をしてから【1日後】、【7日後】、【16日後】、【35日後】


投稿しています10月3日を学習した日とすると【10月4日】、【10月10日】、【10月19日】、【11月7日】というような感じですね。


このペースでの復習を心がけると記憶力の向上、長期記憶への変化が起きやすいと言います。


学習した部分に付箋を貼ったり学習した日とページ数をメモしたりしておくと、復習がしやすくなりますのでお勧めです。

今回は復習に焦点を当てて、『分散学習』をご紹介しました。


是非参考にしてください。

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