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働かないで1才娘を保育園に預けた話

働かないと子供を保育園に預けられない、と思っているそこのあなた!
まだ仕事には復帰したくないけど、子供を保育園に預けたいそこのあなた!

安心してください、
普通に預けられますよ

どうも、えだまめです。
意外と冒頭のような、「保育園は働いていないと入れない」といった、誤った情報を持っている方が多いように感じます。
わたしも子供を産むまでは、詳しく調べていなかったため、当然の様に働いていないと預けられないと勘違いしておりました。

しかし、結論、“認可外保育園“であれば働いていようが働いていなかろうが、申し込みをして受け入れてもらえれば入れます。
もしくは、認証保育園(各自治体が定める基準をクリアした保育園)も両親の就労の有無に関係なく入園申し込みができます。

私は娘が0才の時に、認証保育園に申し込みをし、1才2ヶ月で入園させました。
今回は、そのときのお話をお伝えしたいと思います!

なぜ働いてないのに預けようと思ったか

当時、私は育休中。待望の第一子出産で、右も左も分からない子育てに悪戦苦闘しながらも幸せな生活を送っていました。
妊娠を期に実家近くに引っ越していたため、両親にもサポートしてもらっていましたし、夫の実家は遠く、義母は既に他界。よくあるお節介な義実家との闘争も幸いなことに全くありませんでした。
そんな恵まれた状況で保育園?と感じる方も多いと思います。

しかし、時はコロナ真っ只中‥‥!
娘がハイハイするようになったころ、よく地元の児童館に連れていっていたのですが、人懐っこい娘が同じ頃の赤ちゃんに近づこうものなら、即抱っこで回避!
とにかく“三密“とや飛沫“などのワードが飛び交っていた時期だったため、せっかく交流に行っても、接触できるような雰囲気ではなかったのです。

どこに行けば娘は心置きなく遊べるのか?

屋外の公園でも事態は変わらず。
遊びたくて全力でお友達に寄っていく娘に、相手のママが嫌がるのでは?と、なるべく話しかけないよう、おもちゃや体に触らないよう必死で止める私。
そんな毎日を繰り返しているうちに、
これ、なんなんだろう?
いつまで続くんだろう?
どこに行ったら娘は心置きなく遊べるんだろう?

と、娘に申し訳なく、止めることしかできない自分が悲しくなってきたのです。
もちろん、大人も子供もみんな同じような状況でし、もっと辛い環境の子供たちも大勢いました。
分かっていながらも、毎日毎日遠くからお友達を眺めるだけ。近づいても引き剥がされてしょんぼりする娘を見て、どうしても悲しくなってしまう母なのでした。

保育園=コロナ治外法権?

「遊んでくれる子はいねが~」
「遊んでもいい場所はねぇが~」
と、なまはげのように徘徊している時期、
いつもの公園に行くと、ちょうどワラワラ列をなして公園にやってくる園児たちの群れが。
無邪気に笑い、おいかけっこをし、お互いの手や体に触れあいながら汚れまくって遊んでいる‥‥そうか‥‥!
保育園なら親もいないし、何も気にせず遊べる!
と、いうわけで、保育園入園を視野に入れ始めたのでした。

仕事復帰に向けて、早めの二人目の妊活も視野に

また、私は一人目と二人目の育休を連続して取りたいという希望があり、もし娘を保育園に入れられるのなら、本腰を入れて妊活出来るというメリットもありました。
一人目の妊娠の時、つわりがひどかった経験があり、娘を毎日お世話しながら妊婦生活を送るのは恐怖でしかなかったのです。

正直、早くから子供を預けることに抵抗はありました。
ですが、私自身、0才から保育園生活を送ってきた身として思い返してみても、3才以前の園生活のことなんて見事になんにも覚えてなかったのです(笑)
そして、一生懸命働いて育ててくれた母への感謝も、女性として、一人の人間としてのリスペクトも欠いたことがありません。

と、いうことでいざ保活!へ乗り出したのでした。

認可外保育園とは?

調べてみると、私のように育休中で復帰の予定の無い親が利用できるのは、認可外保育園。(認証も一応カテゴリとしては認可外なのだそう)

では、認可外保育園とはどのような保育園なのでしょうか?字面だけ見ると、本当に大切な我が子を預けられる施設なのか、不安になってしまいますよね。

認可保育園が国の基準(保育士の人数、施設の広さ、園庭の有無など)をクリアしているのに対し、認可外保育園はその基準をどれかひとつでも満たしていない場合に呼称される保育園の形態です。
そして、認可外カテゴリのひとつ、認証保育園とは、都内であれば東京都、またはそれ以外の各自治体が定める基準をクリアしている保育園となります。
保育園によって、企業や学校法人、宗教法人などが経営を行っていたり、それぞれの独自の保育方針があるなど様々なバリエーションがあります。

私は、今まで計14園の認可保育園、認可外保育園(認証含む)を見学してきましたが、本当にクオリティはピンキリです。
認可外でも、かえって公立の保育園だと行っていないような、高度な教育を行っている保育園もあります。
認可でも認可外でも関係なく、ん?大丈夫??と思ってしまうような保育園もありますので、しっかり見学をしてから申し込むのをお勧めします。

※見学のポイントや、申し込みの極意、各種保育園の特徴などのお話は、ポッドキャストにて語っておりますので、是非聞いてみて下さい。


保育園に頼ることは悪じゃない

結果、最初は習い事感覚で週3日、その後第二子を授かってからはフルで認証保育園を利用していましたが、預けて大大大正解でした。
娘は優しい先生や大好きなお友達と遊べて楽しい、母は楽、息子(第二子)もゆっくり遊べて、一石二鳥どころか、100鳥くらいです。
うちは年子なので、もし預けなかったら思うと恐怖で失禁しそうです。

付け加えておきますが、我が家は決して裕福では無く、保育料も月6万円+αと決して安くはありません。
しかし、お金は後々いくらでも稼げます。
それより大切なのは子供の幸せと、なによりママの健康です。

様々意見は有るかと思いますが、働いてなくても子供を預けられる制度がある、そして預けたい人と預かってくれる保育園がある。
であれば、預ければいいと思うのです。
もちろん、葛藤は有って当たり前。子供を大切に思うがゆえ、他人に預ける自分を責めてしまう気持ちも分かります。
その気持ちを全部認めた上で、それでも必要と判断したのなら、もう迷わなくて大丈夫。
フルで預けなくても、一時保育や、週に◯日のみという預け方が出来る保育園もあります。

さいごに

働いていないお母さん=時間があって精神的に余裕があり、経済面でも恵まれている、というわけではありません。
国が“保育を必要とする“と定める家庭の幅はあまりに狭く、そこに該当しないグレーゾーンの家庭も山ほどあります。また、早期教育ブームの昨今、早い段階から団体行動に慣らしていきたいというニーズも高まりつつあります。

実際に子供を認証保育園に預けてみて知ったのは、本当に様々な状況の家庭があり、お母さんないしはお父さんが働いてない、もしくはお休み中という家庭も普通にあるということ。
そして、私以外の人は、私の家庭の状況や、働いているor働いていないに一切興味がないということ。(笑)

楽をする=悪ではありません。
しかし、あなたが楽をして気持ちに余裕が生まれると、家族に笑顔が増えるのは事実。
保育園を利用する、しないに関わらず、母親全員が自信を持って自分を大切にできる。
そんな日常であるといいなと思います。

<おしらせ>
子育て関連の雑談をポッドキャストでお話ししています。
14園回った保活の話、女友達や夫とのことなどなど、ゆるーく語っておりますので、家事や育児をしながら是非お聞きください。

お読み頂き、ありがとうございました。

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