作品1

『ワクワク商品企画室』のウラ話

こんにちは!
イー・クオーレのむかいやまです🐕

夏休みのある日、小学生向けマーケティング体験イベントを開催しました。
会社としても初めての試みです。その名も『ワクワク商品企画室』!

5月に入社し、今回初めて企画・準備から当日の講師までを担当させて頂きました。
今日はイベント開催に至るまでの思いを綴りたいと思います…★


そもそもの発端は、代表の犬飼がとあるリンクを送って来るとともに
「これ面白い!こういうのやろう!講師はまぁこ(私)で!」
という一言から始まりました。
そのリンク先は、あの話題になった『小1起業家』の記事でした。

実は私は保育士の資格を持っており、これまで子どもと関わる機会が多くありました。
子ども × マーケティング。
なかなか前例が無い講座づくりを任命され、
私はこの日から、子どもに伝えたいこと、この会社として出来ること、
なにより参加してくれる子どもたちに「楽しかった!」と言ってもらえる企画とは……?
そんなことを毎日毎日、考え始めました。

そして考えた内容は、お母さんやお父さんにインタビューをして、
お客さんの「ニーズ」を探ります。(マーケティング)
それをもとに、今世の中にない新しい商品を自由な発想で考えて
企画書を作ってみよう!という内容。

ただ、そこに1つどうしても加えたいものがありました。
それは子ども自身の「好きなこと・得意なこと・ワクワクすること」
を商品に掛け合わせるということ。

誰かのためだけに商品を考えるのも素敵なことですが、
なによりそれを考えたときに
『自分が嬉しい、楽しい』を大切にしてほしいと思ったからです。

少し前までは「お金とは、何かを我慢したり、仕事で時間や身を削って提供する対価でもらうもの」という様な風潮がありました。
それはそれで、努力型の日本人ならではのすごいことだと感じます。
でも最近は、仕事への向き合い方が変化してきていて

「自分の好きなことをベースに仕事を生みだそう」
「辛いことの対価ではなく、ワクワクすることでお金を稼いでも良い!」

そんな時代の波が来ています。
今回は実際にお金を稼ぐことはしませんが、夢をもつ子どもたちに
「自分の“好き”を忘れないで」ということを伝えたいな、と思いました。


最終的に、
「自由にイメージしてもいいんだ!」ということや、その楽しさ、
自分の発想を周りから「いいね!」と受け入れてもらう喜び。
そんなことを感じて欲しいと願っています。

やる前から「それは難しいよ。」「現実的に無理だよ。」
と、やったことのない大人に言われて諦めることは、
きっとよくあることだからです。

今回の講座を終えて、ご参加頂いた保護者の方々から嬉しい感想を頂きました。

「うちの子はちゃんと考えられるような子じゃないと思っていたのに、ちゃんとやっていて驚いた。」
「学校の先生から、これからは考える力が必要だと言われていて、
そうは言ってもうちの子は無理かなぁと思っていたのに、こういう機会があってすごく良かった。」

どんなに周りに褒められることよりも、きっと子どもたちは
『お母さんに褒められること』が嬉しいと思います。
自分の力で考えたものを、認めてもらう経験は自己肯定感を上げることにもつながります。
また、保護者の方々にお子様の素敵な一面を見てもらえたことも、
とても良い時間だったと感じました。
今後もまた、皆さんに喜んで頂けるようなイベントを開催できればと思います。

初めての開催で、至らない部分もあったかと思いますが
ご参加頂いた6人の子どもたちと保護者の皆さま、本当にありがとうございました!


★講座当日のレポートはこちら★