えこ

8年勤めた会社を退職し、未経験でフリーランスのフロントエンジニアへ。

えこ

8年勤めた会社を退職し、未経験でフリーランスのフロントエンジニアへ。

最近の記事

#19 質問の難しさと自分で調べる事の大切さ

WordPressでのサイト制作はこの時の私にとってはかなり難易度が高かった。 やりたい事ができないもどかしさがあるが、どうすれば良いのかわからずレッスン当日を迎えた。 「背景の色を変えたいんですが、どうすれば良いのかわかりませんでした。」 「背景とはどの部分のことですか?」 ヘンダーソン先生に質問をする時、時々意志の疎通が難しい時があった。 レッスン以外で質問がある時はメッセージでやり取りしていたが、たまに質問の意味をうまく伝えられない事があった。 この時もそうだった。

    • #18 WordPressへの挑戦

      「えこさんはホワイトハウスのサイトが何で出来ているか知っていますか?」 レッスン冒頭、ヘンダーソン先生から急な質問を受けた。 「え?知りません。」 「WordPressです。今日はそれをやります。」 次々と指示を出され、サーバー会社を契約し、WordPressをインストールした。 WordPressが何なのか、どうやって使うのか何も聞かされていないまま、とりあえず指示通りに動いた。 WordPressとは、簡単にいえばwebサイト制作ツールの1種。 サーバーさえあれば、

      • #17 サムネイル変更

        初案件の納品が無事に完了し、一息ついたがこれを続けていくのかと思うと少し怖くなった。 相談が来たら怯え、サービスを購入してもらえたらまた怯え、デザイン案を出したら却下され、クライアントに満足してもらうという事がどれだけ大変な事なのかを痛感した。 この恐怖を無くす為には案件を取り続けるしかない。 次の案件を獲得する為に、ココナラの出品ページのサムネイルを変更する事にした。 また、他の出品者のページを見て、皆がやっている様な物を真似して制作してみた。 今度は少し手の込んだ物に

        • #16 初案件の評価

          初めてのwebサイト制作案件はアウトドアレンタル事業の会社で、ランディングページのデザイン制作だった。 ランディングページとは、サイトの内容を1ページにまとめたもの。 私が何より苦しんだのは制作期間の短さだった。 ヘンダーソン先生は私に時給で考える事を徹底させた。 「納期は3日で伝えてください。3日です。」 この時まだ子供がいなかったので、時間の余裕はあったので、3日あれば余裕だろうなんて思っていたが、これが本当に厳しかった。 まず、ファーストビュー(トップページ上部

        #19 質問の難しさと自分で調べる事の大切さ

          #15 相談

          webサイト制作の案件はココナラだった。 ココナラに出品してから3週間後、私のスマホの通知が鳴った。 「Webサイトのデザインを相談したいので、見積りをお願いします。」 驚きと焦りが同時に襲いかかる。 すぐにヘンダーソン先生に連絡をした。 「とりあえず一旦落ち着きましょう。深呼吸してください。」 ここでやっと少し冷静になれた。 でも落ち着いて考えてもやはり怖い。 なんせ私が出来ることは、ノーコードツールでなんとなくサイトが作れる事だけだから。 よくあのダサダササムネ

          #15 相談

          #14 言葉選びの重要性

          「まあいいでしょう。これで一旦様子を見て、相談がこなければまたちょこちょこ変更していきましょう。」 私のダサダササムネを見て、修正点を100個ぐらい挙げてくるだろうと思っていたが、ヘンダーソン先生は何も言わなかった。 もちろん良いとも思っている感じでもなかった。 「サムネイルは良いとして、出品ページのテキストは少し直しましょう。」 「誰が読んでもわかる言葉を使う」 ヘンダーソン先生にこ指摘された事だ。 ココナラで案件が取れる様になってから分かった事だけれど、ココナラでw

          #14 言葉選びの重要性

          #13 デザインの壁

          ココナラのプロフィールと出品ページ作成で難航したのがサムネイル画像だった。 まず他の出品者のサムネイルを色々見てみる。 限られたスペースにたくさんの情報をうまく配置できている人もいれば、ダサいわーないわーという人もいた。 とりあえず私でも真似できそうなサムネイルを参考にしてみた。 この時AdobePhotoshopなんて持っていなかったので、Photopeaという無料で使える画像編集ツールを使用していた。 Photoshop程多機能ではないけれど無料で使えるツールとしては

          #13 デザインの壁

          #12 ココナラに出品

          3回目のレッスンでココナラにアカウントの登録をし、出品ページを作成する事になった。 ココナラやクラウドワークスに登録するのはもっと後になると思っていた。 ヘンダーソン先生は実践主義。 「案件対応は1番勉強になります。えこさんにはこのやり方が1番合っていると思います。僕は無理な事は言いません。出来ます。」 ココナラにアカウントを登録し、プロフィール文や出品ページの文章等はヘンダーソン先生に言われた事を仮入力し、あとで自分で考えた文章に差し替えた。 ヘンダーソン先生が担当

          #12 ココナラに出品

          #11 1万円の価値

          完成した美容院と社労士のサイトをヘンダーソン先生に提出した。 制作作業自体は楽しかったし、あまり苦労する事なく完成した。 でも自身はなかった。 私が普段見ているおしゃれなWebサイトとは明らかに何かが違ったし、あまりにも簡単に作れるので、こんなので本当に制作と言って良いのかと思った。 「よくできていますね。これぐらいなら1万円で出して良いでしょう。」 「え。これで1万円も貰って大丈夫なんですか?」 「よく出来ています。数点気になるところがあるので、そこは直しましょう。」

          #11 1万円の価値

          #10 はじめてのサイト制作

          2回目のレッスンサイト制作の練習をした。 「strikingly」というノーコードツールを使って美容院のサイトを作る練習をし、3回目のレッスンまでに完成させてくるという宿題が出された。 ノーコードツールとは、プログラミング知識がなくても簡単にWebサイトが作れるというもの。 strikinglyやWiX、ペライチ等がこのノーコードツールにあたる。 1個目のサイトのお題は「美容院」 あとは自由にして良いけれど、自分で設定を付ける様にとの事だった。 私が想定した美容院は、

          #10 はじめてのサイト制作

          #9 小さな実績

          「よくやりました。えらいです。」 2回目のレッスンは宿題をやり遂げた私への労いの言葉から始まった。 「出来ない人も多いです。この宿題をやってきた人はみんな成功しています。よくやり遂げました。」 ヘンダーソン先生は十分以上に褒めてくれた。 あなたは成功すると言われ本当に嬉しかった。 何より、会社から貰う給料以外で報酬を得られた事が私の自信になった。 新卒で入社し、8年間会社の給料だけで生活してきた。 無意識に、「収入を得る=会社から貰う給料」と思っていた。 そんな私が

          #9 小さな実績

          #8 1000円までの道のり

          商品登録とは、フリマアプリやネットショップに販売商品を登録する作業の事だった。 画像や商品説明文、販売価格等を設定する。 初心者向けの作業は、メルカリ・ラクマ・PayPayフリマ等のフリマアプリに指定された商品を登録する形がほとんどだった。 副業でせどりをしている人が商品登録のスタッフを複数人募集している様だった。 案件内容を覗いてみると、まずは3〜5日程度のお試し期間があり、その期間中に1日10件前後の商品を出品する。 そこまでの作業費が大体500円前後。 その後、双

          #8 1000円までの道のり

          #7 宿題

          「次のレッスンまでにクラウドワークスで1,000円稼いできてください。」 「…..。わかりました。」 「わかりましたね。では、楽しみにしてます。」 初回のレッスンが終わった。 案件獲得に特化したコースだというのは、カウンセリング時に説明はされていたけれど、初回の宿題でこれはかなり厳しい。 期間は1週間しかない。 とりあえず、クラウドワークス内で仕事を検索してみた。 クラウドワークスとは、仕事の受発注ができる、副業やフリーランスの人がよく使用しているサイトだ。 仕事を

          #7 宿題

          #6 初回レッスン

          初回レッスンは水曜日の10時開始だった。 オンラインでのレッスンだったので、上半身だけ身支度をし、新しいパソコンにイヤホンを繋いで10分前からスタンバイしていた。 初めましての人と話すのはすごく緊張するし、習い事にあまり良い思い出がない為、少し不安だった。 時間になり、初回レッスンが始まった。 お互いの自己紹介をし、カリキュラムの説明やレッスンの進め方などを説明された。 穏やかで厳しい人だと思った。 キツイ事を言われたとかではなく、何となくそう思った。 良い意味で。

          #6 初回レッスン

          #5 準備期間

          プログラミングスクールを契約し、お金の振込等が終わった後、初回レッスンまでに約3週間程の準備期間を作った。 パソコンの買い替えや事前に渡された教材を通読、担当講師に提出する目標シートの作成等、細々とやる事があった。 スクールに通い始めの頃はまだ会社を辞めていなかったので、仕事と並行して準備を進めていた。 初回レッスンの1週間前頃だったと思う。 私の担当講師からメッセージが届いた。 どこのプログラミングスクールの口コミでも書かれていたが、講師の当たりはずれが結構あるらしい

          #5 準備期間

          #4 カウンセリング

          プログラミングスクールの無料カウンセリングは自宅でオンラインで受けるスタイルだった。 コロナ中という事もあったのかもしれない。 一通りのプログラミングスクールを調べ、私はフリーランスを目指していたので、フリーランスコースが一番充実していそうなスクールのカウンセリングを初めに申し込んだ。 もちろん口コミも調べて、評価が高かった事も判断材料の1つになった。 カウンセラーの方は女性でまず自己紹介をしてくれ、こちらのヒアリングを元に色々な提案をしてくれた。 ついでに「ご夫婦で検討

          #4 カウンセリング