見出し画像

【限界突破すれば確実に進化する】

今日は

『限界突破すれば確実に進化する』

について考察していきます。

人は誰でも仕事、運動、健康等
あらゆる分野において
進化向上したいと考えています。

結果が全てではありませんが
良い成果が出る事は嬉しい事であり
1つの指標と励みになります。


私は「限界突破」
という言葉が大好きで
強烈なパッションを感じています。

超ドMな性格をしている事もあり
自分を極限まで追い込み
痛めつけては這い上がる事を
色々な場面で実践して来ました。


特に剣道において
「限界突破」を体感した事が
苦難困難を楽しむマインドに
活かされています。

通常であれば辛くて苦しい稽古から
1秒でも早く逃げて楽したいと考えます。


ではなぜ「限界突破」を好んで
試みるようになったのでしょうか。

もちろん道場の師範による
厳しい指導のおかげもあります。

習い始めた頃は
右も左も分からない状態なので
師範の教えを守っています。

「守破離」で言う
「守」の部分です。


いきなり「限界突破」する
のではありません。

最初は「限界突破」する
前段階を教えてもらっています


剣道の基本は
綺麗な姿勢で竹刀を構えて
真っ直ぐに打突する事です。

物凄く当たり前の事なのですが
この基礎中の基礎を疎かにして
悪い癖をつける門下生が多いです。


理由は下記の通りです。

普段の姿勢が猫背等で悪いゆえに
正しい姿勢を取ると慣れるまでに
身体全体の筋肉が緊張して
窮屈さを感じる為。

試合で勝ちさえすれば
正しい姿勢等はどうでも良いと捉え
カッコつけてオリジナルを追求する為。

自分には全く合わないやり方だと
勘違いして思い込み成果が出ないのは
指導者のせいだと責任転嫁する為。


仕事でもよく見かける光景
ではないでしょうか。

営業やプレゼン等においても
土台となる基本トークを習得せず
「独自性こそ最強」と謳って
実際の現場で撃沈している状態です。

コピーライティングでも
写経や基本の型があります。

基本原則を守って継続して
書き続けているから書けるのであって
少しかじった位で出来る事ではありません。


稀に天性のコミュニケーション力があり
臨機応変にアドリブを交えながら
適応出来る人も居るかもしれません。

私の剣道の先輩はまさに天賦の才で
さほど稽古をしていないのに
試合では余裕で勝っています。

いわゆる「天才」と称される方々です。


「天才」が全く鍛錬をしていない訳ではなく
最大の才能を上手く引き出して
最大の機会に投じているから
最高の結果が出ているのです。

人はそれぞれユニークな
才能を持っています。

よって皆「天才」なのです。
「天才」も「限界突破」しています。


もしここで

「試合に出て早く勝ちたい」

「短期間で楽に痩せたい」

「最短最速で一攫千金を手に入れたい」

etc

と焦って小手先の技に頼ると
無惨な結果が待ち構えています。

仮に運良く結果が出たとしても
ただのまぐれです。

瞬間風速で終わります。

現実の世界は
そんなに甘くないです。


野球で言えば
打者が素振りとフォームが
全く出来ていないにもかかわらず
ホームランを狙うようなものです。

そんなプロ野球選手を
お見かけする事はありません。


どんな事でも正しい方法で
鍛錬を積み重ねていくと
着実に上達していきます。

土台の基本が整う事で
次の応用に移行していきます。

いわゆる「破」の部分です。


ようやく試合の場で活かす為に
応用技を含めた実践形式が始まります。

ここで勘違いしやすい事例として
「質量転化の法則」による
アウトプット重視の考え方です。

「最初から現場に入って大量行動の経験をしながら
 同時にインプットを並行して習得させていくべきだ」


決して間違いではありません。


「量質転化の法則」とは
量をこなしていく事で
質が上がっていく現象です。


知識習得によるお勉強中心よりかは
実践行動を伴った経験をしていくほうが
早く確実に身に付きます。

但し間違った方法で
量をこなしたところで
良い結果は得られません。

必ず正しい学習方法あるいは
正しい方法を教えている
指導者から学ぶ事です。


重要な観点は
正しい学習方法と指導者が
長期的視点で俯瞰している事です。

耳障りの良い甘い言葉を並べて
厳しい事は全く伝えない
学習方法や指導者とは
断絶する事です。

その代表者が詐欺師です。


詐欺師は上手い話を持ち掛けて
堂々と接近してきます。

武道やスポーツの世界では
詐欺師を目撃する事は
殆どありません。

昨今の五輪競技や世界大会は
きな臭い部分があるので
一部入り込んでいるかもしれません。


ビジネスの世界では
お金が絡んで来るので
必ず詐欺師の存在があります。

裏を返せば詐欺師が居れば
マネタイズは可能という事です。


「詐欺師は極悪非道だ」
と罵倒して批判批評する事は
誰でも出来ます。

しかし、詐欺師から
教訓を学ぶ事も必要です。

なぜなら詐欺師は
短期的欲求を刺激する事に
長けているからです。

詐欺師の手口として

「美味しい儲け話」金融詐欺

「氣分を高揚させる甘い誘惑」結婚詐欺

「手間暇かけずに結果を出せる内容」オレオレ詐欺

etc

感心する程巧妙です。


詐欺師の手口を学ぶのではなく
短期的欲求に誘導されないように
反面教師とする事です。


「限界突破」する過程において
詐欺師からの誘惑には
細心の注意を払う事です。

有頂天や天狗になっている時が
最も危険なので常に自戒します。

詐欺師に翻弄されず
自分の内側にある怠惰な心に
打ち克つ事も「破」の一環です。


ここまでは
「限界突破」出来ているもしくは
「限界突破」最中とする前提です。

反対に
「限界突破」出来ていないあるいは
「限界突破」しようとしていない場合は
どういう状態でしょうか。

それは

「居心地の良い場所で現状維持をする」

「100%出来ると信じて取り組んでいない」

「短期的欲求に飛び付いている」

です。


人間は1%でも猜疑心があれば
行動に躊躇するようになります。

「信じる者は救われる」に近いですが
100%信じてコミットメントするだけで
覚悟が出来て取り組むようになります。

たった1%ですが余地があるだけで
「まだ大丈夫と」安心するので
本氣で動こうとしません。


万が一通帳残高がゼロになり
家族全員が路頭に迷うとなれば
お尻に火が付き死物狂いで
行動するようになるものです。

想像を絶する恐怖と不安が
目の前に迫って来れば
否が応でも重い腰を上げます。

そうなる前に発破をかけて
セルフコントロールする事です。


意外に思われるかもしれませんが
人は成功したいようで
実は成功したくないのです。

成功を避けています。

頭や心の中で想像している内容として

「成功して周囲から疎まれたら嫌だなぁ」

「成功した暁に豪遊し過ぎて破綻するかもしれない」

「成功する事で富裕層との付き合いが大変になるなぁ」

etc

まだ成功していないにもかかわらず
余計な事をあれこれ心配して
現状に留まろうとします。

居心地の良い場所に留まり
現状維持をする事に
快感を覚えています。


本当に成功したいのであれば
居心地の悪い場所に飛び込んで
不安定状態を体験する事です。

自由を求めるのであれば
不自由な環境で摩擦と葛藤を
受け入れて楽しみます。

便利を求めるのであれば
不便な状態に身を置きます。

『不便な事に成功の秘訣あり』参照。


最終的に「離」の部分では
基本の型やメンターから離れるのではなく
今までの自分から決別して
新しく生まれ変わる事です。

少し出来るようになったくらいで
次のステージに行くと豪語するには
程遠いと師匠から教わりました。

死を迎えるまで鍛錬は続きます。


「限界突破」を実践している
分かりやすい事例が
元大リーグ選手のイチローさん
ドラゴンボールの孫悟空です。

2人共年中修行していつも
負荷をかけ続けています。

苦しいと思わず
むしろ楽しんでいます。

「学び」「実践」「追求」を
とことん繰り返しています。


「限界突破」する為に必要なアプローチを
まとめると下記の3つです。

1. 100%出来ると信じてコミットメントする

2.正しい学習方法を習得して反復継続する

3. 常に居心地の悪い場所に行って日々負荷をかける


今すぐ現実的に出来るアクションは

「今まで食べた事が無い国の料理を食べる」

「今まで行った事が無い場所に足を運ぶ」

「今まで読んだ事が無い本を読む」

全て新しい経験を実践する事です。


人は同じ事を繰り返しつつ
違う角度から斬新な発見をすると
体得しようと認識し始めます。

筋トレで徐々に負荷をかけていくと
筋力が付いていくように
脳にも少しずつ刺激を与えていくと
脳細胞が活性化され神経発生がおこります。


「限界突破」する事で
新しい自分を作っていきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたの
「限界突破」エピソードを
教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?