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【信頼を大切にする】

今日は『信頼を大切にする』
についてお伝えしていきます。

10月の最終日
世間ではハロウィンと
国政選挙の報道が目立ちます。

企業としてはマーケティング的に
イベント企画の一環として
仕掛けやすい思惑があるのでしょう。

お祭りとして賑わうことは
大いに結構なことです。

しかし、ハロウィンの起源や
歴史的背景を考察してから
実行することも大切ではないかと
いささか感じます。


それはさておき本日のテーマ
「信頼を大切にする」を
深く掘り下げていきます。

前回の『出し惜しみしない』とも
関連しています。

信頼は信用と比較対照
されることが多いです。

あくまで個人的な解釈で陳述します。

「信用」はその人の過去の実績や
経歴等を参考に評価することです。

「信頼」はその人の人柄、考え方
あり方等を未来に向けて
無条件に評価することです。


確かに肩書きや業績は
1つの参考材料になります。

どんなことに取り組んでいるのか
詳しく知るきっかけにもなります。

無いよりあったほうが
良いかもしれません。

しかし、それだけで人を判断するのは
早とちりではないでしょうか。

承認欲求を満たしたいがために
むやみやたらに資格を取得して
猛アピールする方も一部おられます。

資格は他者や物事に貢献して
全体的に発展することが
目的であれば良いと思います。

自分を自慢するためのツールとして
取得するのであればただの自惚れです。


最初は誰でも経歴や実績はありません。
完全にゼロからのスタートです。

肩書きや経歴を重視している人からすれば
その時点で相手を信用しようとしても
恐らくできないでしょう。

人は無意識に比較を持ち出して
自分と優劣をつけたがる生き物です。


例えば企業でスタッフを
雇用するとします。

目的は結果を出してくれる
人財を見つけることであって
スタッフの経歴ではないはずです。

ところがプロフィールの経歴を見て
つい物差しで測る傾向があります。

大卒でないから学力がないや
資格がないから何もできない等の
固定観念に囚われてしまいます。

学歴や資格の落とし穴が
ここにあります。

立派な経歴はあっても
結果が出ないのであれば
それこそ無意味でしょう。

信用も取り入れつつ
信頼を検討することで
チャンスも広がります。

信用を無視しろというのではなく
信頼も併用した上で判断したほうが
より多様な人財によって
活躍が期待できることです。

※学歴や資格を批判しているのではなく
 客観的事実を申し上げているだけです。

 私も国家資格保有者でありますが
 正直なところ肩書きの一種に
 過ぎないと考えています。

 専門分野でのプロフェッショナル
 ではありますが、もっと他分野で
 活かせることはできないかと
 思っているくらいです。


信用を大事にするとすれば
銀行で住宅ローンを組むや
事業で融資を受ける場合等でしょうか。

確かに大金を貸す訳ですから
収益がある人でなければ
そう簡単には貸せないでしょう。

信用だけの視点で
見ていればそうなります。


例外に該当する事例として
ムハマド・ユヌス氏が
「グラミン銀行」を創設しました。

グラミン銀行は貧困層を対象にした
低利・無担保融資を行う銀行です。

グラミン銀行の是非は別にして
ユヌス氏は信頼を前提に事業を
開始したことです。

いわゆる「マイクロクレジット」です。

当時の金融業界では異例だったでしょう。

もちろんマイクロクレジットが
万能ではなく問題点もあります。

ただ凝り固まった常識の
思い込みを外すことで
新しい展開が開けるのです。

銀行、保険会社等に
大きな変革があると
思われます。

今後はブロックチェーン
仮想通貨、暗号通貨等の
台頭によりお金の仕組みも
変化していくでしょう。


世界の投資王として有名な
ウォーレン・バフェット氏も
信頼を最も大切にしています。

信頼を積み重ねるのは
20年間かかるが失うのは5分だ。
もしそれを弁えていれば
行動が変わってくるものだ。

お金、モノは失っても
信頼だけは死守する。

そこで信頼を得る3つの方法として

1:相手の得だけを考える

2:Win-Winを考える

3:全ては自己責任


最初は相手のビッグウインを考えて
それから自分のことを考えるようにします。

どちらかが得ではなく双方が得すること。

そして、どんなことがあろうとも
全て自分の責任とすることです。


仕事、人間関係全てにおいて
信頼の重要性は増していくでしょう。

信頼を基軸に邁進していきます。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。

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