見出し画像

【論理&感情&行動のバランスを整える】

今日は

『論理&感情&行動のバランスを整える』

について考察していきます。

私自身学生時代から
論理的に考える事

つまり
「ロジカルシンキング」が
得意ではありませんでした。


殆ど感情に基づいて
行動していました。

良く言えば
情熱や想いがあります。

悪く言えば
興奮的な状態だけです。


アパレル商品を
衝動買いをしていた頃は
感情を最優先にしていました。

購入する基準としては

「お気に入りのブランドはワクワクする」

「所有しているだけで満足した氣分になる」

「高揚感に満ち溢れてご満悦になれる」

etc

金額や機能を考える事なく
欲望のまま動いていました。


思い返すと恥ずかしいですが
お店側には都合の良いお客です。


まさに

「人は感情でモノを買う」

「人は論理ではなく感情で動く」

「人は論理で正当化し感情で行動する」

論理は後付けにして
感情で動く事を
体験していました。


見方を変えると
人はあらゆる事を決断する際に
難解且つ複雑に思考する事を
無意識に避けています。

決断の直前に頭の中で緻密に
あれこれ計算して理屈を
考えようとはしません。


例えば、高額な買い物である

「家(不動産)」

「車(高級外車を含む)」

「ブランド品(アパレル関係)」

etc

これらも必需品であると
思い込んでいるだけです。


表向きは

「家族の為にはマイホームが絶対に必要である」

「プライベートを含め移動手段には車が欠かせない」

「高級品は品位があって長持ちするから価値がある」

もっともらしい作話で
正当化します。


しかし本心では

「マイホームを持つ事は社会的に面子が保てて
 一国一城の主としての地位も確立出来る」

「車がある事で周囲より余裕があって
 良い暮らしが送れている事を示せる」

「高価なブランド品を買えるだけの実力があり
 他者よりも優位性を誇示出来る」


周囲との

「セックス」

「ステータス」

による比較競争を
相当意識しています。


表面上ではいかにも
必要性を謳っています。

ところが、深層心理では

「何としてでも友人勝ちたい、負けたくない」

「周囲の人々が優位に立つ事は腹が立ち、抵抗を感じる」

「他人が良い身分で過ごせる事が羨ましい、悔しい」

葛藤や嫉妬の感情が
渦巻いています。


特に高額な買い物をする時や
重要な決断をする時は
感情で判断する事は控えます。

要するに

「想像以上の恐怖と不安に煽られる」

「瞬間的に希望と欲望で高揚している」

ポジティブ、ネガティブ共に
IQが下がった状態では
間違った判断をしやすいです。


契約書の署名、融資の決断等は
無闇に焦っては自滅しかねません。

感情が乱れている時は
時間を空けて氣持ちを
ゆっくりと落ち着かせる事です。


人間は他の動物と違って
脳が優れています。

3つの脳の中でも
人間脳が際立っています。


爬虫類脳は行動(本能):マイク・タイソン

哺乳類脳は感情(情緒):ウサギ、優しい女性

人間脳は論理(思考):ウォーレン・バフェット

それぞれ上手く対応しています。


すなわち

「論理&感情&行動のバランスを整える事」は

「3つの脳を連携させて調和を図る事」です。


日々の生活では
頭の中で3つの脳が
対話しています。

理想的な会議の進行は
人間脳が中心となって
爬虫類脳と哺乳類脳を
まとめていく事です。


人間も動物ゆえに本能に忠実です。

三大欲求を満たす為に
爬虫類脳がパワフルに動きます。


しかし、爬虫類脳だけで行動すると
抑制が利かなくなり暴走します。

食事、性行為、睡眠を過剰に行うと
適切な生活が送れません。


また独りぼっちは
寂しくて辛いと感じると
哺乳類脳が働きます。

仲間を求めて交友関係を
築こうとしていきます。

グループ作りや毛繕い共感を
強く求めて活動します。


最終的に自分の願望を満たそうと
人間脳を使いロジカルに分析して
思考するようになります。

これらは全て
マズローの五段階欲求の
階層順に沿って進んで行きます。


人間脳が爬虫類脳と哺乳類脳を
むりやり支配して
抑圧するのではなく
手を取り合って協力する事です。

冷静且つ合理的な考えをした上で
感情はニュートラルな状態を維持し
思いっ切り行動する事です。


思考(想像)⇒感情⇒行動

この順番で進めて行きます。


反対にビジネスにおいて
マーケティングやセールスでは
相手の人間脳を突破して
感情を動かしていく事です。

優秀なセールスマンは
商品や会社の説明は殆ど行わないで
お客さんの感情に訴えかけています。


いつの間にかアップセルをされて
ついつい余分に買い物する人は
感情を上手く刺激されています。

売り手と買い手で
状況は異なりますが
意思決定に関しては日頃から
論理を鍛えておく必要があります。


「屁理屈ばかりで一切行動しない」

「情に訴えるばかりで合理的な考えがない」

「無駄な行動ばかりで計画性が全く無い」

いずれもバランスを欠くと
頓珍漢な状態に陥ります。


「ロジック」論理

「エモーション」感情

「アクション」行動

調和の取れた状態で
前進して行きましょう。


最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたは日頃
「論理&感情&行動」を
どのように活用しているか
教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?