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本屋大賞2021~2023

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本屋大賞2021~2023の30冊分を2024年中に読む。
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光のとこにいてね

2023年、3位

やばい言葉が出ない。
最初は退屈で、パラパラ飛ばそうと思いつつ真面目なせいで読んでた。でも、どんどん読むのをやめられなくなって、半分まで読んだ頃、ここからあと半分しかないの?と悔しくて、読み終わる頃にはなんか言葉にできないくらい胸がいっぱいになった。

私にも似たような人がいる。切っても切れないのかな、切ったことはないから分からないけれど、この子がいないとダメなんだ、この子じゃ

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犬がいた季節

2021年本屋大賞第3位、伊吹有喜著「犬がいた季節」読了。

過去3年分の本屋大賞を読むと決めてから、30冊のうち何から読んでいこうかな〜と考えあぐねていた時「よし、タイトルで選ぼう」と思い、最初に手に取った本。

自分で決めたとはいえ、半ば義務で読む本。あまり期待もしていなかったが、すごく、すごくそれはそれは想像以上に良かった。さすが本屋さんの店員さん、誰かに勧めたくなる本だ。

昭和、平成、令

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「#真相をお話しします」読了。
今年の達成したいことのひとつに「本屋大賞歴代3年分30冊読む」というものがある。

52ヘルツのクジラたち 町田そのこ

大学のレポートで使う本を図書館に探しに行った時、そういえば、、と思い借りてみた。あらすじは知らず、事前知識といえば本屋大賞を受賞した本という認識くらいだ。YouTubeで色々な動画漁り、くじらの鳴き声にたどり着いたら多くの人がこの本から来たとコメントされていたので気になっていた。

最近、カツセマサヒコさんの2作目「夜行秘密」を読んだばかり。2作連続重たい話とはなかなか心にくるものがあった。読んだ

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