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  • 本屋大賞2021~2023

    本屋大賞2021~2023の30冊分を2024年中に読む。

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    自分が少し写ってます

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最近の記事

人には翼があってね

最近、人間に翼があったらなと思う。そんなしょうもないことばかり考える。 1人で旅行に行った。 美味いもの食べて フェリーに乗って 路面電車に乗って 温泉に泊まって 色んなものを見て、色んな空気を吸って、色んなことを考えた。当たり前だけど、1人で旅行に行くと「ひとりだなあ」って思う。数多の2人組を横目に音楽聴きながらフラフラ歩いて、予定通りに行ったら行かなかったり。またそれも楽しくてね。 ずっと行ってみたかった場所だった。大学の時から友達と行きたいねなんて話してて、でもす

    • かくしごと

      映画「かくしごと」 主題歌である羊文学の「tears」を聞きに見に行った。 想像できる展開に、あからさまなセリフ、間延びした展開になんだかな〜と思ってしまいました。 ただ、泣いてる人もいてきっと多分私には足りない経験があるから、きっと母親の立場だったらまた捉え方も変わっていたのかなと思います。 女優、杏さんの演技力でなんとかなってる感があったかな。

      • “本を読む”こと

        ブルーマリッジを読んだ後、深夜テンションで作者の公式ライン(手動返信)に感想を駄文で打ち込んだ。翌朝返信が来ていた。 その感想の前置きに「私は本を中古で買うけど、カツセさんの本だけは新刊で買います。」と自分で打っていて、それが何故だろう?と自分の中で疑問に思っていたから今日の朝ずっと考えてた。 で、結論は私にとって“本を読む”ことは「消費に過ぎないから」だと思った。 ブックオフで本漁って、値段で買ったり、値段でやめたりする。買っても、つまらなかったらまたブックオフに売りに

        • ブルーマリッジ

          毎週ブックオフに行っては本を探し、誰かが手放した本を大事に抱えるような私が唯一、新刊を手にする作家がいる。 なんでだろう、きっかけは覚えてないけど、なんか多分Twitterでその人を知って、もう10年近く経ってもいまだに私の指針になる言葉を世界に発信してくれたからだと思う。 「ブルーマリッジ」 これまでの作品とは系統が異なる不思議な本。男性に読んで欲しいとか、あらすじとか、色々目にしてきたけど、読んでみると全然違うじゃんという感想しかない。 うーん、私にはこの本を理解できる

        人には翼があってね

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        記事

          星を掬う

          2022年、第10位。 すみません、涙が止まらないんですけど。大号泣しすぎて息ができません。 やばい、怒涛のラストスパートが苦しすぎて辛い、もちろんいい意味で。 町田そのこ先生は天才なのか?いやもう天才という言葉では言い表せないな。 「母という呪縛 娘という牢獄」っていうノンフィクションが頭をよぎりながら、それはそれはとても美しい話だった。 「私の人生は、最後まで私が支配するの」という言葉に考えさせられる。それは認知症を患って愛している娘たちに迷惑をかけたくないという意

          星を掬う

          お探し物は図書室まで

          2021年、第2位 結構子供向けなのかな〜と思いつつ読んでった。 でも、本屋大賞のすごいところって「誰かに薦めたい」って確かに思うんだよね。 私は普段から、すれ違う人とか旅行先のバスの窓から人の営みを見つめて、きっと一生話すこともなく、この先また会うことのない人たちに思いを馳せるというか、なんかどう言う生き方をしてきたのかなとか、運命じゃないけどそう言うことを考えてしまうタイプでさ。 そういう人の本質に触れることができる本が好きで、この本には5人出てくるんだけどそう言う点

          お探し物は図書室まで

          らしくなくても好きな人に好きって言いたい

          今までの私はさ、 結婚に興味がなくて、自分はこのまま1人で寂しさを抱えながら生きていくんだろうなって思ってた。誰かと付き合ってもどうせ別れるのにと諦めてて、実際別れるたびにほらねと確信に変わっていった。 自分のことは大事だけど、自分の人生なのにどこか他人事で、どうでもよくて、ふらふらしてて、地に足がついてなくて、1年後すらどうなってるか分からない危うい毎日だった。 でも、今の人と付き合い始めてからさ、 結婚には興味はないけど、この人とする結婚なら興味あるなとか、一緒に住むの

          らしくなくても好きな人に好きって言いたい

          自転しながら公転する

          2021年、第5位。 タイトルから気になってあらすじ見てもっと読みたくなった。 面白かった。ちょっとした仕掛けも、内容も。 そして驚くほどリアルだった。 私は来年3月で24歳になる。すごい。名前の横に来る年齢が(24)になるんだよ。24歳って、それこそ10年前とか中学生の時は「24歳で結婚して〜子供産んで〜✨」とか思ってた。けど、24歳って自分が想像していたよりもキラキラしてなくて普通でただただ歳を重ねて生きてきたら数字が加算された結果でしか無かった。 今はまだ周りが結

          自転しながら公転する

          14歳の栞

          本当に本当にずっとずっと見たかったの!!!! たまたま映画館を通った時にポスターが見えて発狂。Twitterで知ってからずっと沖縄で上映してくれるのをずっっっっっっっとまってた。 本当に本当に、上質なドキュメンタリーだった。胸がいっぱいになってニヤニヤしてなんかもう本当にたまらなかった。 青い青過ぎるよ。 え?!デート密着していいんですか!?!?バレンタイン渡すシーンとか覗いていいんですか!?!? 本当にただただそこにある毎日が映し出されてあって私の時はどうだったかなって

          14歳の栞

          違国日記

          最近公開日ダッシュ決めがち。 面白かった〜ガッキーが正欲を皮切りにとてつもない演技力を発揮してるという噂を聞きすっごく楽しみにしてた。 うーん中学生って柔い。子供ってすごい。青い。学生の時は本当に朝ちゃんみたいなこと思ってた。“先生”っていう大人で、“母親”っていう大人っていうものだと思ってた。母親も人間なんだなって思ったのは20歳すぎてからだし、教職取る同級生を見て、まあそうだよね当たり前だけど先生だって普通の大人で恋だってするし生活があって人生の営みがあるんだと気づい

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          スモールワールズ

          2022、3位 「光のとこにいてね」がすごく良かったから一穂ミチ先生の作品がもっと読みたいなって手に取った。 一穂先生の本って本当に不思議でなんかページを捲る手が止まらないんだよね。面白いとかワクワクする謎解きみたいな感覚とは違ってなんか自然と当たり前のように読み進めてしまう不思議。 面白かった。 短編集なんだけど、いくつか書き留めておきたい言葉があったから残しておく。 「気持ちって物理なんだと思う」 「わたしたちは赤ちゃんの時にすべてを持っていて、成長とともにすこしず

          スモールワールズ

          付き合ったよ

          なんだか初めて“考え切った”という感覚。 付き合いたいな〜って気持ちと付き合いたくないな〜って気持ちが天秤にあって、ずっとどっちかに傾くことはなかったけど、ある時を境に「うーんもうなんか大丈夫かも!」と吹っ切れた。 私すぐ1人でどっか行っちゃうし、1人で割となんでもできて、このままずっと寂しさを抱えながらも1人なんだろうな〜って漠然と思ってた。でも、先輩と話してると、帰る場所というか、落ち着ける場所に先輩がいてくれたらめちゃくちゃ嬉しいなって思った。 そう思った瞬間になんか

          付き合ったよ

          「母という呪縛 娘という牢獄」 無条件で愛されているのは子ではなく親、という言葉を思い出す。

          「母という呪縛 娘という牢獄」 無条件で愛されているのは子ではなく親、という言葉を思い出す。

          元気がない時に読むやつ

          この記事は元気をなくした時に私が私を元気づけるために読むやつです 【最近の私は元気がないです】 pmsのせいかと思っていたらどうやら違うようです。梅雨のせいかとも思ったけどそれも違うみたい。多分、いわゆる、燃え尽き症候群。 社会人になってまる1年経った。辛かったこともいい経験だったと自分で落とし込めるようになったし、期待してるよって言われるようにもなった。 自分で頑張ってた自覚があったのかは分からないけど、多分結構頑張ってた。でも、今年の4月以降糸がぷつりと切れて、毎日残

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          不死身ラヴァーズ

          見てきた👀 ずっと楽しみにしてたんだよ!!! もうなんか、胸のドキドキがすごい、ずっと恋してるみたいな映画だった。 高校の時好きな人を意識した瞬間のあの心臓のバクバクをまさかまた映画で味わうなんて。 作中でりのちゃんがこうのくんを好きだと思った瞬間心臓が“ドクドク”ってなる瞬間すごい分かるんだよ、「そう!恋ってこう言うもの!!」ってめっちゃ思った。 原作は知らないけど、雑誌でこの映画の紹介をしてて、原作ではこうのくんがりのちゃんに何度も恋するんだね。でも、でも原作知らない

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