オルタネート
2021年、第8位。
よくまとめられた本だなって思った。
やっぱり本屋大賞すごいところって前も言ったけど、「誰かに読んで欲しい」と思えるところだと思う。
ただ、個人的に登場人物の紹介が始めのページに書かれてるの好みじゃないんだよな。確かにわかりやすいけど、「この人誰だっけ」って記憶を探る感じが楽しかったり、初めから「この人大事な人物ですよ!」って言ってるみたいで意識して読んだりしちゃうからなー。
最近、小説も映画もメタ意識が強くてダメだ。わかりやすい伏線とか、展開とか。どうしてものめり込みづらくなったな。
でも、面白かった。最後のそれぞれのストーリーがそれぞれの瞬間で進んでいく切迫感とかね。
おわり
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