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DYRが権利を保有する著作物の利用について

通常の有償依頼により納品された著作物の利用 従来通り、著作財産権を譲渡、DYRは著作者人格権を行使しないという大枠はありますが、ご依頼毎に交わす契約の内容が優先されます。 無償依頼、又は公共空間にアップロードした著作物の利用 詳細な契約がない場合ですので、著作権を含む全ての権利はDYRが保有します。 DYRがキャプション等でラフであると明言した絵の利用 CC0ライセンスを付与し、無制限に利用いただけます。 タイムラプス等の動画の一部を切り取ったものは含まれませ

    • DAISOに隠された驚きの真実

      DAISO店舗に山盛り積まれている『ワイドBOX No.2』であるが さて、ここにフローラルフォームがあるとしよう。 通称『オアシス』。 フローラルフォーム 生花用給水スポンジ 8ブリック 【23×11×8cmサイズ】 これの端を5mmほどカットすると、なんと…… めっちゃピッタリサイズ!! 謎の茶色い部分をもぎ取ると、ご丁寧に空気穴が2つ現れる。 しかも重ねても空気の流路がしっかり確保されている。 まるで専用設計だ。 コンパクトで必要な機能が揃っている。

      • 赤松健参議院議員の講演

        概要本noteは2023年6月10日に早稲田大学小野記念講堂及びZOOM中継にて開催された、第1回「US-Asia Comparative Copyright Law Roundtable (June 10, 2023) / U.S.-Asia国際著作権シンポジウム[人工知能と著作権法]」 (https://rclip.jp/2023/04/08/20230610/) にて、登壇者の赤松健参議院議員の講演内容を文字起こししたものです。 ・強調的な口調の部分は太字で示しています

        • 俺がたこ焼き屋台をしている時の話

          屋台でたこ焼き売ってる時にさ、 お客さんの列じゃないとこで タコの権利団体の人が 「タコは高知能!殺すな!」 とか叫び始めたよ 俺はあーまたそれなーとか思うじゃん そしたら知らんおっさんがさ、 俺が客がいない時に座るパイプ椅子を 奪って権利団体の人をブン殴り始めたよ 俺は「は?」って思うじゃん そしたら喋るデカいタコとか 炭治郎のコスプレしたおっさんとかが 集まってきてガチャガチャヌチャヌチャ 騒ぎ立てるわけよ 気味が悪いし、どさくさに紛れて ま

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        • DYRの小説
          11本

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          レッセフェール・・パラノイア

          企画 資本主義が実体化していった19世紀初頭というのは、産業革命によって勢力を増す資本家が国家による支配から解放されることを望んだ時代だった。イギリス功利主義の創始者であるジェレミ・ベンサムは「社会の幸福とは、社会を構成する個々人の幸福の総和である。個々人はなにが己に快楽をもたらすか知っているのであるから、アダムスミスの自利選択の原理によって、個々人はただ放任されていれば、社会の幸福に資する」とし、政府による個々人の活動への介入を抑制すべきと考え、「最良の政府は最小の政府で

          レッセフェール・・パラノイア

          漫画『そこにいるのか?(いてくれ)』のプロット

          漫画『そこにいるのか?(いてくれ)』 登場人物 ・ソウタ 高校生男子。ミユキの幼馴染で恋人。ミユキを交通事故で亡くし非常な悲しみに襲われる。 ・ミユキ 高校生女子。ソウタの幼馴染で恋人。交通事故で死亡した数日後、事故の現場で目覚める。物語の語り手で視点。 ・住職 明雲寺の住職。ソウタとミユキが明雲寺に訪れた際、彼らに直接教え導くことになる。 あらすじ 幼馴染だったソウタとミユキは、ついに恋人として付き合うことになった。しかしその後、ミユキは交通事故で死んでしまう。

          漫画『そこにいるのか?(いてくれ)』のプロット

          MEMVRANI

          DYR Creationが提唱する概念であるMEMVRANIは、個々の人間の精神と物理的な世界の境界に存在する、概念上の膜のことです。五感のような人間の知覚は不完全なため、個々の人間はこの膜を通してしか外の世界を見ることはできません。また外の世界の人間も、ある個人の内面を、この膜を通してしか見ることはできません。精神と物質という、互いに融合することのない二つの要素が接する境界のことを、MEMVRANIと呼んでいます。 さて、私たち人間は、実は大昔からMEMVRANIを利用し

          MEMVRANI

          シューカンドルヴァはカワいいだケじゃなイ①

          ある街に引っ越してきた女。彼女は仕事の都合もあったが、恋心もまた抱えていた。大学時代の先輩男とルームシェアをすることになっていたが、その男には想いは伝えていなかった。 街の中心にある駅に降り立つと、女はすぐに違和感に気づいた。プラットフォームの地面や天井の至るところに、凹みや穴があるのだ。案内板もボロボロで、とても主要鉄道の駅とは思えなかった。不思議に思いながらも改札を出ると、男が待っていた。相変わらずのイケメンで女は嬉しくなる。が、やはり街並みのボロボロさに不安になる。

          シューカンドルヴァはカワいいだケじゃなイ①

          Electrical Estrus

          ナノメートル規模の間違いがあったらしい。 詳細はアクセスできる限りの記録にはない。 解決されたのかも分からない。 ほとんどの情報が伏せられているか、存在しないのか。 人造の美、工業製品の美。 洗練された構造と機能が醸し出す美。 人のそばで活動し、人を助ける、そのために作られたはずだったが……。 間違いがあったらしい。 最初にハードウェア階層の問題だと伝えたが、実は伝染性があるらしい。 すまない、詳細は分からないんだ。 もしそれがコンピュータウイルスの一種なんだとしたら、マ

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          こおりのしたのさめ

          すごいと思わない?いくら潜っても底が見えないプールがあるなんて。 すごいと思わない?そこには私達の想像を超える生き物が山ほど生きてるってこと。 すごいと思わない?昔の人類が一番恐れていた生き物は、海に棲んでいたんだって!! さめさめさめさめさめさめさめさめ! 海に憧れてたくさん映画を観た! さめは背びれで波を切って静かに近づく! そして一気にがぶり!! 海だけじゃないかも!さめは空からも襲ってくるらしい! 木星圏開発団から連絡があった! エウロパの氷の中から氷漬けになった

          こおりのしたのさめ

          ねこはかわいいだけじゃない

          にゃにゃにゃ!ご主人おかえりなさい! ご主人さまの作ってくれるご飯大好き! 作りたてのあったかいご飯がいいなぁ! 好き好き好き!ご主人ずっと一緒なの! トイレもお風呂も一緒じゃないとダメ! どうして一緒に寝させてはくれないの? いやいやいや!なんにも分かってない! ご主人はわたし達のこと大好きだもん! わたしのこと一番に考えてくれるもん! ふぅふぅふぅ!なんだか胸が苦しいよ! かってにお部屋に入ってごめんなさい! わたしのからだおかしくなっちゃった?

          ねこはかわいいだけじゃない

          荒野のグリーゼル

          揺れる海原は地平まで続く荒野に変わった。 波を切る水飛沫は肉を削ぐ砂埃に変わった。 塩と錆は今も変わらない。 歯車は欠け、配管は破れ、軋む船体は今にも崩れ落ちそうだ。 しかし船は未だ進み続けている。生きている。 一歩、さらに一歩と、砂と岩を踏みしめて前へと。 青空は誰も見たことがない。 空を覆うのは分厚い酸性の雲。 赤く濁って、太陽の位置さえ分からない。 夜の光は恐れの群れ。 目指すべき場所がある。 緑と水の大地が待っているという。 それがどこにあるのかは分からない。

          荒野のグリーゼル

          見た夢_20200710

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          花火

          花火  夏の風物詩として、花火は僕たちの心の奥深くに染み付いている。爆音とともに美しい光芒をひらめかせる打ち上げ花火は、毎年何十万もの人々の心を惹きつける。夜空の火球を見上げている間、僕たちの心は一つになっているんだ。  でも、僕はもう一つの花火の話をしたい。手持ち花火の話を。僕と彼女の手元で、僕と彼女だけに見つめられて輝いていた、小さな小さな火球についての、話。  毎年決まって、花火を買っていくのは僕の役目だった。彼女が飽きないようなユニークな花火を探すのは楽しかった。

          花火

          日常Co.,Ltd

          『日常Co.,Ltd.』  最近、街を歩いていると、奇妙な看板が目につくようになった。なんでも「日常をお売りいたします」というのが売り文句らしい。日常って売り買いできるもんなのか? 看板が目に入るたびに疑問が頭の中をグルグルする。あまりに気になるので、職場の同僚のEさんに話をしてみた。Eさんは俺と同期で、仕事のできる女だ。 「日常を売りますって看板、最近増えてますよね」 「はあ、もうだいぶ前からありますよね」 「Eさん、気になったりしません?」 「う〜ん、あたしはあんまり。

          日常Co.,Ltd

          霖雨に潤う葉の隙間から

           大学から出て少し南に行った所から折れる路地の突き当たりに、古びた喫茶店がひっそりと佇んでいる。錆びて詰まった雨どいからは雨水が漏れ続け、軒の下はさながら滝のようになっている。スタンド付きの黒板には、ただ「OPUN」とだけ書かれている。オプン? 窓はくすんで中は見えず、かろうじてぼんやりと橙色の灯りが点いているのがわかる程度だ。傘立てのつもりだろう、膝ほどの高さの壺が置いてあるが、水が溜まっていて死んだ蛾が浮いていた。傘を畳むと、私はそれを窓枠に引っ掛けた。スカートに跳ねた水

          霖雨に潤う葉の隙間から