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私を通り過ぎていった男たち

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昔どこかでふと見かけた「今、一番近くにいる男があなたのレベル」本当にそうだと思う。思い返すと、いろんな男の人を好きになった。そしてその男たちは、確かにその時の自分を象徴していたな… もっと読む
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①今の私をつくった男の言葉

①今の私をつくった男の言葉

話しが絶望的に面白くない初めての彼高校生の頃、恋愛が全てだった。頭の中95%は、恋愛で他の5%で他のことをまかなっていた。当時付き合っていた彼、その彼がいなくなったら本気で死ぬと思っていた。今振り返ると不思議で不思議で仕方ないけど、彼氏という存在が自分の一部のように思えた。

名前はタカサトといった。ヤンキーみたいな車やバイクが好きで、顔は細長いサル顔。痩せてて背はそこそこで、とてつもなく話しが長

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②今の私をつくった男の言葉

②今の私をつくった男の言葉

常に酒に溺れてフワフワしていた少し年上の彼次に好きになったのは大阪・堀江のダイニングBARでバイトした時に出会った5コ上のケンちゃん。ケンちゃんはそのお店の社員さんだった。ロン毛で、細マッチョで関西弁バリバリで、シャイで、仕事してる時以外はいつもお酒を飲んでいた。シラフの時は、あんまり話さないんだけど、お酒を飲むとびっくりするくらい饒舌だった。ケンちゃんとのデートはいつも飲み。飲み以外は候補に上が

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③今の私をつくった男の言葉

③今の私をつくった男の言葉

多くを語らない無神経なバンドマンの彼(笑)いけっちょとはお洒落なダイニングBARで出会った。私たちはそのお店のバイト仲間で、たまたま同じ歳だった。当時、私は大阪の靱公園らへんに住んでいて、そのあたりに働くところなんて山のようにあるのに、なぜか私は友人に誘われて、わざわざ遠い天王寺にあるそのお店でバイトを始めた。

いけっちょは池田という苗字だった。池田さんは、関西では「いけやん」と呼ばれることが多

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④今の私をつくった男の言葉

④今の私をつくった男の言葉

相当変わっていて、人一倍繊細な優しい彼
ドガ。彼のことを私はそう呼ぶ。ドガマという日本に何人いるかわからない珍しい苗字のドガ。ドガとは20歳の時バイトしていたカフェ出会った。(よくよく考えると出会いはバイト先ばっかりだなw)

ドガは今まで私が出会った中でも、相当変わっている人だった。猫バス見たいな顔をしていて、目が大きくて、体格は良かった。みんなで一緒にどこかに出かけると急にいなくなるという謎の

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⑤今の私をつくった男の言葉

⑤今の私をつくった男の言葉

この関係を人に知られてはいけない有名人の彼10年ほど前まで私はラジオDJだった。ちゃんとラジオDJとして活動していたのは3年くらいだったから、かなり短いけれど、それでもいわゆるメディア業界に身を置いていた時期があった。ラジオ業界は、テレビとは全然違うけれど、それでもやっぱり業界は業界だったな、、と今振り返ってもそう思う。

有名人なので、ここでは彼のことは○○さんと呼ぶことにする。彼とは、私がラジ

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モラハラする彼の本当の本当のキモチ。

モラハラする彼の本当の本当のキモチ。

26歳の時から9年付き合った彼は、私にとって人生をかけた大切な人だった

出会って次の日に付き合って、ほぼ9年付き合った。
でも、彼と一緒に過ごした9年間は、すれ違いの連続だった。

お互い大切に思ってるのに、こんなに大切に思ってるのに
私は彼の心がわからず、そして彼は私の心がわからなかった。

どちらかと言えば、彼は自分の彼女は自分のものにしたいタイプの人だった。私は彼が大好きだった。嫌なとこも

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モラハラする彼との別れ方

モラハラする彼との別れ方

前回この彼のことを書いて、モラハラで悩んでる女性が改めて多いことを知ったので、少し続編的なものを。

モラハラの彼と別れて、もうすぐ5年になる。でもやっぱり9年という年月を一緒に過ごした彼から受けた心の傷は、未だに、たまにフラッシュバックしたりするから完全には癒えてないのかなって思う。

私が彼から受けていた1番のモラハラはなんと言っても無視。

その無視は、いきなり始まって、いきなり終わる。

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