記事一覧
構造主義と神話論理Iを読み終えて
先日、クロード・レヴィ=ストロースの「神話論理I 生のものと火を通したもの」を読み終えたのでこの気持ちを忘れないうちに記事を書きました。
この神話論理は全4巻、4巻目が2冊あるので全5冊からなり、1冊あたり約500ページ(ハリーポッター1冊と同じぐらい)、約2,000ページからなる大著です。
クロード・レヴィ=ストロースは構造主義を世界に広めた人物であり、日本では1980年代にニューアカブーム
プ譜とはなにか?AI時代の思考法
先日作成したプ譜の資料を公開しました。
コンピュータやAIが台頭し、論理的な面で個人の思考力では及ばない時代にどのような思考を持つべきかメタ的に思考したものです。
2024年7月27日にオープンソースカンファレンス@京都にOSSで開発したプ譜エディタを出展します。
よければ見に来てください。
プ譜エディタ
科学と神話で起源の説明の仕方の違いを考えると、
論理は否定と肯定の組み合わせとして、神話は分離と結合の組み合わせになる。
分離と結合が生きる欲求の共通項になるのか?
今回記事を書いて、プ譜というものが縁起的思考以外の複数の思考法を束ねるという特徴があることもわかった。これについてはどこかでまとめようと思う。
観測しづらいレンマ的知性と意識がどう接点を持つか悩ましいが、ぼんやりと浮かんでくる構造をすくい上げる時が接点なのではないか。
浮かび上がるまで待たねばならない不思議な知性。
共通部分(Φ)を「無」として「併合」すれば新しい統辞体がZとして形成されることを意味している。
レンマ学 P.290 中沢新一
これが講演で言っていたゼロ空間というものか。
"意識は人類がいま用いている言語の構造にしたがって、アーラヤ識に生まれてくる。"
レンマ学 P.156 中沢新一
なぜ意識が言語の構造に従うのか?
言語を獲得する前は意識がないのか?
心の中のつぶやきがなぜ日本語なのかは改めて考えると不思議である。
レンマ学を読みながら、プ譜が抽出される源泉、プ譜の外側にあるのは何か?気づきや記憶、思い出ではなかろうか?
中沢新一 構造の奥
自分の理解度が浅いが3回ツイストさせればパクリじゃなくなることなのか?
プロジェクトの社会性を考えるとプロジェクト同士がおしゃべりをして比較して仲間をみつける。
商品の社会性を考えると、物象化、物神崇拝の末、商品のファンタジーな仮想空間が現実世界にオーバーレイされているのではと至るが、奇人的な内容なので大きな声では言えない。