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愚痴のトリセツ

どうも、そしてお疲れさまです。

最近、人から愚痴られることが多くなりました。

別に僕がものすごく傾聴力があるわけでもないし、人格的に優れているわけでもありません。むしろ、人の話なんて本当はそこまで聞きたくないし、人格は最低クラスだと思っているくらいです。

まあそれでも愚痴られるということは、それだけ信頼が?何か聞いてほしいのかな?と思うようにして、うんうん言いながら聞いてはいますが…

ちょっと気づいてしまったんです。
みんな、ちょっとおかしい方向に進んでいるんじゃない?ってことに。

■事実は変えられない


そんなことはわかっている!と思いたいのですが、起きてしまった事実は変わらないんですよね。

きっとただ話を聞いてほしいだけ、知ってほしいだけで、具体的な解決案なんて求めていないんでしょうけど…その感情自体は僕にはあまりないものですが、理解としては追いつきます。

そもそもですが、仕事・プライベート問わず、起こってしまった出来事を変える力は人間にはありません。それこそ神龍呼ばないといけないですよね。つまり無理なんです。

でも愚痴りたい!自分の中で消化できない!

そんな時もありましょう。だから人は不安や不満を言葉にして吐き出し、自分の中から消去しようとするのです。

ただそれを続けていると、永遠にイタチごっこになるわけです。

僕の考えとしては、起きてしまったことから「じゃあ次はどうしたら同じことが起きないようにできるのか?その可能性を低くできるのか?」と考える方がよっぽど合理的だと思います。

それができれば苦労しない!と言われたこともあるんですが、でもですよ?本当に起きてほしくないことなら、本気で防ごうとするはずなんです。

たとえば信号が黄色で横断歩道を急いで渡ったとしましょう。運悪く、車も突っ込んできてしまって、危うく衝突するところだった…。そんな展開を味わったら次は「よし。黄色信号で渡るのはやめよう」となるはずです。

このように絶対に次に起きてほしくないことがあれば、ちゃんと考えると思うんです。でもそれをしないでただ愚痴る、不満を吐き出すというのは、、、次の対策にはなってないわけなんです。

■言っても解決しないなら自分が変わるしかない

最近、特に「文句を言えば変えられる」と思ってしまっている人、そういう人生を送ってきた人、無意識にそう捉えている人が増えているように思います。

統計学的に数値をとったわけではないので、実際のところはわかりませんが、実感としてそんな感じに見えます。

まず文句を言う人。これはもうなんというか無駄な行為。時間も労力も勿体無い。そんなことに時間使うなら、紙に不満を吐き出して、解決策を探った方が100倍マシ。

不満の9割は人間関係です。しかし社会は相手があって成り立っています。ここを拒否・否定したら、人生そのものを否定することになります。まあそれでもいいなら止めませんが、きっと惨めな人生に感じてしまうことでしょう。

このような案件に対して、僕がいつも管理職としてアドバイスすることは「相手は変えられない」ということです。

不満がある人はつい、相手に行動変容を求めるんです。自分の思い通りになってほしい。そうは言っていないと言うかもしれませんが、つまりはそういうことを言っていることにも気づけていないんです。

これは仕事じゃなくても、育児でも言っています。相手は変えられない。だから自分が変えていくしかないってことを。

ちょっとカッコ良く言えば「自責100の他責0」という言い方。100%自分に要因を求めるという、ある意味では脳停止にも見えますが、その実、自分の行動を振り返ることにつながることを、多くの人は知らないのです。

確かにこの考えを実践するには骨が折れる作業になります。

だからこそやりたくない、向き合いたくないんでしょうが、モノゴトを変えていくなら、絶対に必要な思考になります。

■自分のコーチは自分

コーチングというポジションや職業があります。

第三者にコーチングしてもらうことで、本来の自分の姿であったり、目指すべきものが見えてくるという手法で、ここ近年頻繁に耳にするようになった言葉でもあります。

個人的にはコーチングを受けられる環境やチャンスがあれば、積極的に受けた方がいいとは思っています。やっぱり第三者の意見って、違う角度からみてくれるので、とてもためになります。

一方で「事情も知らないのに、偉そうに言われたくない!」と考える人もいます。

おそらく愚痴ってくる人はこのタイプが多いでしょう。解決策を求めていない時点で、ただ感情を吐き出したいだけ。コーチングを受けた方がいいとは思いますが、まずそういう気持ちにすらなれないと思います。

そんな人には「自分のコーチは自分やぞ」と言っています。

人に否定される、指摘されるのが嫌なら、自分でその作業をすればいいじゃないかってことです。

これ、僕も良く取り入れているのですが、こんな方法になります。

1)思っていることを紙(もしくはPCに)箇条書きで書き出す
2)それに対して自分なりに論破する
3)言い訳をする
4)言い訳している時点で感情的になっていると認定
5)論破された内容を振り返り、改善していく

という作業です。

これのポイントは2つ。

・論破
・言い訳の有無

です。

まず自分の意見を論破することは結構簡単です。重箱の隅をつつくようにすればいいだけなので、それなら人にやられるよりはまだマシでしょう。

そして「言い訳の有無」です。内容なんてガン無視で構いません。言い訳したくなった、してしまったらその時点で感情的になっています。自分にとって大したことがない、解決策を持っているとなれば別に反論なんてしたくありません。

ただ受け入れて淡々と改善作業を行います。

感情が理屈を上回ってしまっている時点で、いいアイデアなんて浮かびません。他責が1%でもあったらどんな秀逸に見えるアイデアも、僕から見れば「本当は自分のせいだなんて思っていないだろ」です。

実際には相手の方が悪い部分が多かったとしても、自責100にすることができるなら、まずそういう展開にならないように自分でできることはなかったのか?と考えることになります。

起きたことはもう変えられません。でもその出来事を生かすも殺すも自分次第。過去を変えられないかもしれないけど、そこから起きる未来は変えられます。過去の「意味」を変えることができるんです。

■全部が全部適応はしないけれど

僕の考えや方法が、この世で起きる全てのことに対応できるわけではないのは明白ですが、わりと大体のことには適応できるかなと思っています。

結局のところ、自分のせいにする必要はないんですが、自分が改善できる部分があればそこを修正していく。相手に問題があったとしたら、そこを修正できるように自分の働きかけを変えていく、なんてこともできるわけです。

そこを直視しないのは、逃げていることと同じ。逃げているものに文句を言う資格なんてありません。そんなの負け惜しみですし、超絶ダサいしカッコ悪いし、情けないし残念な人間になってしまいます。

時には人に文句や愚痴を言うことも必要なのかもしれません。でもその出来事というのは、あなたしか経験したことがないものですし、近いものを経験したことがある人はいるかもしれませんが、100%同じということは99.9%ありません。

僕はそんなことに時間と労力を費やすより、2度と起きないように計画や戦略を組み直すということに、自分のリソースを使いたいと思っています。

ぜひ皆さんにもそうしてほしいなと思っています。

そうなれば残念な問題なんて起きようがないんですから。

ということで本日のnoteはここまで。
今日もありがとうございました!



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